月別 “ June 2007 ” 列挙

“ June 2007 ” に書き連ねた俺様日記の数々。

歯、歯、歯、歯並びって大事だな。歯ァ磨けよ~!!

 歯並び”ってその人の第一印象というか、第一、第二に限らず、印象として重要な要素なんだなと思う。
 いや、“歯”かな。


 どんなに顔やスタイルが麗しくても、歯並びが悪いっていうだけで全体としてダメな印象を受けてしまう。
 虫歯とか歯が悪いっていうのはもう問題外。
 もうかなり古い言葉だけど、“芸能人は歯が命”とはうまいこと言った。いやぁ~、ホントうまい。


 八重歯はいいさ。かわいいもの。
 笑ったときにピョコッと見えるトンガリ八重歯。
 徳永さんなんてホント、チャーミングじゃない。ミッチョンもすこぶる似合ってる。


 ただ前歯な。
 やっぱ目立つよなぁ~。
 前歯に虫歯があるとか歯並びが悪い人って、やっぱ自分でも気にしてんだろうか?
 歯を出して笑わない人が多い。
 まあ気にするわな、そりゃ。


 印象いい人って歯がきれい。
 タイガー・ウッズ!! 新庄さん!!
 あの白い歯はもう一つの武器でしょう。


 よく小さい子が歯の矯正具つけてるの見るけど、あれはホント親心だなぁ~とつくづく感じるようになったこのごろ。
 大人になってからあれつけるったら、やっぱ抵抗あるよな。
 まま、小さいころでもあるんだろうし、余計バカにされるし、恥ずかしいし、たぶんやっぱモテないだろうしで、子供のころのほうがイヤかもしれんけど、やっぱ歯の矯正は小さいうちにしておくべきかなと思ふ。
 歯並び悪いと虫歯にもなりやすいって言うしな。
 
 あら?
 でも、大人になるとこれ、歯の矯正ってわかるし、理解されるだろうから逆にいいのか?


 ん~、マンダム。


 しかしなんでだ?


 年をとるとどうもさ、前歯とかに限らず、歯の根っこの部分が黄ばんできたり黒くなってきてたりするわけだ。
 歯の根の部分をグルッと覆う帯みたく黒ずんでるように見える。
 歯が土星だ。
 歯に小さいリングでもしてんのかってぐらい、きれーーーーーに輪。
 あれ、すっげぇ気になる。


 煙草吸う人に多いから、やっぱヤニ?
 それとも老化?


 小さいころ、俺様かなりの虫歯小僧だった。
 小学校にあがる前の写真を見てみると、乳歯が全部虫歯。
 まさにお歯黒。
 別に特別な行事でもなんでもねぇ。平々凡々な日々を送ってた。


 ……まま、そこまでさかのぼるこたぁ~ない。
 で、この虫歯な。
 とにかくよ。


 うつるんだってよ。
 水虫とかみたいにさ。


 それ聞いて、慌てて歯医者行ったってなもんよ。
 実際には親知らず抜くのに行ったのがきっかけなんだけども。
 別に恋人いたいなかったに限らず、万が一ってのがあるじゃない。
 もうこんな昨今です?
 いつなんどき、なぁ~にがあるかわかったもんじゃない。


 でもまあ、特に痛くもない時点で歯医者に行くと、ホント痛くない治療で終わる。
 それからというもの、これまでじゃ夢せ ─── いやいや、夢想だにもしなかったことだけど、定期健診というやつに行くようにしてる。


 恋人どうしな方、お相手の歯はきちーーーーーーーっと確認したほうが良さそうだぞ?
 もう歯が命なのは芸能人だけじゃ~ない。
 みんなみんな歯が命。


 あ、そうだ。
 むかぁ~し昔のその昔、俺様ずっと犬を2匹ほど飼ってたわけなんだ。
 で、犬とかって虫歯にならんだってな。バイトの人が言ってた。


 しか~し!!


 犬とかペットの歯周病がうつるんだってよぉ~!! 歯槽膿漏とかヤバいんだってさ!!
 それ聞いたとき鼻血出るかと思ったわ。


 まま、うちのバイトの人の話ですから?
 人を不安に陥れて楽しんでるような連中ですよ。
 信憑性は限りなく低いかもしらんが、そういうの聞くとビビるわけさ。
 ただでさえ歯に関しては、それなりにけっこう気を配ってる輩なので。


 きっと歯ブラシの消費量は、日本で四位です。
 月に一本。多いときは二週間に一本ペース。


 歯医者さんに行くと、いつもカウンターのところに飾られてる“ソニケア”が気になるわけですが、高い!!
 キュートな歯科衛生士さんに聞いても、「やっぱいいですよ」とのセメント尽き。
 まだ“プラス”か? いや、今はもう“エリート”なんてのも出たんだっけか?


 ただねぇ~……


 一度電動の味をしめると、人間、怠ることを同時に覚える!! 


 一秒間に四万回の動きなら、五時間かけてやりゃ~いいのだ!!


 便利な世の中になっていくと、どうも男が大変になる……

  • June 30, 2007 7:55 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

うそこ(usoko.net)さんの“脳内メーカー”で笑った……けど、笑えねぇ。

 最近巷では、うそこ(usoko.net)さんというサイトに設置されてる“脳内メーカー”というシステムが人気らしいのだよ。
 自分でも誰かのでも、そこにあるフォームに名前を入れると、その人の“脳内”が、横顔な絵の頭んなかにうまいこと表示されるっつー仕組みらしい。
 “悪”とか“嘘”とか“欲”とか“H”とか……
 全部見たわけじゃないけど、なかなかリアルかつエグい表現で表示される。


 とまあ、んなことをバイトの人から聞いたので、早速試してみた。


 そしたら、自分のことながら爆笑した。
 が、こいつは実に笑えねぇ結果だ。


脳内メーカー1 これが実際に自分の名前を入れてみて表示された結果。


 まったくもって笑えねぇ……
 人間としてダメだな。
 文字通りの“最低”とか“最悪”っていうレッテル貼られてもおかしくない結果。
 これ以上悪い結果出た人なんていんのか?


 そして、この結果が俺様の視界に入った瞬間、ドキッとした自分もイヤ。
 笑ったのも、笑ってごまかした感は完全には拭いきれない気もしないでもない。
 たぶん今、画面の向こうで数人の方はうなずきまくってること請け合いかと……


 まあしかし、そんな君は俺様の表面しか見てないってことだ!!


 ……とかなんとか言ってみるけども、中枢部分を“金”が占めてて、その前後にゃ“H”と“悩”しかねぇってどうよ。
 ちなみに言っておくと、この“脳内メーカー”さんが示してくれる“文字”には、しっかりと“愛”というものもあるのです。
 俺様の脳内なんてそれで常に満タンクなはずなのに……


 なによ。
 金のためにHして、それで時折そんな自分に悩むのか?
 それとも悩みに悩んだ挙句、お金のためにHなのか?
 お金とHが悩みの種か?
 お金から湧き出るHと悩み?


 なんかできすぎてね?
 なんか最近のケータイ小説にありがちな設定じゃん。


 まあまあまあまあそれにしても、なんてバランスのとれた最低さ加減なんでしょう!!


脳内メーカー2 で、今度は“脳内メーカー”で脳内チェックをしたら、その下に出てくる“能力”ってやつの結果。


 いやぁ~、これまたどうなんでしょ。
 “セレブ度”が完全に欠如しちゃってるあたり、ドンピシャだな。テンション高いときはあれど、特に元気ってわけでもないし。
 独自性は特になし。特にこれといった取り柄もなく、つまんない男です。
 “負けん気”絶好調ってのは、かなりいいとこ突いてる。それが私の原動力です。


 んでもって、これはちょっと番外的な感じになるのか?
 自分の名前を入れるだけで脳内をメーカーしちゃってくれたりするわけですが、日本語表記、特にサイン帳とか手紙に名前を書く場合によくある“名前と苗字のあいだにスペースを入れる”っての。
 あれをやると、これまた結果が変わるわけよ。


脳内メーカー3 その結果がこれ。


 いずれにせよ褒められたもんじゃねぇな。
 遊びと秘密しか頭にねっつんだもんな。


 あそうだ。
 ファイルの順番間違えたらしい。
 先頭のやつに名前の説明つくはずだったのよ。
 堪忍な?


 ただ、この文字が示すイメージっつーのは、特にこれといって明記されてないみたいなのよ。
 だから、“秘”は“秘密”じゃなくて“便秘”かもしれないし、“H”は“水素”かもしれない。はたまた“愛”が“愛人になる確率”かもしらんし、“金”だって“金運”かもしれん ─── いやいや、それはプラス思考すぎるな。


 まま、やっぱパッと見のなんとなく受けた印象がすべてなんだろうな。
 人間も結局見た目が大事だって言われるようにさ。


 興味のある方は一度やってみるといい。
 でもなんかすっげぇアクセス集中してるみたいでメッチャ重いから、変な時間帯にやることをオススメします。



 これで会社の昼休み、オフィスはこの“脳内メーカー”の話題で持ちきりっすな!!
 ハヴァ・ナイスお昼休み!!

  • June 29, 2007 7:01 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

右の頬をぶたれたら、もっかい同じ右の頬で向きなおる。

 自分でちょっくら前の日記を読んでみた。
 そしたらほら、なんか“俺様”んとこにアンダーラインが入ってる。
 気になってクリックしてみた。
 そしたらこれだ。



主に男性が同格あるいは目下に使用する「俺」に「様」を付けて、自分を尊大に言う一人称代名詞。

転じて、自分以外の事は考えていない程の痛い自己中心的な人間を指す。(この場合、女性も含まれる)

「-気質」「-ルール」などと使用される事も。

加えて王様気取りな「俺王様」と言う表現もあり。


 どうやら【はてな】さんでは、“俺様”とは、そう定義されてるらしい。


 まま、一般的にはやっぱそういうイメージなんだろうな。
 “尊大”とか“利己的”とか。
 というより、“王道”とでもいいましょうか。
 しかし“痛い”という表現はどうなんだろうか……


 でも違うなぁ~……
 違うんだなぁ~……


 俺様の“俺様”ってのは、あくまで“呼び名”というか、あだ名というか、単に“一人称の呼称”に過ぎないわけだ。
 たとえば、小さい子が自分のことを名前で呼んだりするのとたいして変わらない。大きくなった人が自分のことを“私”とか“小生”とか言うのと同じ。
 さらに極端なこと言ってみると、ミドルネームに近い。


 ちょいと流行りに便乗してみれば、“オレサマ”ってカタカナで書いてみたっていい。できれば、ひらがなで書きたいところなのだな。
 でもそれだと、文章として読みづらくなったりするかもしれないってことで漢字表記。
 まま、漢字でも読みづらくなることはあるんだけども、カタカナよりはマシかなと。
 もう一発付け加えておくと、個人的には“俺”っていう漢字はあまり好きじゃない。
 それはなぜかと問われたならば、なんとなくだ。


 とはいえ、【はてな】さんの定義として受け取ってもらっても、それはそれでいい。
 きっと大半の人がそういうことで俺様の俺様をとらえてると思われる。
 それはたぶん、うちの人がそうなんだから、さらに俺様のこと知らないほかの人なんてもう果肉の勢いだろうさ。


 いいのさ。
 いいんだよ。
 それはそれで。
 そっちのほうが楽しいときもあるし。


 ただまあ、病的な負けず嫌いな俺様としては、気が向いたら“俺様論”なんてなカテゴリー追加して、なんとなく書いてみようと思ふ。
 いつになるかわからんし、もしかしたらやらないかもしらんけど、それをやれば人生初。
 本邦初公開。
 かなり個人的なもんだから、そりゃもう世界初とかデッカくいっちゃってもOKでしょう。


 んで、それを始めたあかつきには、始めたからには、【はてな】さんの定義に“番外”でも“少数派”でも、どんな形でも新たに追記されることを願う。
 “あらあら、そんな考え方してる俺様もいるのねぇ~”みたいな感じで読んでもらえたら、これ幸い。


 右の頬をぶたれたら、もっかい同じ右の頬で向きなおる。

  • June 28, 2007 1:45 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

普段とは異なる言葉を使うと、会話がおかしくなんべ。

「ここからこっちにリンク貼るしょ? そしたらこっちにも飛ばすためのリンク貼らないといけないの?」
「なんで?」
「だってリンク貼ったらそこに飛ばさないといけないじゃん」
「だからさぁ~、こっちとこっちじゃ内容異なるべ? で、そこから ─── 」


 おっとー、自分でもビビッた。


 “異なる”って!!


 話してた人にもすぐ「かてぇ」と言われ、笑われた。
 普段の会話だぞ、オイ。


 “フレンドリー”、“タメ口”、“横暴”、“俺様”が俺様のこの俺様が、さらっと普通に“異なる”だなんて……
 堅いよ、言葉がさ。プレゼンこいてるわけでもあるめぇし。
 言ったあと自分でも思わず笑ってしまった。俺様としては、限りなく“言い間違い”に近い。


 しかしなぜだろう?


 普段はホント“口の悪さ”でまかりとおってるはずなのに、突然そんな言葉が飛び出した。
 口でしゃべってると自分では思ってるものの、実際には頭のなかでなにかを読んでるみたいな感覚なんだろうか?
 思ってもないことをしゃべると、人間言葉がおかしくなるとはよく言うけども、そういうのと似てるんだろうか。


 実は俺様、学校の先生になりたい。
 いや、“なりたい”って言っちゃうと、今でもそれを夢みたいにして追いかけてるふうな受け取り方もできるかもしれないから、“なりたかった”にしておこう。
 さらには、教育大学とかそのための大学に行こうとしてたわけでもない。
 一応大学には行く気でいたけども、思わぬアクシデントで失敗した。


 しかしながら、後日友達と友達が話してるのをふと耳にして断念。
「ああ、そういえば願書買った?」
 は?
 当時、願書は高校でくれるもんだとばかり思ってたわけであります。
 想定外。


 小学生とかいいねぇ~。
 それがダメなら高校だな。
 青春まっただなかの生徒たちの先陣きって青春バカまっしぐら。
 嗚呼、最高だ……


 ただ、実際に先生やってる人にそれを相談してみたら、こんな返答。
「そんな先生、怖くて預けられない」


 ふぅ~、世の中厳しいもんだな。

  • June 27, 2007 1:32 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

ひさびさの電話で、どっちがひどいか。

 なんか書くことがない。
 もうこうなったらこっちにも詩ィとか書いちゃおうかしら。


 って、あ、そうだ。
 そういえば先日、ひさびさに電話がきた。


 プルップルッピーポー...プルップルッピーポー...


「...はい」
「あ、松田?」
「ああ、そうだけど、誰?」
「あ、おれ。わかる?」
「いや」
「やっぱそっか。そうだよな。ほら……なんだけど、憶えてないかな~?」
「ああ、おまえか」
 高校んときの知り合いだった。
「なによ」
「なによって……ひさびさなのにいきなりひどくない? 相変わらず冷たいな~」
「だからなによ」
「あ、じゃあ ──」
 どうやら携帯電話を持ち替えたらしい。
「── 突然なんだけどさ、なんか、エロい話書いてくれない?」


 どっちがひどいよ。
「てめぇで書け」
「無理だって、だって……」


 とりあえず始まった説得話を聞かされるまんまに聞いてれば、どうやらそいつは、高校を卒業して大学も卒業して、そのあと会社を興してそれなりに儲かってるらしい。
 で、今度はそっち関係のほうに手を伸ばすことになって、思いついたのが俺様だったということなのだな。


 ……アホか。
 それってつまりは、“エロい方向=俺様”っていうことだろうに。
 たしかに高校のときチラチラと小説みたいなシナリオみたいなの書いて読んでもらってたりもしたけど、そっちの方向じゃなかった。
 あ、いや、まあやっぱり多少は人間が盛り上がる本能ということでそういう要素も盛り込んだ。
 でもそれメインではなかった。
 ケツの穴から他人の内部に入ってくとか、なぜか副担任のサイドストーリーを勝手な想像で書いてみたり、犯人はいないけど“ミステリー”と呼んでみたりしてたな。


 想像と創造。
 これ以上に楽しい玩具を私は知らない。


「無理ならやめれ」
 結局それでこの話は終わり、近々そいつとバスケをすることになった。
 だがしかし、そいつはバスケ部でもなんでもない。昼休みも教室で本を読んでるようなやつだった。
 なぜそうなったのか、俺様には知る由もない。

  • June 26, 2007 1:08 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

origin all the people.

 俺様ってけっこうモノマネが得意だ。
 極限にまで誇張した他人様の特徴をとらえるのがうまいらしい。
 ただ、極限まで引き伸ばしてるため、まるで似てないというケースも少なくない。


 それじゃあなぜ、人様のモノマネが得意なのか?


 この答えや結論は、きっとここに尽きるんだと思われる。


 自分自身にオリジナル性がないから。


 人のマネは自分のオリジナリティーを見出そうとする悪あがきの副産物に過ぎない。


 まあねまあね。
 オリジナリティーとか個性ったってさ、結局はむかぁ~し昔のそのまた昔までたどられてしまえば、ただの受け売りと言われてしまいかねない。
 どんなに時代のニーズに合わせた言葉や映像、あるいは音楽でも、そこに掲げたテーマ自体がなんとなく人の印象のなかに埋め込まれていれば、“パクり”みたいに映ってしまうわけだ。
 “あ、それ、なんかどっかで聞いたことある”って言われてしまった時点でアウト。


 ただ。
 ただ、俺様は思うわけだ。


 自分なりの解釈や感情、添え書き程度の一文や、たかだかひと言でも付け加えられた言葉なら、それって意外とオリジナルって呼んでもいいんじゃないかと。
 言葉にすると、わりとこれ、そこに込めた真意っつーのは、その本人にしかわからない部分があるわけだな。
 別の人が同じ言葉を聞いても、二人ともが同じ感情を抱くとは限らないってのと一緒で、その人が書いて吐き出した言葉を聞いた人とて、同じように感じるとは限らないわけだ。


 まあ映像とか音楽だとな、やっぱしビジュアルとしてはっきり残るし、映像として与える印象ってのはやっぱしデカいわけだ。
 それを見る側の印象とかイメージ、あるいは一番要素としてデカいだろう“想像”っていう部分の余地を与えない。
 むしろ見る側より、それを作った側の意欲だとかがモロに出る。
 映像とかって視覚的なものには、やっぱ人間として強烈なインパクツだろうし、そのままを受け入れるところがあるようで意思そのものが支配されたりするわけだ。
 そりゃ自分なりの解釈だとかを付け加えてみたところで、パクりだったらすぐバレちゃうかもしれない。
 音楽はまた微妙なところだわな。
 そういう音ができちゃったんだから。


 メリッサ。
 詩でも小説も、はたまた人が感じたことや思ったことを書き綴ったエッセイや随筆にまで他人からの“評価”っつーのがつけられる。
 さらには、その評価次第でその作品というか文章というか、その言葉に込められた真意や内容まで決められて裁かれたような感じにさえなる。


 まま、ビジネスさ。
 その評価を求めての著作だったり、できることならミリオンセラーになるようなものばかり書けたら最高だろうしな。
 “ジェニのなる木”は、最近だとまさらにそのまんま“紙”って流れできてんな。


 しかしながら、とりえあず成功したけりゃ成功者のマネをするのが一番手っ取り早いとも言うやな。


 おっと、いつものことながら少しずつ話が逸れてってる。
 まあ、自分で言ってりゃ世話ねぇが、わりとこれ世話してる。
 モノマネがうまいなんて自分で言おうもんなら、YouTubeに動画アップして披露してみろなんて言われそうなもんだ。
 って、んなこた~実際どうでもいいんだな。


 たぶんこれ、ブログとかで書いたことで問題になるのって、結局そこで取り上げた題材とかテーマじゃなく、あるそれに対して下したその人の“評価”とか“口調”なんじゃないのかな。
 テーマなんてきっと数限りない。
 でも、そこにつけた張り紙の内容を気に入るかどうかと、それをどう表現したか。
 気に入らないっていう人は反論して、気に入ってる人は擁護してっていうだけのことじゃねぇかなと。


 まま、“評価”なんつーもんは、結局人がつけるもんだから。
 自分でつけた評価なんてもんは、その正否は別としても、良し悪しで言えば、たいがいにおいて“悪し”のほうでとられる。


 評価に正しいもクソねぇってんなら、きっとそこには良し悪しもねぇ。
 自分で下した評価を単なる自己満足なんて言葉で片付けるなら、人がつけた評価はただの“口コミ”。
 だけど作った側にはそれがすべてだったり、そうじゃなかったり……
 
 きっと誰かの下した評価の粗探しなら、いくらでも探せるだろうし、見つけられる。
 で、反論したい人はただそこを突けばいいだけなわけだ。“しらみつぶし”っていう言葉が、なんかイヤな意味で似合う。
 でも養護したい人は、そのどちらもを根拠つけて論理立てして説明しないとなんない。言葉が足りとかいう指摘であればば、必要な分プラス謝罪、そして次くるだろう粗探しのための穴埋め。
 労力が雲泥の差だ。
 あ、タイトルに関しては、いわゆる“モジり”というやつなので、できればユーモアとして受け入れていただきたい。


 あらあら、また話が逸れに逸れまくってる。思いっきり深ジョリだ。
 え~っとなんだ。
 最初に書いたことは……


 俺様はモノマネが得意らしい。


 そうだ。そうだった。
 と同時に、パクりもきっと得意だ。


 って、なんだよ、これ。
 そっからこの展開はなんなんだろうか。


 じゃあ具体的にだれのモノマネが得意なのか、俺様は?


 たぶんうちの人のマネなら、だれにも負けない自信ある。


 とりあえず、カラオケでサザンオールスターズの桑田さんのモノマネからは、もうそろそろ卒業されたし。
 だがしかし、ちょっと思う。
 桑田さんの歌って、モノマネで歌わないとそれらしく聴こえないんじゃないか?


 なので、その昔“ものまね四天王”と呼ばれてたコロッケさんとか清水アキラさん、栗田貫一さん、ビジーフォーさんは、それで一つの時代を築けるほどのオリジナリティーさえ築きあげたとでも言えましょうか。
 ありゃ完全にオリジナルだ。
 たぶんもうだれのモノマネとかいう次元じゃない。
 もし田原さんのモノマネをしてる栗田貫一さんを見てて、「あれ、だれの真似?」って訊かれたら、「あれは田原さんのモノマネをしてる栗田貫一さんのマネ」って言ってもいいんじゃないか?


 いやいや、そんなはずはないさ。
 それじゃ栗田貫一さん本人がいねぇ。

  • June 25, 2007 1:40 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

なまら寝た。

 たぶん時計の針3回転ぐらい。
 なので、暦として昨日という日がなくなったため、日記も書かない。
 というより、書けない。


 いや、昨日見た夢のことなら書けるんじゃないか?
 じゃあ、それでいってみよう。


 ……と、そこでやっぱり気づいた。
 思いなおしたことがある。


 人間、眠くなくて起きるんじゃない!!
 「渇き」で起きてるんだ!!


 なんだか踊る感じでシャウトするのが流行ってるみたいでありますが、実際そう。
 実際20時間とか寝たことある人ならわかると思うけど ─── って、そんな前提敷いたら、かなりマニアックで誰にもわからない未知の領域みたいな感じ漂うかもしれんが、そうでもない。


 なんだか目が覚めた。
 ん?
 ん~、なんかソー・サースティーだなぁ~。
 そこでいったん起きて水分補給して戻ったら、不思議ともっかい寝れんだわ、これが。


 どう?
 ない?


 人を突き動かすもの、それは、「渇き」。

  • June 24, 2007 8:04 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

ウィークエンドの夢物語。

僕は歩く。
とにかくずっと歩きつづける。


道はない。景色もない。
なにもない場所をただずっと歩きつづけた。


向こうから男が一人やって来た。
見知らぬ男だ。中肉中背の背の高い帽子をかぶり、その端からはみ出している髪の毛はボサボサで、縁の太い汚いレンズの眼鏡をかけている。
見るからに汚らしい乞食のようなオッサンだ。


「今何時?」
その男がすれ違いざまに話しかけてきた。顔もこちらに向けてはいない。
僕は思わず立ち止まった。
「は?」
その男も立ち止まった。
「ほら、じゃあこの時計やるよ」
「は?」
「いいから持ってけ」
黄ばんだ乱杭歯をむきだしに笑いながら、男は強引に僕の腕を引っ張ってその腕時計を貼り付けた。
「じゃな」
男は僕のうしろを歩いて行った。


僕は腕時計に視線を落とす。
プラスチックなのか硝子なのか、その時計の時間を見る部分には大きなヒビが入っていた。八時から一時に向かって伸びている。
鼻を近づける。
魚の目玉にカビが生えたようなにおいがした。
頭痛がする。
よく見れば、その腕時計は止まっていた。
だが、不思議とはずそうとは思わなかった。
僕はまた歩き始める。


遠くに海が見えた。
僕の足は間違いなくそちらに向いている。
なんら魅力は感じない。
海はもう見飽きてる。
どこの、どの海に行っても、結局海は海でしかない。
波が立って、潮の香りが充満していて、そこに夕陽が沈めば儲けもんっていうぐらい。砂浜かゴツゴツした石か。それぐらいの違いしかない。


磯の景色が急に開けた。漣が静かに寄せては引いていく。
右手には古びた藁葺きのような小屋があって、左手には枯れた水道がある。井戸もある。
僕は海に向かって歩きだす。


だけど海には着かなかった。
きっとまだ明けてない朝だ。乳白色の靄があたり一面を覆う森のなかに僕は立っている。
足元を見てそこをたどろうとしても、自分の足跡すら見当たらない。
腕時計がおかしかった。
あからさまに時間が戻っている。
それとも自分がその時間に戻っただけなのか?
頭痛がする。こめかみの上、目尻の真横が、ちり紙が燃えていくように痛む。
しばらくのあいだ目を閉じていた。
傷みがすーっと消えていくようだった。それがなんだか心地よかった。


足を踏み出そうとしたそのとき、僕はその足を宙に浮かせたまま止めた。
僕の足と同時に、腕時計も進みだそうとしたからだ。
実際に進んだわけじゃない。見たわけでもない。
でも、なんとなく体のなかのなにかがそう感じた。
また足を元の位置に戻す。
腕時計は止まったままだった。
一歩だけ足を前へ出した。
腕時計の針も一秒だけ進んだ。
もう一歩足を前へ。
また腕時計が一秒進んだ。
逆に。


僕は日照りの強い坂道をゼエゼエ息を切らしながらも、一生懸命昇っている。
僕が足を差し出すたびに、腕時計は逆に一秒戻っている。
この坂道もおかしい。いつまで経っても頂上が見えてこない。
誰かがグルグルとまわしつづけている商店街の福引の機械の上を歩いているようだった。
たいして深くも考えず、僕は地球の円さを呪った。
そういえば煙草を吸っていない。
僕は煙草に火をつける。
ひと吸いだけですぐ捨てた。
息切れがひどくて疲れているときほど煙草を欲しがるもんだけど、そういうときほど煙草のマズさに嫌気が差す。
僕はまだ歩きつづける。


薄暗い。いや、薄明るい。
井戸のなかにいるみたいだ。
わずかに見える隙間では、まるで蝿のように人がすれ違ってる。
ビルの谷間だ。
だからだろう。余計に早い。早送りで見ているようだ。
蒸し暑い。
あまりに窮屈で変な汗もかいてきた。
僕は外へ飛び出した。


人間が普通に歩いている。
こちらに向かってくる。あっちへ向かって行く。
ちゃんと前向きに歩いてる。
でも、僕が進めば時計は戻る。
そうだ。
テレビの見すぎだ。実際に時間が戻ったところで、人間がうしろ向きに歩くわけじゃない。
現実としてそれを目の当たりにした人がそういう映画を作ったわけじゃない。時間が戻るんだから、きっとそうなるんだろうっていう憶測のもとに、映像としてそうしただけに過ぎない。
しょうもない。
僕は素っ裸で雑踏のなかを歩きだした。


暗い。
さっきのビルの谷間よりもっと暗い。
そういえばさっきも暗かった。
僕はあのとき、隙間の隙間にいたんだろうか?
それとも僕自身が隙間だったんだろうか?
突然なにかにぶつかった。
「なにやってんの?」
見上げると、不自然に黒い髪の女がこちらを見下ろしていた。
六四ぐらいで二つに分けた長い髪の片方が、高そうなTシャツの襟からなかに入っている。腰ぐらいまでありそうだ。高そうなピアス。高そうなサングラス。高そうなネックレス。高そうな乳。だけどダッサいキュロット姿。そしてドギツい原色のビーチサンダル。
「別に」
「フルチンでぶつかっといて"別に"はないんじゃない?」
「すまん」
すると女は微笑んだ。
僕に手を差し伸べて起き上がらせてくれた。おまけに尻や背中をかるくはたいてくれた。
「わりぃ」
「いいよそんな。チンポの一本や二本、別にめずらしいもんじゃないし」
「おまえ、おもしれぇな」
女は声を出さずに笑った。
「おまえもな」


そこで夢は終わった。
「ワオ」って言って起きた。
ビビッた。


結局、腕時計はなんの役にも立ってないような気もしないでもない。
もう少し夢の向こう側にいれば、なんかの役に立ったのかもしれん。
俺様はこんな夢をよく見ておる。

  • June 23, 2007 12:28 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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