月別 “ April 2007 ” 列挙

“ April 2007 ” に書き連ねた俺様日記の数々。

連休となると、メーカーさんは怒涛の勢いで休みをぶち抜く。

 連休だ。連休だ。嬉しいな。


 っつっても、俺様は特に関係なし。
 ゴールデンなウィークリーも、特にない。
 いや、ゴールデンなウィークにすることも可能なんだが、そうすっとー、お給料が鹿のクソのそのまたクソになるのです。
 なので、行きます。行かねばならぬのです。


 いやまあ、仕事がないわけじゃない。
 行けばやることはあるってだけ。ただ、だれも来たがらないってだけのこと。


 っつーか、運送会社が休みに休んでどないすんのって話だよな。
 この休日、旅先に届くトラベルなケースを待ち望んでる方もいるでしょう。ごった返す人々のなかでいかがわしいブリーフケースを交わす人たちもいるでしょう。おじいちゃんやおばあちゃんから届くプレゼントを楽しみにしてる孫もおるじゃろうて。
 運送会社は休みません。


 もう世の中、連休なんでしょ?
 なんか巷じゃ、まるごと1週間ゴールデンになる人もいるらしいじゃん。
 聞くところによれば、そういうときってメーカーさんが強いらしいな。卸業者さんとか小売さんは休みないけど、それを出荷するメーカーさんは平気でぶっこ抜くらしい。
 やっぱオリジナルのもの持ってるとこってのは強ぇやな。
 黙ってたってそれを欲しがる人が群がってくんだからなぁ~。


 まあ、だから“殿様商売”なんて言われるところもあるんだろうけどさ、それはそれで評価の1つだな。なに言われようがそれがオリジナルの強みだもんな。
 “オリジナル”っつーのは“揺るぎないもの”ってことだもんな。


 恐るべしオリジナル!! 

  • April 22, 2007 2:36 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

同棲生活をするメリットその1。

 うちの人が、またそそくさと出ていった ── きっとサーキットだろうさ。


 彼はよく走りに行く。
 きっと今日もまた十勝インターナショナル・サーキット? コース? 略して“TIS”?
 はたまたカートだろうか?
 その場合は、千歳か? 空港の近くのなんとかかんとかってカート場?


 彼は走る。よく走る。
 ひたすら走る。走りつづける。
 どこまでも。
 そう、どこまでも。


 昼と夜とで別々の生活者が同じ場所に住むと、これ便利な点はといえば、荷物の着日指定とか時間指定が必要なくなる。
 昼も夜も人がいる。たかがサインでいいのだ。名も知らぬ他人どうしでもない。相手の名前ぐらい知ってるし、書けるのだよ。
 受け取り自由。
 まあ、すっげぇデッカい荷物で気になる代物なら、“え? そんなの届いてねぇよ?”とか言ってパクっちゃうこともできるわけだ。やろうと思えば……思わねぇが。


 彼は車専門。俺様はチャリンコ専門。
 どっちも車だ。走るってシロモンだ。
 そんなわけで、今日もまた走る。

  • April 21, 2007 2:32 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

嬉しさと悲しさの落し蓋。

 そんなわけで昨日、姉ちゃんに“おめでとう”のメールを送ってみたら。
 そしたら返ってきた内容はこれだ。


 ── ありがとう! でもそういえば、誕生日にメールなんて初めてじゃない?


 ん~、たしかに……ごもっともだ。俺様も記憶がない。
 しかしそこはツッコまないで、そっとしておいてほしかった。“ありがとう”のままで終わらせてくれ。
 忘れてるわけじゃなく、特に気にしてないわけでもないんだけど、送れてなかった。かといって別に照れくさいわけでもない。
 姉ちゃんにすればそんだけ嬉しかったことなんだろうけど、おれとしてはなんだかすげぇ悲しくなった。
 

  • April 20, 2007 2:31 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

姉ちゃんの誕生日。

 ── 今日って、姉ちゃんの誕生日じゃん。

  • April 19, 2007 5:27 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

新聞とは、そこに映ってない部分を自分がくみとって、そして自分なりに考えるっていうことに本当の意味があるんだ

 今さらながら、左側のメニューに出るタイトルが“日記”とか“日記以外”とかしか出てないじゃない!!
 おかしいじゃない。おかしいじゃないのさ、それじゃ。
 自分でなに書いたかわからないじゃない。
 どうすんのさ。どうすんのさ、これ。


 しかしだ。
 前にそれをどうにかならんかとカテゴリー部分を非表示にしてみたんだけど、結局同じで、それはまたカテゴリーわけしようと試みること自体がムダになってしまったわけで、やめたんですが、やっぱり今またそれもやめようかなとも思う。
 左側のメニューにそれしか出ないんじゃ、あれを表示させる意味もねぇ。
 できればムダは、一切なしの日記にしたい。ムダは記事の内容だけで充分じゃけぇ。


 夢は“新聞” ── “読む”ということに特化させた機能美。


 しかしそれには区切り線というのが、ある程度必要なわけだ。新聞もそうだ。
 そういえば、新聞のあの区切りって、一見ものすごい見づらい感じするけど、実際にはそうでもないらしい。もう俺様が生まれる前からあれなわけだから、一応それなりに理にかなったレイアウトなんだろうなと思う。それでいて美しい……のか?
 って、要は、新聞も慣れなんだろうな。


 小学校のときなんざテレビ欄しか見なかったから、ほかの紙面なんてまったく読めなかった。段落ごとに、“あれ? これ次どこに続いてんの?”って、文章の続き探してたもんな。一面とかなんて写真でしか見てなかったし。


 っつーか、あんぐれぇの年のときって、写真さえあれば、だいたいのことはすんなり理解してたような気がする。文字でダラダラ事細かに状況とかを列挙されるより、その現場のイメージをズバコーンと載せてもらってたほうがわかりやすかったんじゃないかと思う。
 しかしながら、俺様も大人になり、文字のほうにも興味を馳せるようになってった。
 それはズバリ、これだと思う。


 その写真に映ってない部分。


 むしろ、“写真としては映せない部分”といったほうがいいか。
 できるだけ多くの情報を含んでいる厳選に厳選を重ねられたその1枚の写真の裏側に渦巻く人の気持ちや、さらに詳細な状況。そして、その事柄に関連する情報。
 要は“うんちく”か ── 自分のなかに取り込んで蓄積させたいっていう欲か。


 大人になると、きっと吸収したものを、さらに人にも伝えたいっていうある意味子供じみた欲が出てくるんじゃなかろうか?
 それは人とのコミュニケーションをはかるための1つの手段としてだったり、あるいは単なる自慢だったりする。そして自己満足。それはだれに伝えるためかって、自分自身。


 だから、最近じゃ新聞の需要も減ってきてるんじゃないかと思うのよ。人や時代、技術が変化してるから。
 単に情報を得るためのものが、新聞だけじゃないんだもの。むしろ新聞なんかより、より多くの情報を手に入れられる資源はいくらでもできた。んで、子供が大好きなテレビ欄すら必要ねぇんだから、もう救いようがねぇ。
 今となっちゃ単に、良くも悪くも“文化や伝統を重んじる人”しかいねぇんじゃね? あるいは、単なる紙好きか。


 しかしねぇ~……
 新聞たくさんとってたり、持ち歩いてる人って、なんか“デキる人”みたいに見えちゃうのよねぇ~……不思議と。


 んまあ、しかしながら、中学2、3年の現国を受け持ってくれてた加藤先生に、これもまた1つの新聞の読み方として教えてもらったことがある。
 それは“社説”。
 なんか新聞のどっかに、たしか煙草1箱ぐらいの幅に、びっしり字ィ詰め込んでる場所のことをそう呼ぶんだそうだ。


 もうあとは卒業式を待つだけみたいな時期に突入したころ、現国のカリキュラムが“新聞”っていう授業に変わった。
 加藤先生曰く、“先生はな、本当はそれが一番の現国の授業だと思うんだ”


 そのときもテレビ欄しか読まなかった俺様は思った ── “おう、たしかに”
 納得だ。うん、実に納得だ。


 そして加藤先生は、さらに言った。


「新聞ていうのはな? 一見、ただの事実や情景しか綴ってないように見えるけど、そこからその裏側に必ずある怒りや悲しみ、わだかまりとか深みとか、そういう人の気持ち、そしてさらにその背景にある歴史やなんかを自分がくみとって、そして自分なりに考えるっていうことに本当の意味があるんだ」


 嗚呼、なんと衝撃的。
 しかしカトちゃん、そのあとの続きがさ……


「たーだおまえ、テレビ欄ばっか見てたって意味ねぇんだぞ? エッチな深夜映画ばっかりチェックしてんなよ? おれも好きだけどな。でもいいか? “ゆけむり”とか“温泉”とかそういう単語に騙されるなよ? それなら“薔薇”とか“百合”とか、ロマンチックな単語のほうが意外にハズレはないからな……あ、今これ、ひっかけ問題でテスト出すぞぉ~。ノートとっとけよぉ~」


 ……素敵!! まったくもってそれこそが“現代”!!
 カトちゃんはホント、若人たちの心をつかむのがうまかった。
 いつも3ピースのスーツをバシッと着こなしてて、ガリガリに痩せたビシーッとオールバック決めたじいちゃん。メガネの奥の目は厳しくも、愛しそうだった。


 そんなわけで、どんなに時間がなくても“社説”さえ読んでおけば、新聞の内容はだいたいわかるってことだった。


 と、そんなこんなで、とにかくタイトルはやっぱ大事っつーことだ。
 どうにかしよう。

  • April 18, 2007 2:34 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

俺様の小学校のときのミニバスの顧問は、三浦先生 ── 略して“ミーセン”だ。

 B専:恋人はブサイク。


 今巷の女性たちのあいだで、その“B専”なる“彼氏はブサイク専門で”っつーのが話題を呼んでいるらしい。こないだテレビでやってた。実際にそういうカップルを番組内で紹介してもいた。
 昨日か? おとといか? いや、おとついか? んじゃ、一昨日って書いておこうか。


 なんかインタビューのなかでは、さんざんなこと言ってた。
 自分をその“B専”だという娘さんのお母さんも賛同していた。そこに一人、片耳のピアスを揺らしながら反論するお父さんが、なんとなく強くたくましく、そしてカッコよく見えた。
 で、恋愛サイトに登録する女性たちの談合でも、これまた“ムカつく”だの“最悪”だのぶちまけてた。
 まさに言いたい放題だった。


 番組のなかでは、いろんな段階を踏むようにして“B専”を紹介していた。
 まずは“mixi” ── そういうコミュニティーがあって、現時点で1326人だかのメンバーが所属しているとのことだった。
 で、それからは具体的な紹介。前は顔で恋人を選んでたという女の子から、“B専”をかたる女性が選んだ夫婦。そしてそんな女性たちを恋人・妻に持つ男たちの風景。


 で、その女性たちが、いわゆる“イケメン”な人たちに向けて取材のなかで口をそろえて言ってたのは、俺様なりにまとめてみると、ざっとこんな感じか。


  1. カッコいい人は、ほかの女の子からもチヤホヤされてるし、別に自分じゃなくてもいいんじゃないかと思えてくる。

  2. そのチヤホヤされてるっていう、それ自体がもうなんかイヤ。

  3. カッコイイ人は黙ってても寄ってくるだろうと思ってて、ただカッコつけて待ってる感じ。それがムカつく。

  4. 嫌われたくないとか、ほかの人にとられたくないって感じちゃって、自分もついがんばっちゃうのが疲れてしまう。

  5. カッコイイ人は“自分はもうここにいるから、おまえもここまで来い”みたいな考え方でいるような気がする ── これはお母さん談。


 で、“ブサイク”な人へ向けて言ってた言葉。


  1. マメ。とにかくマメ。メールでも電話でも、その数が全然違う。

  2. ブサイクな人は少なくとも一生懸命で、ちゃんと気持ちとか全部でぶつかってきてくれてる感じがする。それが嬉しい。

  3. 飾らないし、カッコつけたりしないから、変に自分も気ぃ遣わなくていいし、いつも自然体でいれるのがいい。

  4. きっとブサイクだって自分でもわかってるから、手放したくないっていう気持ちが強いのか、優しいし何でもしてくれる。

  5. なにより私だけを見てくれてる感じが嬉しい。


 どちらも、わからなくはねぇ。


 結局のところ、“私だけの王子様で、私だけが貴方のお姫様でいたい”ってとこか。変に見下されたくねぇっつーことか。いや、それはちょっと微妙にニュアンスが違うか。見上げるような感覚で一緒にいたくねぇってことか。
 それはそれで妥協とも言えるかもしれんが、実際には、欲が出るってあたりかな ── 等身大の自分のままで、本気で好きになりたい。


 たしかに、カッコいい人は好きじゃないっていう人に、身近なところで前ちょっと“なんで?”って聞いてみた。そしたらこんな答えが返ってきた。
「漠然とだけど、なんかいつも変な劣等感感じるから。なんか“付き合ってもらってる”っていう感じするから」


 “特別”だからこその気持ちなのかねぇ~。そういう存在っていう感覚が自分のなかにあるから、自分もみたいな。心のなかの振り子てやつか。
 自分がぶつかった分、相手も同じだけ振れてほしいみたいな。あるいは天秤 ── 片方だけが重くても軽くてもダメ。バランスが悪いと、心の針がどっちかに振り切れてしまうわけだ。


 んなあたりで、品川さんが言った。
「でも、まったくそういうのがなくて、全然モテないっていうのも女性からしたら、なんかアレなんじゃないんですか?」
 ん~、そんなふうな言葉もよく聞くな、実際。
 まあ、それに答えた番組の女の人も言ってたけど、とどのつまりは“独占”だろうな。それの賜物以外、なにものでもないだろう。


 そんなとこから聞こえてくるのは、昔っから使い古されてきた言葉 ── “男はやっぱり中身でしょう!!”
 んまあ、彼氏のほうも、自分を恋人として選んでくれた特別な女性ができたとて、手放しじゃ~喜べないわな。テレビに顔まで映されて、“ブサイク専門”ってことでお声がかかってんだから。


 とはいえ、そんな恋人に選ばれた男性諸氏のほうも、なんだかんだで悪い気はしてなさそうだったな。
 ホワイトデーに、妻に内緒でケーキを作ってる旦那さん、すっげぇ嬉しそうだった。それを食べる奥さんも同じ顔。
 手をつないで一緒に歩く恋人どうしも、すっげぇ楽しそうだった。


 結局、みんなハッピーなんだな。
 だったら“B専”だろうがなんだろうがいいじゃん。


 しかしだ。


 まあまあまあまあ、結局どいつもこいつも、別に全然ブサイクじゃねぇのな。
 このときばかりは、さすがに小倉さんたちの「きっと今ごろ、ホントのブサイクが怒ってるよ」って言葉に大きくうなずいたわ。


 まあ、さすがにカッコいいとも言えないけど、格別ブサイクってことでテレビに映すほど悪くもねぇ。
 あれじゃあ、“B専”たって、なんか“目も当てられないようなブサイクには、むしろ私だけ見るなんてやめてほしい。そこまでのブサイクなんてもう、B専とかそれ以前の問題”って言ってるようなもんだ。番組で最初に出てきた“希望の光”なんてあったもんじゃねぇ。


 さて、こっからは俺様の分析だ。
 “飾らない”ってのは、女が飾るから男も自然とそうなるんじゃねぇのか? 当然、イケメンだろうがブサイクだろうが、男も女に受け入れられたいわけだ。
 で、どっちかが飾れば、もう片方も飾らなきゃなんねぇのかなって感じんだろう。そらイケメンに対して言い放ってた“自分もついがんばっちゃう”ってのと同じこった。


 っつーか、単によ、そのとき好きになった人が、カッコいい人か、チートばかりそうじゃないってだけのことなんじゃねぇかなと思う。ただそれだけのことじゃねぇか?


 番組内の女の人が、こんなことを言っていた。
「まわりはその人のこと良くは言わないけど、私だけがその人のいいところ知ってるんだ」
 すごく印象的。
 いいこと言う。


 でもそれって、“インディーズだったころは好きだった”っていうマイナー指向の人から聞く話とも似てるような気がするんだよな。「もうメジャーになっちゃったからねぇ~」みたいなさ。
 なに? 母性で恋愛しちゃってるのか? “私が守ってあげる”的な感覚なのか? それでいて、いつか自分が淋しくなりそうになったら、すぐ捨てれるのか?
 “私はあなたの母親じゃない”なんて言っておきながら、そんな心理がどっかにあるじゃねぇのかって。“一緒にいてあげてる”とか平気で言えそうなもんだ。


 女がいっつも奥歯にもの挟まったような言い方すんのは、いつまで経っても満足しない性分からきてんだろうと思う。車で送ってくれたんなら、帰りも迎えに来てくれるんだよねって、どんどん欲が出てくんだな。
 女を100%満足させようと思ったら、200%の器を持たなきゃいけねぇ。1人の女を満足させるには、2人の女を同時に満足させなきゃならん。
 いつも奥歯に挟まってんのは、自分の不満だっつーことだな。


 ってか、やっぱ妥協なんじゃねーのって。
 どっかではなんだかんだ言ってもカッコいい素敵なイケメンがいいとは思ってても、そのまたどこかで“どうせ私なんて……”って感じ抱いてるんじゃねぇの?


 結局人間なんざ、ヴィジュアルに弱ぇんだから。盲目の人の聡明さと強さが決定的なのは、きっとそこだろうなと思う。曖昧で不確かで信じきれない愛よりも、見えるメールや実感できる優越感だろ?


 なもんだから、良い悪い以前に、自分から枠外に締め出してたりするだけじゃないか? 参加する前に脱落してたりさ。
 それって弱冠の違いはあれど、要は“鶏口牛後”の心理だろ?


 単なる自分自身への、精神衛生面への配慮ってやつか。


 “B専”なんてなんかカッコよさげなファッションみたいな単語使ってねぇで、シンプルによ、惚れてくれる男のことブサイクだのなんだのヘッパッたツッパったなんて見下しておきながら、自分のこともっと見上げてくれるようにシッポ振る“負け犬”でいんじゃねぇか?


 でも、そうじゃねぇよな。
 かなりまわりくどいけど、そうじゃねぇって気づいてくんだろうさ。
 つまりはそういうことなんだろうな。気づいていく、それなんだろうさ。


 最初はたしかに、その“反ミーハー”というか、“B専枠”みたいな感覚の働きだったかもしれん。
 イケてる人のイケてないところを自分だけが知ってたり、イケてない人のイケてるところを自分だけが知ってるってよ。
 たまたまよ。たまたま。


 自分が好きであれば、それでいいみたいな。その人に対する自分の気持ちに自信が持てれば、それがいいみたいなさ。
 嫉妬とかそういうのって、結局あとからついてくるもんじゃん。強さも弱さも、その人を好きだからこその気持ちよのぉ~。
 そんな感じで自分が好きになる人に対して最初から枠を設けちゃうような考えじゃなくて、ホントにただ好きだから一緒にいるんだってことにさ。


 女のなかの不満ってのは、もう1人の女じゃなく、自分の好きな恋人が満たされたかどうかなんだな。1人の女を満足させるにゃ、同時に男も満たされてなきゃ、なんの意味もねぇっつーことだ。
 さらに言えば、そっちのほうが20%ぐらい多そうな気さえする。


 女にとっちゃ、2人で初めて100%になれんのかね。


 まあ、そんなわけで……って、そういえば、その番組に出てる光浦さんが、最後におもしろいこと言ってたな。
「この男の人バージョンはやらないんですか?」
 ねぇだろう。価値がねぇよ、そんなの。
 男にそんなこと訊いたって、なんでも“人それぞれ”で片付けようとするんだから。


 とまあ、またしょうもねぇこと言いくさってしまいましたが、俺様なりに考えてみた。


 “B専”とは、“ブサイクな心とおさらばして本気で恋愛を楽しむための自分を見つける専修学校生徒”


 ちなみに、俺様の小学校のときのミニバスの顧問は、三浦先生 ── 略して“ミーセン”だ。

  • April 17, 2007 2:25 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

追い抜かれないように、そして追い越さないように。

 ここのところなんだか連続して詩ぃ書いて公開してるけど、だいじょぶか、おれ?
 なんか熱にでもうかされてんじゃねぇか? 疲れてんのか? それとも、憑かれたか?


 でもなんとなく、なんとなくだけど、最近書く詩が好きだ。
 結局なにが言いたいのか、その詩全体を包み込む空気でありまた、核みたいなものはどこにも見当たらない感じはするけど、それを構成する言葉、単語、その1つ1つにちりばめれてる感じがいい。
 自分で書いててなに言っちゃってんのって感じだけどもさ、好きなもんは好きだし、いいもんはいいんだな。
 まあ、最後の最後で、ブログの1つ1つの記事、そしてそのすべてで“僕って”いう自分を垣間見ることができれば、俺様として言うことなしだ。


 時間を気にせず、そのとき、そしてまたそのときを、ふと立ち止まったときのようにとらえていこう。
 風が吹き、虫が鳴き、グラスのなかの氷が傾く。
 今はもう、あふれた涙が落ちるまでの過程や理由、そして流れたあとの結末や答えを探すより、その涙がどこに落ちるか、落ちたのか。それが弾けるその涙の音しかない刹那を見つめていこうと思う。
 そしてまだ、涙になる前の、涙なんてない僕がふと気づけただけまでを。
 追い抜かれないように、そして追い越さないように。

  • April 16, 2007 8:42 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

睡眠と美から、女性ホルモンと男性ホルモンと、多岐に綱渡る考察。

 いやはや、睡眠大好きな俺様でありますが、どこからともなくそんな風が吹いてきて、ちょいとばかり睡眠について調べてみる機会ができた。
 まあただ単に、なんかどっかのブログやなんかに登録すると届くニュースなメールっつーか、そういう多少ながら迷惑極まりないメールに出てただけのこった。


 しかしこれが役に立った。


 “寝る子は痩せる”っつー説が、アメリカのどこだかの大学から発表されたらしいのだよ。


 とはいえそれは、子供が対象の実験っぽいけど、子供に効果あって大人にはないなんて、そんな理不尽な話あるかい。無知と既知の差は計り知れないものはあるけども、やっぱなんだかんだで同じ人間。効果がないわけがない。


 どうやら、睡眠はダイエットにも効果があるとのことらしい。
 人は、寝ると成長ホルモンっつーもんがドバッと分泌されるんだそうな。それは子供の急激な成長期ってやつにも似てる感じがするので、大人になったらそれが睡眠っていう状態のなかでゆるやかながらも続いてるっつーことじゃねぇか?


 これすなわち、エネルギー消費と細胞の活性化也。


 それすなわち、大人っぽい言い方に変えれば、エクササイズと細胞の再生。


 どっちも若返りじゃーん?


 やっぱ寝るって最高じゃーん!


 なんだか子供のころにちゃんと寝てた子は、10才以上になっても肥満になりづらいらしい。たしか1歳から3歳だったか、8歳ぐらいだったかは忘れたけども、そんときの睡眠を1時間増やすだけで、その効果は何倍かになるだってよ。
 すげぇじゃん。
 “寝る子は育つ”っつーのも、あながち迷信とか言い伝えっていうだけじゃなさそうだ。


 まあねまあね、だから時々20時間とか寝たからって、一気になまら成長するってわけじゃないだろうから、やっぱり毎日の睡眠をきちんとじっくりととろうってことだろうな。
 たしかにな。なんか落ち着きない子供って、見てたら全然寝なそうだし。


 っつーか、睡眠っつーのはさ、きっと女性ホルモンにも似てんじゃねぇだろうかと思う。
 寝ないやつは落ち着きもない。徹夜の人はなんかイライラしてる。寝不足のときは、なんとなく攻撃的になってるような気がする。
 たぶん、ずっと寝ないとかストレスがたまった状態でいると、男性ホルモンなのか、それに似たホルモンが分泌されるんじゃなかろうか?
 ヒゲの伸びは早いし、爪もやたらと伸びる。なぜか俺様ビンビン物語になることもある。
 それが寝るとおさまるわけだ。


 まあ、成長ホルモンだからヒゲも爪も寝てるほうが早くなるのかもしれんけど、寝てる最中もずっとビンビン物語してる人はいないだろうさ。ジャングルのなかの猛獣たちも寝るだろうさ、そりゃ。
 またジャンゴージャンゴーし始めるのは、やっぱり起きてからだろう。


 いいよ、そんな話は……結局そっちのほうが盛り上がっちゃうから。


 睡眠時間がたっぷりとれてる期間っつーのは、たぶん髪もメチャメチャ伸びてんじゃないか?
 髪の伸びが早いのは、そんだけ毛根というか毛穴が元気な証拠なんだそうだ。美容室の真理ちゃんが言ってた。
 よく“エロい男は髪の伸びが早い”というけども、そのへん考えると、間違ってもなさそうじゃん。いっつもかっつもセックスしてるやつは、いっつもかっつも寝てると一緒だ。
 でもって、男にとって愛のあるセックスは女性ホルモンを分泌する ── いや、これは予想。


 これは女性の方から絶大なうなずきを得られそうな気がするから、それを励みに書いてみちゃうけど、それまですっげぇイライラしてたくせに、おざなりでも演技でも、そんなときにとりあえず一回ヤラせてやれば、無様なほどにすぐ落ち着く男たち。
 男のストレス、不安、不満、フラストレーション、その他もろもろの女性にとって迷惑なものの解消法だろうと思う。


 いや、だからいんだって、その話は。


 俺様が思うのはさ?
 寝るにもけっこう体力っていると思うわけよ。
 なんかすっげぇアクティブな人に言わせれば、“寝る=グータラ”かもしれんが、実際そうでもないんじゃね?
 寝すぎたら体のあちこちに変調きたすことないか? やたらグッタリしてたり、腰が痛かったり、無気力だったり。
 で、それって普段どんなときか?


 ── もっぱら疲れてるときじゃね?


 ワオ、論理的!!


 だからジッちゃもバッちゃも長いこと寝てられねぇんじゃねぇの? あれって早起きっていうより、寝てられねぇってだけじゃね?
 寝てるだけもラクじゃねぇさ。


 んなもんだから、ハゲないためにはちゃんと寝ろっつーことか。


 (きっと女性ホルモン+成長ホルモン)相乗効果=ナヤミムヨウ


 そんな方程式もわりかし成り立ちそうな感じがする。


 って、ちょっと待て。
 今回は“ハゲ”じゃねぇ。それももういい。ハゲハゲっていっつも気にしてることもまた、暗示的なハゲの原因になりそうだ。いや、なる。人間の自己暗示力っつーのは、けっこう侮れねぇ。


 だから俺様、やっぱ確実に痩せると思うよ?
 んまあ、厳密には、現状から痩せていくってよりは、デブりにくくなるだろうってな感じか。多少布団を重くしとけば、もしかしたら、筋力アップにもなるかもしれん。思いっきり予想と期待だけど、そんなこともなくもなさそう。


 んであと、美容には確実にいい。肌が違う。
 図太い男の肌でも感じるんだから、繊細な女性の肌ならもっと顕著に表れるはず。ニキビができれば、目もとが落ち着かなくなり、目の下にでっけぇヒルを養うようになる。なぜか髪もパサパサになり、痩せたというよりは、頬とかがやつれたように見えてくる。カサカサな肌かと思いきや、脂っぽくなってたりして、そうすっっとー、たぶんベースメイクにかかる時間が長くなり、化粧も余計に厚くなる。


 かのCMで前の“アジアンビューティー”チャン・ツィイーは、毎日の睡眠時間を、最低でも8時間はとるようにしてるらしい。それが“美しさを保つ秘訣は?”の答えだった。首傾げてたけど。


 shu uemuraさん曰く
 ── 真の美しさは素肌から。


 あ、違ったか?
 あくまでメイクアップ・アーティストだから、化粧のことだったっけか?
 まあいいさ。
 でもそんな感じでしょう、実際。


 そんなわけで、寝れ。
 おれ。


 もっとちゃんと寝なきゃダメだよ、日本人。
 徹夜でなにかするってことがなんか美徳っつーか、偉いっつーか、カッコいいみたいなとこあるけど、もっと大切にしなきゃいけない文化があんじゃねーのっつの。


 美しくスマートに生きていければ、それすなわち真の“健康美”也。
 でも、まずは心の贅肉を落とそう!!


 おっと、これは山咲さんのパクりじゃねぇか? あれ、違ったっけ?
 山咲さん、『探偵ナイトスクープ!』の西田さんの左隣に座ってる麗しき女性の次の次に好きです。


 眠って、まずは素肌から整えよう!!
 だってタダじゃん。

  • April 15, 2007 8:18 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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