ゴリカテ “ ゲロ古 ” の列挙

ここにいきつくまでのサイト『 Dear 』シリーズとか『 Matsudiary 』とか、かなり遡る日記たち。分類すんのも面倒なので、ここに集約。

- I'm wearing my heart on my sleeve. -

 さすがに自分でもアホかと思った1日。


 自転車で≪平岡ジャスコ≫まで行く。
 たぶんその無謀さというか、チャレンジャーというのは、わかる人にはわかる距離……
 それなりの厚着ではあったものの、さすがに汗かいた。
 いっつもリュックをしょってるとはいえ、背中にじんわりどころじゃない。けっこう上に着てたやつが変色するぐらいだったと思う。
 そのまま楽器屋さんへ突入。
 うちの近所には楽器屋さんがない。
 帰宅したとき、ウメちゃんはまた車を磨いていた。
「おう、お疲れ」
「いやぁ~、さすがに疲れた」
「どこ行ってた?」
「≪ジャスコ≫」
「マジで? そりゃ疲れるわ」
「遠すぎ」
「で? 買ったものは?」
「いや? なんも? なんも買ってない」
 笑いながら見上げた空が、いつもより高く感じた。


 どうやらホンット惚れっぽいらしい……
 多情というわけじゃ~ないんだけども、なんかすぐに熱する。すぐ煮え立つ。
 ちょっとかわいい人に、ちょっと優しくしてもらっただけで、その人が頭から離れなくなっちゃうらしい。
 そして、どうしてもかわいい人を探してしまう。
 男性の店員さんには、まず話しかけない。
 そして、まず買わない。
 どんなに仲良くなっても、どうしても男性の店員さんだとダメなんだなぁ~……
 というより、仲良くなって普通に友達みたいな意識になってしまうようだ。不思議なもんだ。
 今回は、ちょっとカバーについて質問してみたわけだ。で、ふた言か三言、四言葉か五言ぐらい言葉を交わした。
 それだけだ。
 まあ、それも仕事のうちってのはわかってはいるんだけど、どうしても女性店員さんに微笑みかけられると弱い。
 やっぱしかわいい人を選んでしまうわけで、そんな人に笑みを向けてもらっちゃうわけで……ダメなんだな。
 でもって、もうちょっと話したいがために、話を伸ばそうと、なんだかんだと質問したりしてみる。
 急ぎのものでも、多少時間がかかったっていい感じで話を進めてみる。
 取り寄せと言われようとも構わない。
「それじゃあ、メーカーさんに問い合わせてみますね」
「あ、わざわざすみません。よろしくお願いします」
 なんかちょっと、こんなかわいい人が僕のために電話までしてもらったり、裏の埃っぽそうな倉庫にまで行ってもらっちゃったり……
 申し訳ないようで、そんな姿がちょっと嬉しくなってしまうわけだ。
 それから仲良しっぽい感じの男性店員さんと2時間ほど独占状態で話した。
 その店員さんは「これが仕事ですから」と気遣ってくれたんだけど、やっぱしけっこうヤな客だと自分でも思う。
 そのあとで今度は、またお姉さんに話しかけに行ったあたり、さらに感じ悪い。
 すぐにその男性店員さんに悪いかなぁ~と、思ったことを口にしてしまったわけで……
 今度はそのお姉さんに感じが悪い。そうとう感じが悪い。
「いえいえ、そんな……ぜひお願いします」
「いえ、いいですよ」
「いえ、ぜひ!!」
 そうお願いしてみてもお姉さんは聞いちゃくれない。ちょっと怒った顔もまたかわいかった。
 それでその男性店員さんと代わるということになってしまい、もうニッチもサッチもいかなくなった。
 今知ったんだけども、この“ニッチもサッチも”って、漢字にすると“二進も三進も”と書くらしい。
 結局、男性店員さんといろいろ話した末、話しただけで帰ってきた。


 で、この翌日に、ウメちゃんとまた行ったわけだ。
 正確には、この日に1回帰ってからまた行ったんだけども……
 行ってすぐ、レジにいたお姉さんが気づいてくれた。
「あ、どうも。また来ちゃいました」
 お姉さんは、また微笑んでくれた。
 それからまた、同じ男性店員さんとさんざんしゃべった。ああでもないこうでもない。ホント譲れない我を持ってると、こういうときホントに迷惑かける。
 学んだ。
 で、そのまま帰ればいいものを、いいだけしゃべってもらっておきながら、最後にお姉さんをわざわざ呼んでもらった。
「あのお姉さんいます??」
「どうしたんですか? なんかありました?」
「いや……あの、ファンなんです」
「ああ、ホントですか?」
「ええ。本当です。もう今日の朝来たときから」
 チラッとお姉さんを探してしまった。
「もしかして、奥さんがあのお姉さんとかじゃないですよね?? だったらおとなしく身を、引っ込みますけど」
「いえ、違いますよ。じゃなかったら、引っ込まないんですか?」
「ええ。そう簡単には引っ込みませんよ。じゃあ、オフィス・ラヴとかあったりしますか?」
「いえ、まったくないですねぇ~。じゃあ、ちょっと呼んできますね?」
「ああ、よろしくお願いいたします」
 男性店員さんがレジのほうへ引っ込んだ。
 メッチャ元気に、そして若干駆け足でお姉さんがこちらにやってきた。
 その姿にまたやられた……かわいすぎだよ、お姉さん。
「あ、2度目のご来店、ありがとうございますぅ~」
「いえいえ、こちらこそ……」
「どうしました?」
「あのですねぇ~」
「はい?」
「ちょっと握手してください」
「えぇ? なんでですか?」
 やっぱりそこは女性ですな。一瞬手を引っ込めて、怪訝そうな表情を覗かせた。
 と言われても、うまい言い訳も思いつかず……
「あ、はい」
 お姉さんは握手してくれた。
 でもそのあとすぐその男性店員さんを“呼んできます”と、また駆けて行った。
「いや、もういいです」
 そんな言葉を送ってみるも、行ってしまった。
 明らかな拒絶反応と受け取った。
「……見込みなし」
 ヤッベ、なんかストーカー体質かも……ちょっとそんな自分が心配になった瞬間だった。


「いやぁ~、“Gibson”もいいねぇ~」
「アホか。高ぇ」
「あ、じゃあ、これでいいよ。なかなかお手ごろだし」
 上の段にかかってるギターをかるくその手で引き出した。
「ミニギターもいいんだけどさ、ちょっと一風変わったやつもいいかなと」
「ああ、まあね。ほかのやつよりはね」
 と、そんな話をしたあとの帰り際にウメちゃんがポツリと教えてくれた。
「薬指に指輪してたけど」
「えっ、マジで?? 気づかなかった……ショック」
 そこにあった椅子っぽくない椅子に座り込んだ。
「あぁ~、なんかひさびさに失恋した感じ」
「展開、早っ!」
「いやぁ~、なんかもう立ちなおれない感じ」
「いや、でも、わかんないじゃん。なんかゴッツい感じで、そういう指輪じゃないっぽかったような……」
「いやぁ~、でもわざわざ薬指にはしないだろう」
 うしろ髪引かれるようにしばし振り返ってみる。
 ほかにもまだ9本もあいてる指があるのに、わざわざ薬指にするとは、どうしても考えにくい。
「まあね。でもそういうの気にしない人もいるからねぇ~」
 もう1度振り返ってみる。
「見えねぇ~」
「確認してみる?」
「いや……まあいいさ」
 なんとかそこで踏みとどまるのがやっとだった。
 それを超えると、完全にストーカーと変わりない。


「あ、やっぱしてる」
「……」
「終わったな」
 お姉さんの指には指輪があった。たしかにゴツかった。でも、そうとも見えなくもなかった。
「あ、どうも……」
「あ、いらっしゃいませぇ」
 お姉さんが微笑む。
 わざわざ立ち位置を微調整して、お姉さんのまん前から少しズレたところを選んだ甲斐があった。まん前だとさすがに気持ち悪い。そこでも充分気持ち悪いけど……昨日も来てたんだし。
 もうほかを見てまわろうと、昨日と同じレジの裏の棚にまわった。ああでもない、こうでもないと場所が同じなら話題も同じだった。


「あれ??」
 ふと顔を上げた。
「してなくない??」
「あ……」
 たしかにしてなかった。間違うはずもない。
 ちょっと浮かれた。
「あれ??」
「あれ??」
「してる」
 次に顔を上げたときには、またそこにあった。
 なんだかまごついてしまった。
「確認してみる?」
「見えねぇ」
 電話応対で手には白い手袋をはめていた。
「ちょっとまわりこんでみる?」
「おうよ」
 昨日は踏みとどまった一線を超え、ストーカーになり果てた瞬間だった。
 お姉さんは電話を終え、応対していたお客さんもそこから消えたあと、手袋を取った。応対机の上、その手元にはよく見る黒い箱に入ったキンキンに光り輝く金管楽器、サックスがあった。
「あ、してない……」
「おっ。ちょっと復活じゃない?」
「いやぁ~、どうかなぁ」
 そんなことは言いつつも、顔はしごく緩んでいたはずだ。
 またレジの裏の棚にまわって話し込んだ。さっきまでは、ああでもない、こうでもないだったのが、きっと“あれもいい、これもいい”になっていたことだろう。
 人間ってのは欲張りだ。
 今日はとっても忙しそうだった。店員さんのだれもが駆け足ぎみだった。
 しばらくしてやっとひと段落したらしく、また昨日と同じ男性店員さんが気づいてやってきた。
「あ、どうもどうも」
 そしてまた昨日と同じ話を繰り返す。
 レジのすぐ裏だ。


 店を出るとき、話した店員さん全員に挨拶してまわった。
 お姉さんは見当たらなかった。
「探す?」
「いや、いいや」
 そう答えてお店を出た。
 それからすぐスロットをやるために、もう1度エスカレーターで下を目指していた。ゆっくりとそこへ向かう。
「あ、やっぱりしてくわ」
 その階で降りて、お店のなかに入る。
 店内にぐるりと首をめぐらす。ちょっと背伸びもしていた。
「あれぇ~」
 たぶん声にだしてただろう。
「あの、あのお姉さんいませんか??」
 近くにいた男性店員さんに聞いてみた。
「え?」
「いや、あの、お姉さんいませんか?」
 そう訊いてる間にも店内を見渡すことはやめなかった。
「お姉さんですか?」
 たぶん“あのお姉さん”で通じるはずもない。
 でも、探すってことは“今ここにいない人”ということで察したんじゃないか。
「……あ、メシ行っちゃいました」
 その瞬間、僕のひと夏の恋は、降りやまない雨とともに土に還った。


 その帰路、以前からずっと知り合いの店員さんがいるvodafoneショップに赴いた。ウメちゃんとともに、もうかれこれ6年ぐらいの付き合いになるらしい。
 その人もすこぶるかわいい。最初見たときはビビッたもんだ。
 年に関しては「それ、禁句だよぉ~」と言ってはいたものの、もう31歳になると聞いたけども、まったく老けない。ビックリするぐらい若く見える。
「ホント老けないねぇ~」
「またまたぁ~」
「いや、マジで」
「そう?」
「うん。なんかどっか老けた??」
「うん、老けたよ」
「あらまぁ~……でも全然見えないわ」
「そうかなぁ~。でも全然変わんないよねぇ~。すっごいひさびさだけど、最初会ったときと全然変わってない感じ」
「やった!! ほらな??」
 ウメちゃんを向く。
「やっぱ店長がおかしいんだって」
「どうしたの?」
「いやぁ~、こないださぁ~。店長に“老けたねぇ~”って言われたんだよねぇ~」
「えぇ~、ホントぉ~?」
 とまあ、そんな感じでひさびさの再会に花を咲かせた。
「あ、そういえば、会社の意向で禁煙になったんだよねぇ~、店内全部」
「はぁ~!? マジで??」
「うん」
「ほんじゃあ、どこで吸うのさ」
「だから吸えないの」
「えぇ~!? なにしてんのぉ~」
「いや、なんもしてないんだけどね」
 それでも、お店に足を運んだ際、いつものごとくコーヒー飲みつつしばらく居座った。


 やっぱ、そういうモノを売ったりする販売店とかショップだと、店員さんのかわいさってのは、かなり重要だと思う。
 そのお目当ての店員さんに会いたいがためにお店に行くっていう人もいるんじゃないか??
 たぶん企業のなかには、受付さんとかはそれも重要な要素として採用してるところもあるんじゃないかと思われる。
 で、行ったついでになんか買ってみたり、ケータイの暗証番号とか変更してみたり……
 ケータイ屋さんに行った際は、機種変更とかはせずとも、ぜひ暗証番号とかお金のかからないサービスの変更をしよう!!
 店員さんはきっと隠れて喜んでくれているはずさ!!
 まあ接客態度とか、その他うんぬんかんぬんとか、行く人によっていろいろあるかもしれないけど、それは二の次。
 もしその商品で騙されたとしても、それでもいっかなぁ~とか思ってしまう。さらには、“騙されたぁ~”ってまた話に行く口実にできる。
 ……あぁ、なんと前向きなんでしょう。
 惚れっぽいにもほどがある。
 でも、こんな生き方も悪くないと自分では思ってみたりする。
 ただ、そのお店の携帯電話を2本とも“友達割引”として登録してる僕は、ちょっと切ないかもしれまいに。

  • July 9, 2005 2:39 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- *sweatdrop* -

 いやぁ~、今日のバスケはホント楽しかった!!
 ひさびさにワクワクした!!
 もうかれこれ、たぶん10年ぐらい通ってるけど、体育館のバスケでこれほどまでに熱く楽しめたのは初めて……記憶の糸をたどってみても、過去にそんな結び目はない。
 いやぁ~、今日はちょっと楽しすぎたな。こりゃもうクセになりそうだ。


 いつものごとく、ちょっと早めに到着。
 というのは嘘で、雨がけっこう降っていたために、18時ちょうどと少し出遅れた。
 高校ぐらいまではストレッチなんざぁ~したことなかったけども、さすがにこの年になると、自然と入念にやるようになった。
 それでも次の日の筋肉痛は免れない。
 そして今も筋肉痛……
 しかしながら今日は18時ジャストぐらいだったために、ストレッチはかなり手抜きだった。脚で矢印を作るようなやつをやったあと、腕をちょっと引っ張って、アキレス腱をちょっと伸ばしただけ。
 そして、いざ、股のあいだでボールを弾ませながらコート上へ……
 1本目……サパッ……ぅオッケぇ~イ。

 徐々に人が増えてきた。
 大雨だし、人もほとんど来ないかと思いきや、その雨脚と足並みそろえるようにけっこう来だしていた。
<……む??>
 そんななか、やっぱどうしても習慣というやつは抜けないらしい。打とうとしたシュートの手が止まった。

 “北海道”

 胸のど真ん中にそう真っ黒く太字で書かれたTシャツを着ている人が現れたのだよ。

 なんでだ??
 ほかのスポーツは知らんけど、たぶんバスケの選手ってこの“北海道”とか“札幌”とか、そういうロゴの入ったTシャツを見ると、ものすごく意識するらしい。で、それに気づかない人もいない。
 “選抜”ってやつだ。
 そしてまたこういう選手、あるいは過去にそうだった人ってのは、そういうTシャツやジャージしか一般の体育館には着てこない。
 北海道では、それを誇示するかのような作りになっている。背中に“Sapporo”を背負ってたり、胸に“北海道”を掲げてたり……
 いかにもって感じで、わかりやすすぎ。
 しかしながら、不思議とカッコ悪いとは感じないんだな、これが。カッコイイとも思わないけど。
 選抜選手ってのは、選ばれた途端にその知名度が上がる。一気に顔も売れる。名前なんてすぐ広まる。
 一端のカリスマ高校生みたいになる。
 いや、やっぱほかのスポーツ選手も同じだろうな、きっと。
 で、その人が一般の体育館に来ようものなら、気づいた次の瞬間には、あっちこっちで指差し確認ありのヒソヒソ話が展開される。
 その人と一緒に歩いている人もいた。
 これもまた抜けない習慣の1つのようで、とりあえず一緒にいた人のシューズを見る。
 Runbird, Mizuno。シューズの高さはない。くるぶしぐらいまで。使って半年も経ってないか、ほとんど動かない人。
<……つまりは、“ただの友人”>
 見るまでもないんだけど、一応その“北海道”くんのバッシュも確認。
 Air, NIKE。かなり使い込んでる。つま先と足の指の関節らへんのシワが激しい。
<……間違いない>

 でも今回は例外だった。
 明らかにその人は、見慣れたそんな選手たちとはちょっとオーラが違った。
 どうやら一緒に来ている人がいるらしく、ちょっと打ってはその人のところへボールを拾った勢いのままドリブルしながら寄っていく。その一緒に来ているほうの人は、コートの外でバスケ以外のなにかをやっているだけだった。そして“北海道”くんが来ると少し談笑しては、また打ちはじめた。
 とはいえ、ほとんどの人が意識していたのは、現場の雰囲気が如実に物語っている。
 ほんとどの人が、その人の放つボールの行方を目で追っていたわけだ。
 僕もそのへんは例外じゃない。
 今どこにいて、今シュート打ったとか、ヤッベ、はずれたボールこっち来てるよとか、拾うかなぁ~、どうしよっかなぁ~とか……
「あ、どうもぉ~」
 あら?? なんかメッチャ礼儀正しくね??
 選抜の合宿では一体なにを教えられているのか、そういう選抜の人たちってのは、なぜか礼儀正しくおもしろい人が多い。まあ、なかには例外もいたけど。
「あ、いえいえ」
「すいませぇ~ん」
 とまあ、そんなかるぅ~い感じで幕を開けた。体育館ではあたり前に見る光景だった。
 そのあと、あんなことやこんなことが起ころうなんざ、知る由もなく。

<あれ??>
 ちょっとずつちょっとずつ妙なソワソワ感が、僕のなかでたわわに実りつつあった。
<マジで??>
 なんか“北海道”くんが一緒に来ている人とコートの外から、立ったままボールを抱えてずっとこっちを見ていた。
 この状況……経験上、なにを言われるかはだいたいの見当はつく。
 僕はシュートを打ちつづけた。
 そしてついに、彼がボールをポイ~ンと一緒に来ている人に放った。
 来てる。
 来てるよ。
 なんかこっちに走って来てるよ!!
 しかもなんか、すごく楽しそう!!
 そこで逃げるように打とうか打つまいか迷った。
 しかしここは男俺様、打つのをやめた。
 彼が僕の斜めうしろで立ち止まった。
「もし暇だったら、1対1しません?」
 ハイきた。予想どおり。
 恐縮するふうもなく、堂々と楽しげに語りかけてきた。
 友達と来てる人が知らない人に申し込むってのは、あんまりないけども、そこまで珍しいことでもない。そしてそれは、同時に自分にけっこうな自信のある証拠でもある。
「え?」
 なんつって、気づかなかったフリとかしてみた。振り返ると、彼はひとり微笑んでいた。
「1対1ですか??」
「ええ、やりません?」
「あ、ええ、まあ……いいですけど……」
「じゃあ、よろしく」
「よろしくぅ~」

 当然、ボールは僕のマイボール。置いてきてるのを僕は知ってるし、彼ももうその予定だったんだろうさ。
 その場ですぐに開始。
 トスアップでボールを渡す。返ってくる。また渡す。
 彼ももうお馴染みなんだろう。お互い慣れたもんだ。
 最初の“打つよ?? 打つよ?? 打っちゃうよ??”の駆け引きのあと、彼がゆったりとしたドリブルを始めた。
「いやぁ~、もう2年ぶりっすよ」
「へぇ~、そうなんですか??」
「おれ、SOSEでやってたんですよ。でも高校やめてからずっとやってないっす。かなりひさしぶりっす」
「ああ、SOSEね」
「ええ」
「……なるほど」
「どっかでやってたんですか?」
「ああ……4年前まではやってました」
「どれくらいやってたんですか?」
「専門学校と高校と中学と……」
「え、高校どこですか?」
「啓成です」
「ああ、あぁ~あ、啓成」
「……間違えました」
 笑ってた。
 こんな感じのやり取りも懐かしい。
 これが現役のころだと、「どっかでやってたんですか?」が「高校どこ?」とかになるだけの話だ。
 もう何度目かのゴールを決められ、僕がまたボールを渡したときにTシャツを差しながら訊いてみた。
「“北海道”なんですか?」
「あ、これっすか?」
 やっぱしいまだにそれだけ通じるらしい。
「いや、中学のときっすから、もう全然ダメっす」
「ああ、そうなんですか」
 そのときすでに、コート上には僕と彼しかいなかった。
 これもまた体育館ではお馴染みの光景。
 自分よりうまいとか、格の違いを感じた人たちが1対1とかゲームを始めると、たいがいの人は自然とコートの外へはけていく。そしてきちんと体育座り。
 見学にまわるんだな。
 あるいは、コートのなかに立ってはいるけど、シュートも打たずにボールを腹に抱えて見てる人。
「ズボン脱いでいいっすか?」
「どうぞ」
 デカいぶっかぶかの長いズボンを脱いで彼がまた戻ってきた。とても涼しそうだ。
 やっぱり、ただでさえデカいハーフパンツをさらに下げていた。
「いやぁ~、もう全然ダメっすね」
 また僕がボールを渡す。
「足が動かないっす」
「君に同じく」
 またやられる。
 こういう人だと、ディフェンスしててもおもしろい。
 手渡してウズウズ蠢いて打った3Pがはずれた。
「現役んときはこれがあったんすよ」
「わかります」
 僕の番。
 まだ何十回もやったわけじゃないのに、わりと汗をかいてきてしまっていた。
 体育館で汗が止まらなくなるほどイヤなことはない。煙草を吸いに行ったとき、とても冷える。
「ラスト1でお願いします」
「了解です」
 はずした。
 3Pラインまで戻ってボールを渡す。
「すいません」
 彼が言ったこの言葉にはちょっと妙なニュアンスを受けた。
 結局、やられた。
「ありがとうございました。
「あ、いえいえ、こちらこそどうもでした」
 いやぁ~、とても楽しいひとときだった。

 缶コーヒーを買って、いざ喫煙所へ。
 彼がいた。一緒に来ている人といた。
 一緒に来ている人が僕に気づいたらしい。それまでとはちょっと違う雰囲気になった。
 僕のことでも話してたんだろうか??
 ちょっと気になった。
 扉を開けて目と微笑だけで挨拶した。
「ちょっとタオル取ってくるわ」
 彼がそう言ったっきり帰ってこなかった。一緒に来ている人も煙草を吸い終え、体育館へ戻って行った。
 彼はとてもいい笑顔だった。明るく分け隔てなく人懐っこそうな印象を受ける。
 浅黒い肌。メッシュの金髪。鼻にピアス……人間、見た目じゃない。
 それを改めて痛感させられる笑顔だった。
 ここ最近接した人のなかで、ここまで話やすいと感じる人もいなかった。
 関係ないけど、僕は普段、缶コーヒーはほとんど飲まない。
 でもバスケのとき、体育館に行ったときは、そのとき自分が飲みたいものを飲む。好きなことをしてるときは、好きなものを飲み、好きなものを食べる。
 以上。
 煙草を消して、僕も体育館へと戻って行った。

 シュートを打ってたら、また彼がやってきた。
 今度は、シュートをはずしたボールを拾ったついでみたいだった。でもたぶん、このときはずしたのは、わざとと見た。
「ゲーム出ます?」
 19時からはゲームのみとなる。
「ああ、なんかあったね、そういうの。出るんですか?」
「ええ」
「じゃあ、出ます」
 二人でコート脇に置いてある得点板まで歩いていった。
「この名前の下に“2”って書いてあるのって、2人ってことなんですかね?」
「さぁ~。そんな感じじゃないですか?」
「じゃあ、おれの名前で“2”って書いておきますね?」
「はい」
「よろしく」
「よろしく」
 19時になった。
 体育館の職員の人に名前を呼ばれ、まず第1試合目。
 どうやら片方のチームは、いっつも来ている人たちらしく、一般の人たちばかりでけっこう上手くやるらしい。
 まだ僕たちの出番じゃない。
 とりあえずバッグの隣に座って観ていた。
 僕はいつも入口側の一番奥にバッグを落とす。すぐ帰れるようにだ。
 観てる分には、普通にうまい感じだった。
 それが終わって、僕はシュートを打ちにコートに出た。
「あ、試合ですよ?」
 彼が呼びに来た。
「あ、ああ」
 僕はボールをバッグのそばに置いて、コートのセンターサークルあたりに集まっている人たちの輪に混ざった。
「よろしくお願いします」
「よろしく」
「よろしくっす」
 僕と彼と、ほか3名。チームメイトになるらしい人たちと、挨拶した。
 1人、小学生ぐらいのチビッコがいた。だれかの弟くんらしい話ぶりだった。
「ねぇ、おれの出番ない?」
「いや、人数足りないからおまえも出ろ」
「やった」
「マンツー?」
「じゃあ、おれ……8」
「じゃあ、5」
「7」
「4は? いないじゃん」
 チビッコが心配そうだった。
 僕が手を挙げた。
「4です」
 そして一応、試合前の整列。
「相手、中学1年なんで」
 僕らのほうのチームに向かって職員のおばさんが言った。この言葉の意味はきっと、僕の受け取ったものであってたんだと思う。
 だけど彼は違ったらしい。
「中学1年なんて、一番アブラのっててイイ時期じゃないですか」
 隣で彼がチャカすように話しかけてきた。まあ、彼が北海道選抜だった時期でもあるな、たしかに。
「一番おいしい時期ですねぇ~」
 僕も便乗しておいた。
 そしてジャンプボール。
 案の定……
 試合開始早々、まずジャンプボールのボールは相手チームに渡ったんだけども、それからすぐに“北海道”くんにパスカットした。
 速い速ぁ~~~~~~~~~~~い!!
 そのまま3人を一気に抜き、ゴール直前で彼を止めようとそのコースに入ろうとした1人の中学生が吹っ飛んだ。オフェンスファウルもギリギリだった。

 どうやら“手加減”という猿芝居は彼のなかにはないらしい……
 走る走る。狙う狙う。
「開け!! いったん開け!!」
 速攻のときも、ほかの選手がボール持ってりゃ、うしろからそう声が飛ぶ。
 ここはひとまず、速攻で真ん中からじゃなく、ムリせずいったん開いてゆっくり攻めようというときによく出る指令。
 でも僕がボールを持ってるときは、こうだった。
「あ、開いてもだいじょうぶっすよ」
 でも自分がボールを取ったときは、ディフェンスが何人来ようとお構いなしで、目指すはゴールのみって感じだった。
 まるでイノシシだ。
 きっと高校のときとかでも特攻隊長だったんだろう。
 ひさびさということもあるんだろうさ。アリンガローサ。
 もう彼は止められなかった。ディフェンスだって手は抜かない。
 途中、半ばあきれたような職員の人の声が聞こえた。
「1点ぐらい取ってみなさぁ~い」
 もう僕は笑うしかなかった。
 で、僕もそのへんは例外じゃないわけで……
 きっとみなさんそうだったんだと思う。
 もうそういう流れになっていた。
 結局、この中学生との試合は、5分間の流しで43対2という結末で終了のホイッスルが鳴った。

 勝負となれば、相手が小学生だろうが中学生だろうが、徹底的にたたきつぶす。
 いや、負けたくないだけなんだろうな、きっと。
 ……嫌いじゃない。
 むしろ好きだね、こういう人。
 あぁ~、大好きさ。

 で、また何試合か観戦したあとで、僕らの試合だった。
 このときがこの体育館では強い感じのチームとの対戦になった。
「いやぁ~、もう全然足動かないっす」
 “北海道”くん。
 ということで、なんだかいつの間にか満場一致でゾーン・ディフェンスをすることになっていた。
 外野から見てるとうまく見えても、実際に手合わせ願うと、そうでもなかった。そして、そんなことはよくある。
 なんかもう、結局ボロ勝ちだったんで、特筆すべきことすらない感じ。
 しかしながら、彼はとってもマジメな選手だった。これが一番驚いた。
 体育館のバスケであそこまでしっかりと声をかけ合ってディフェンスをやる人は、今まで現役のころから合わせても、会ったことがない。
 途中には、かるく話し合うぐらいの場面まであった。
 とても気持ちがいい。
 実際にはどうだか知らんが、彼が高校をやめたのは、ちょっとバスケにマジメすぎたんじゃないかとか想像してみたり……
 一緒にやっててとてもいい選手だと感じるところが多かった。
 “見せるバスケ”ファンっていうのも合ってたってのもあるんだろうな、たぶん。
 年は違うけど、同じチームでやってみたいと素直に思えた。
 まあ、最終的に見てみれば、すべての試合で圧勝だった。

 やっぱなぁ~。
 バスケに限らず、“次なにすんだろう??”ってワクワクさせてくれる人ってのは、一緒にいて楽しい。
 ひさびさに笑ってバスケができた気がする。

 20時半になり、もう試合はないだろうってことでバッグを持ち上げた。
 そしたら、入り口の反対側から彼らもラケットを持って走ってきた。今日は隣のコートがバドミントンの日。

 着替えを済ませ、体育館を出るとき、彼に会った。かるく頭を下げた。
 1回外に出たんだけど、やっぱりと思いなおして喫煙所のなかを覗いてみた。
 彼がいた。
「いやぁ~、今日はホントひさびさに楽しかったです。ありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました。またお願いします」
 握手を交わして、僕は体育館を出て行った。

 雨でも行った甲斐があったってなもんだ。
 今日の雨は、乾きかけてた汗を惜しむように僕を打った。
 田上くん、ありがとう。

全文を、この続きから読ませてください

  • July 6, 2005 1:55 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- Afternoon beach -

 先日のことである。
 ウメちゃんが階段の上から舞い下りてきた。まるでアラビアン・ナイトの女性のような、異国の働く女性のような姿だった。頭上になにかを掲げていた。
「おう」
「おう」
 階段半ばですれ違った。
「ちょっとはどけろや」
「アハ」
 そんな昼下がり。


 いやはや、女子バレー。
 日曜日のアメリカ戦は、ホント残念だった。
 ちょっとDocomoショップでSH901iSを眺めていたので、第3セットからしか観れなかったんだけども、かなり白熱した。
 それまでの展開は、「もうあとがないニッポン」っていう実況のアナウンサーさんの言葉で2セット連取されてるってことはわかった。
 しかぁ~し、第3セットを取った!!
 もうあんときはかぁ~なり熱くなりやした。あぁ~、吼えたね。
 まあ、第4セットで負けてはしまったものの、より応援したくなったってなもんよ。
 菅山さんも佳江さんも、あんまり出てなかったみたいだけど、次を待つ。
 スポーツやるなら勝ってナンボ。
 人気は二の次。その次その次、その続き。
 楽しみだ。
 いやぁ~、実に楽しみ。
 もし可能なら、オールシーズンずっとテレビでやってくんないかなぁ~、女子バレー……野球の替わりに。

  • July 3, 2005 3:06 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- unbelievaball -

 こしあんが嫌いです。
 白あんが大嫌いです。

 いやぁ~、菅山かおるさん……かおるさん……菅山さん……菅山かおるさん……
 僕の描くとっても理想的なお顔立ちのようです。
 まず、それが日本人だったっていうことにビックリ仰天……盲点でした。
 かわいすぎでございます。
 なぜかとても丁寧な言葉遣いになってしまう……
 しかしまあ、コートでバレーやってるときは、なんとも熱血そうというか、なんというか……熱いっすな!!
 さらには勝手な想像とかしてみると、普段はなんだかとっても元気そうな印象で……
 なんとなくプライベートなときというか、普段は“姫”っていう感じじゃないような……
 そこがまたイイでございます。
 あの容姿でアホぅなことしてくれる人なら、もう言うことないな。
 しかしあの最高到達点が2m93cmってのはちょっと、驚異的な数字だ。間違いなく、おれより高い……ちょっと恥ずかしい。
 試合後に普通にしゃべってるBoyたちを、こんなにも純粋に“うらやましい”なんて感じたの初めてだ。

 やっぱスポーツでも何でもいいんだけども、熱い人ってのはより良く輝いて見える。
 宝来眞紀子さんも、竹下佳江さんも、高橋みゆきさんも、大友愛さんも、ほかの選手の方々も、ホント素晴らしい!!
 まばゆいでございます!!
 ああ、おれも試合後に「イェ~イ!!」とか「うっほぉ~い!!」とか叫びながらハイタッチしてぇ~……
 「グッジョブ!!」って親指がっつり立ててぇ~……
 おとといも昨日も、メッチャ応援してしまった……ただいま月曜也。
 それにしても女子バレーのチームって、やっとここへきてカワイイ人が多くなってきたような……
 宝来さんもヤバいな。あ、いや、佳江さんもな……
 あ、いや、以前のチームで活躍されてた選手の方々には大変失礼かとは思いますが、今回のチームといい、1つ前のチームといい……
 強さも容姿も素晴らしい!!
 ただまあ、菅山さんはちょっと……ビビッた。
 立ち姿だけで鳥肌立ったなんざぁ~、チャン・ツィイーとか以来だ。

 やっぱスポーツってのは、なにかと女子のほうがおもしろいような感じがする。
 まあバスケはさすがに、NBAがあり、ありゃもう技術もスピードも世界中どこを観たって格の違いってのが歴然と出てしまってるから。
 女子バスケはまだ観たことがないってのもありますが、サッカーもそう。
 でもバレーとかテニスとか、なんかそういうスポーツなら女子のほうがおもしろい。楽しい。手に汗にぎるし、かなりエキサイティング。
 熱い女の人が好きです。
 雄叫びあげちゃうような女の人、大好きです。シャラポワとか最高です。
 やっぱアツいっていいわぁ~……
 そして、あの爽やかな笑顔な!!

 男子だとなんかこう……パワーでゴリ押しして勝ってるっていう印象しかないのだな。
 それじゃ~スポーツつまんない。
 テニスだとサーブで決まってしまうことが多かったり、バレーでも背が高すぎとか、アタック1発とか……
 それでも観てればもおもしろいっちゃ~おもしろいんだけども、イマイチ白熱しない。
 いや、男子バレーはそうでもないと言ってみる……やっぱあれは、熱い。
 女子バレー、女子テニス……女子バレー、女子テニス、女子……
 あ、やっぱその2つしか思いつかないらしい。
 女子テニスのウインブルドンではビーナス・ウィリアムズが優勝したってさ。
 ああ、観たかったぁ~……そのころわたしは、≪ガスト≫にいた。
 背後のデッカいテレビに映ってたけど、観るより食った。
 まあ、なんだかんだ言っても、たまたまテレビつけてスポーツやってりゃ、とりあえず最後まで観てしまうしな。
 スポーツは男女問わずおもしろいぜ!!

 まあいいさ。
 しばらくは女子バレーで応援だ。
 全戦観てがっつり応援してやる……チキショー、コノヤロー。
 個人的にはやっぱ一気にヒートアップした菅山さんびいきと相なるやもしれませんが、女子バレーのチームを応援したいと思ひます。
 おれも“サスペンス”はよく観るぜぇ~!?
 ……って、なにアピールしてんだ、気持ちワリィ……

 ……ごめんなさい。
 実は普段、テレビはあんまり見ません。
 ちょっとアピールしたいがために嘘ついてしまいました。
 器ちっせぇ~なぁ~、俺様……

 ニッポン、がんばろう!!
 Oh, Japanese!!

  • July 2, 2005 6:56 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- iF -

 またもや寝まくってしまった。
 ここんとこちょっと寝不足だったせいか、のべ21時間。
 そんでもって、バイトのために多少強引に起きたのも相まって、体がダルい。
 まだ眠い。
 腰も痛い。
 部屋がキレイだ。

 だがしかし、しばらくはいいことありそな感謝デー……
 眠いのも我慢して起きてた甲斐があったってなもんだ。

 話は変わって、どぉ~んなぁ~、もぉ~しぃ~もぉ~がぁ~……
 バイト中に飲むためのジュースをしばらく飲まないまま、ビニール袋に入ったまま放置。
 バイトへ持っていき、また飲まずに部屋で放置。
 常温。高温。朝昼晩。
 そしてさっき飲んだ。
 ……腹が痛む。

 ペットボトルの横を読んでみた。
 “開栓後に室温で放置すると、カビが生えたりします”とある。
 開栓してないのに。
 見た目にはカビなんて生えてなかったし、まったく問題ない。味はちょっとしょっぱめだった。
 トマトマトマトジュースだ。
 で、これより、それより放置時間の長いマルチビタミン・パーラーも飲んでみようと思ふ……
 ん~~、んまい。
 マンダム。実にグルーヴィー。
 でもちょっと、放置してたせいか、果実感のアップがより熟成したらしく、しつこい気がする。
 まあ、問題ない。

 あ、課長さんが来た……今日もパンチだ。

  • June 29, 2005 5:28 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- Let's Enjoy, the BLOG -

 いやぁ~、やっちゃったぁ~!!
 早速やっちゃったぁ~!!

 公開してすぐの改ざん……
 こんな自分のテキトーさ加減に笑えてくる。
 タイトル長すぎて下のフォームのなかにおさまりきってないし……

 ……う~んっと、この続きはあとで。
 体育館の時間でござる。
 いざ参らん!!

全文を、この続きから読ませてください

  • June 26, 2005 4:36 PM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- REbirth -

 今しがた、やっとこさ公開に踏み切ることができやした!!
 いやぁ~、しかし、どうやら考えが甘かったようで……

 当初の予定では、僕の誕生日に合わせて“生まれ変わる”はずだった。
 が、そんなのはまったくもって玉砕され……
 ウメちゃんに“手伝えよ??”と脅しじみたことを言っておきながらも結局間に合わず。

 でもあと少しだった。
 ギリギリ間に合わず……
 画像を最後にまわしたのがよくなかったらしい。
 最終仕上げの切り抜きが完成した21日の0:04分……
 誕生日当日の朝8時から休憩なくぶっ通し18時間の集中力も、そこで急に途切れてしまった……
 結局間に合わないんであれば、それからどんなに伸びても一緒かと、若干のあきらめムード。そして、しらけムード。
 我ながら凄まじい集中力と思えども、ダメなもんはダメなんだな。
 ご飯も抜き。
 ご飯はウメちゃんが買ってきてくれたケーキを何口かいただいただけ。
 とても美味しかった。
 でももぉ~もぉ~もぉ~もぉ~腹がへって目玉もエビ反りしそうだった。

 でもまあ、翌日の21日に嘘ついて“ギリギリセ~~~~~~~~フ!!”とかってやろうとも思ってた。
 が、しかし、それも潰え……前日の反動か、睡眠20時間也。
 早起きして完成させようと思ってたのに、手つかずのままパソコンも眠ってたらしい。
 どうやらやる気が空回りしてたようで……
 まあ、いい夢見れたんで、それもOKとしとく。

 そして本日、22日……
 しかし、それまでのやる気は何処へか??
 意外とゆるぅ~い感じでできてしまったわけ。
 まあ、画像の切り抜きは、より完璧にするためちょっと時間かかったけども……髪の毛が!!
 怒涛の髪の毛パス切り抜き!!
 汗かいたわ。
 それからまあ、なんやかんやと完成。
 そして公開。
 でもって、現在に至る。

 まあ、なにはともあれ、サイトの再構築を1日で完成させようっていう当初のその考えそのものが間違ってたな、こりゃ。
 しかしまあ、時間数で数えれば、全体で丸1日ぐらいってなわけで、それにしては悪くない出来であり、しめて良しとしとこう。


 そして最後に……
 みんな、ありがとぉ~~~~~~~~~~~!!
 ホント“おめでとう”の1人ひとりに感動さしてもらいました!!
 今年もまた幸先のいいスタートでございます!!
 再構築の際、アドバイスをくれたウメちゃん、改めてどうもなぁ~!!
 いやはや、みんな、ホンット、ありがとう!!
 ありがとぅ~~~~~~~~~~~~~~ぅ!!

  • June 22, 2005 3:49 PM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

- REstart -

 本日のただいまより、本格的な作業開始。
 間に合うんだろうか……

 まあいいさ。
 やれるだけのことをやってみるだけさ。
 いつでもそうさ。

 今に精一杯できることをやってみたら、できなくたって自分に合格点をあげられる。
 学校じゃ赤点だって、僕にはそれは合格点さ。
 明日や昨日には落第だって、今ある自分にゃ及第さ。

  • June 19, 2005 5:54 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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