一般的な血液型による性格分析を、俺様なりに考察してみる。

 日本ではこの“血液型”っつーのが、話しかける話題の一つになったり表面上のとっかかりになったりして、他人との関係作りのきっかけになったりしてけっこうイカす。
 信じてるとか、まったく関係ないとは言い切れないっていう人が多い。
 俺様も嫌いじゃない。むしろ好き。


 だが、しかし、“血液型占い”というものは、どうやら日本しかないらしい。
 ということで、それを理由にそれによる分析とか性格診断とかをバカにしたり、まったく信じないという人も多い。


 俺様思うに、アメリカとかに血液型占いとかが一切本当にないっていうんであれば、それはきっと、あまりにもいる人間が多いからだろう。
 それをたかだか四つや八つぐらいの枠で分類しようっていうのに無理があるっていうだけのことでしょう。


 アメリカでそれやろうとしたら、統計学としても最低で何人の分析しなきゃならんのだ?
 人種も違えば、背景も違うし、文化もいろんなお国柄の人たちが集まるような国だからな。
 “人種のるつぼ”とか“サラダボール”なんて言葉も学校の教科書で習ったぐらいだ。
 それ考えただけで面倒でもアリンガローサ。


 でも一人や二人ぐらいいてもよくね?
 まま、日本人ってのは、そういうロマンのある統計的な数字に左右されやすいってのもあるのかな。
 で、それが通説みたいな感じになって、さらには人間の心理のなかに偏りができるなんてなことにまで発展したり。
 それに比べてアメリカの人とかって、そんな数字より、現に今そこにある現実に重きを置くってことなのか。


 たまにつけたらやってる『アンビリーバボー』とかで見るけど、なんでもかんでも裁判になるアメリカじゃ、時に“愛の形”まで裁かれるらしい。
 まあ、ある意味そういった意味では、アメリカのほうがロマンシングな気がしないでもないけど。


 まま、そんなわけで、俺様に映る血液型考察。
 きっと、ほとんどが否定的な欠点みたいな書き方になるだろうけど、気になさるな。
 裏返していただきたい。


A型



  • 潜在的な自己中No.1。基準はすべて、自分が、これは正しいと思ったこと、そして自分がやったこと、自分がそう教え込まれてきたこと、そんな感じで常に自分。そこを突っつかれたり傷つけられるのを、もっとも嫌う。

  • 常にアンテナを張っていて、自分の周囲、自分に関わりのあること、そして関わってきそうなことへの気配り、対応、配慮が早い。でもその基準は、あくまで自分の主観なため、迅速ではあっても、“的確”であるかは別。

  • 合わないとか正反対と言われてる一般的なB型の性格に、どっかで憧れみたいな感情を抱いてる部分があって、そういう振る舞いをしてる人が多く見受けられる。常識的なことをわかっていながら、そこからあえてはずれようとする傾向にある。

  • 日本においては“一番多い血液型”と言われているそのせいか、ひねくれ感も強い。「人と違ったこと」への欲求は、ほかの血液型のなかで一番強いと思われる。特に若い世代。さらに特に、中途半端に若い世代として、二十代中盤から三十代中盤あたり。

  • 自分が少なからず好意を抱いている相手には世話を焼くが、そうでもない相手に対しては、そうでもない態度で接する。思いのほか、上辺だけの付き合いというのが、一番下手くそな血液型。そしてさらに、それがけっこう表に出てたりする。態度や表情に出やすい。

  • 好戦的。頭の回転が速いのか、口喧嘩ではなかなか負けない。ところがどっこい、その頭脳が自分的にキャパを超えると、攻撃の手段が拳や平手など、いつの間にか力技になっていることもしばしば。

  • 基本的に、根はいい人。ところがどっこい、素直な感情表現を苦手とするために、つい裏腹な言葉が出てしまったり、からかって楽しんでいるというような言動になる。

  • ヒジョーーーーーーーに、忍耐強い。でも、キレたときに怖い。で、実際わりとキレやすい。我慢できる許容範囲は広いものの、その器に深さはない。

  • 一般的に言われてることとは逆で、意外に大ざっぱ。

  • 自分自身が整理した抽斗のなかにないものは、手を出さない。

  • “やらなければいけない”ことでも、その状況においてやりたくなければやらない。“やらなければいけないこと”と“やったほうがいいこと”との区別がはっきりしている。そしてそこには、“自分が”と“誰かが”という分岐の条件もあるので、4通り。

  • “立場”というポジションを重要視する傾向にある。

  • 時間管理がしっかりしてる。


B型



  • ドM。基本が受身。なので、B型の人から積極的に話しかけられるようなことがあれば、それは自分に好意を持っていると思い込んでも90%近くの割合で当たってる。

  • けっこう常識人が多い。まわりと自分、そしてそのときどきの状況とのバランスを考えての行動が多い。

  • 時にお節介と言われるほど人への世話を焼く。情に厚く、絆や人間関係を大切にする。人の面倒見もいい。その上、そこには見返りや報酬なども特に求めてはいない。ただそれは、自分が好きな人に限定される。

  • 表面上の付き合いも非常にうまい。もしそれを気づかれたとて、相手にしても特に気分を害する接し方ではない。「ビジネスライク」という言葉がもっとも似合う血液型。

  • 自分に自信を“持たない”という部分があり、それが他人への鏡とすれば、他人の“過信”を嫌う傾向にある。“自慢”や“根拠のない自信”を見たり聞いたりすると、集中砲火とも言える批判がそこへ向けられることもある。根拠のないもの、または、それで自分が納得できないものは聞き入れない。

  • 淋しがり屋という面も持つ。その場、そこで自分は必要とされているかというのが基準となり、より必要とされている場所へと流れていく傾向にある。

  • けっこう論理的なものを好む。それについて深く掘り下げたり自分なりに考えるということは嫌う傾向にあるようだが、興味のある分野への知識の吸収には貪欲。

  • 「知識は知識」、「外聞は外聞」としてそのままを受け入れ、それを「自分のもの」とは決して言わない。たとえば、人から聞いて知ったことには、必ず「~なんだだって」とか「らしい」という表現をする。

  • わりと言葉遣い、選び方、使い方に細かいのもB型。

  • 人のものには、自分からは絶対手をつけない。「人のものは人のもの」という考えのもと、それをうらやましがることも特にない。

  • 話は、ぶっきらぼうでパズルを埋めていくような話し方だったり、単発な返答だけだったりする。そのため、議論というものができない。口論や話が長くなって自分が面倒になってくると実力行使に出る。その場すべてを断ち切るような言語道断、一刀両断も平気で振りかざす。

  • わりと神経が細かいのがB型。けっこう小心者だったりする。

  • 社会的、精神的な“立場”というものをけっこう重要視する傾向にある。その状況での自分の“ポジション”だったり、そこでの自分の“役割”などなど。

  • 自分の興味のある事柄を除いては、面倒くさいこと、面倒くさそうなことを極度に嫌う。たいがいにおいてサジを投げるか、それを隠しながら迂回する。

  • 非難や否定をされると、その矛先は、だいたい同じだけ、あるいはそれ以上の分量で、その相手にも向けられる。そういう場面での口癖は、「おまえだって」や「おまえに言われたくない」である。

  • 普段は忍耐強いが、その度合いによって一瞬ムッとする。そしてそれが全体とのバランスとして悪くなってきたり、あるいは、その状況に自分すらイヤになってきたりすると、もう忘れたというような素振りで振る舞ってみせる。

  • 物事の価値や判断の基準は、けっこう世間一般の常識だったりする。そこにプラスα、自分の興味のある分野で培った自分自身の経験と持論。そして、プライド。


 こんな感じで、A型とB型は一般的に正反対と言われているらしいが、傍観者としては、どっちもたいして変わらない似た者どうしと映る。


 A型とB型の口論が平行線をたどるのは、ただ単にお互いに気にすることが違うというだけじゃなく、それに対してお互いが一切譲らないというだけに過ぎない。
 A型は自分の価値観や持論を否定されたのがイヤで、B型は、人に言われたことで自分の意見を覆すということにプライドが許さない。
 なので、最終的には、B型が面倒くさくなって丸投げするか、子供の喧嘩みたいな状態がつづくかしかない。
 ギャラリーとしては、つまらない。


AB型



  • たぶん、A型とB型の、どちらの要素も持ち合わせていないのがAB型ではないかと思われる。


O型



  • 俺様のことだ。


 もう疲れた。
 これなら1日1つの血液型でバラバラにしたほうがよかった……
 思いつくままに書いてたらキリがねぇ。


 血液型を笑うやつは、血液型に泣く。


 んなこた~ない。
 にしても、関係なくは絶対ない。


 だって、血だぜ?
 血。
 “血は争えない”なんて超絶な言葉とか“骨肉の争い” ─── あ、それは入ってねぇや。


 美人はいくぶん乏しいかもしれんけど、人であれば、たいがい血は流れてる。人でなくても血は流れてる。
 時には花や木、空や石像も血を流すなんて摩訶不思議なこともある世の中で生きておる。
 で、全身駆けめぐりーの、酸素運びーの、脳ミソ活性化させーの、老廃物も運びーの、また戻りーの、運びーの、バンビーノ。
 布袋さんの『SURRENDER』じゃ“生きてる証”とまで歌われちょるけんね。


 血がもし、人間の外側を土星の輪っかみたいだったり、あるいは、すべての血管が人間を覆い尽くす繭みたいなもんだったのなら、わかる。その事態、この事態も受け入れようぞ。
 しかしながら、血っつーのは、脈を打つ赤いパイプっつーのは、その人間の内に秘められているのじゃよ。


 そんな重要かつ繊細なもんが、その人間の内面的な要素に一切関わりを持たないなんざ~、そんなおかしな話あるかね。
 どうだい。あるかね、おまえさん。


 とはいえ、テレビでたまぁ~にやってる“血液型占い”は、あまりにおおまかすぎて信用してない。
 せめて星座ぐらいは分けてくれ。


 “カバラ”が骨なら、“血液型”はそのまま血であり、環境や経験、知識や情報やが肉なわけだ。
 だから肥満が増えるのだな。


 いつかきちんと、今度はすっきりとした形で文書化したいと思いまっつん。

  • June 18, 2007 2:53 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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