月別 “ May 2007 ” 列挙

“ May 2007 ” に書き連ねた俺様日記の数々。

≪ほっかほっか亭≫の“ラムマヨ丼”におふくろの味が重なる日。

 ひっさびさにジンギスカン食った。
 うまいな、ジンギスカンて!!


 もぉ~、そうだなぁ~……10年ぶりぐらいか?
 んまあ、それは多少嘘が含まれるだろうけど、たぶん、少なくとも5、6年ぐらいは食ってなかったと思われる。実家出てからは食ってなかったはず。


 ひっさびさに食ったけど、やっぱうまいわ。
 でも本州の人には“クサい”ってことで不評らしい。すっげぇクサいらしい。
 牛乳と同じ気がするな。嫌いな人はすっげぇダメだけど、好きな人とかにはたいして気になるもんじゃない。


 で、なんかダイエットに効果があるとかなんとかで一時的なブームになってたらしいじゃん?
 もともと普通に食ってた道民としては、ホントかよって気もしないでもないけど、本当らしい。とはいえ、捏造ってのも否めない流れもあるしな。


 意外にも、最近じゃもうテレビよりインターネットのほうが情報としての信憑性は高いのかなと思えてくる。んまあ、インターネットの場合、ただただ情報量が半端じゃないっていうだけのことだし。嘘ばっかっていうわけじゃ~ないもんな。情報が多いだけに、ただ信頼の高い情報をいかに見つけてくるかってだけのこと。
 それがテレビの場合は、やっぱし時間で区切ってるわけで、番組っていう単位だから情報のソースそのものが少ないからさ。1つが捏造ってなったら、全体の信頼度も一気に落ちるってわけだ。


 でさ?
 韓流ブームの流れなのか、美食志向の浸透なのか、“プルコギ”って焼肉あんじゃん。
 あれ、実はさ、≪アサヒビール園≫とかで食べてたジンギスカンと区別ついてなかったのよ、俺様。むしろ、実家にいたときに出てきてたのとも一緒だった。
 食べてみたら、味も一緒。


 作り方が違うのか? たぶん材料なんて一緒だろうし、“プルコギ”だって、韓国に行けばいろんなバリエーションあるんでしょ?
 “それは本場のプルコギ食べたことないだけ”なんて、つまんないツッコミはやめて。


 そういやたしか、実家ではフライパンでやってたけど? 見た目は肉じゃがみたいになってたけど?
 それに入れる調味料の呼び方が、日本と韓国で違うってだけだったり?


 あ、でも、≪pizza hut≫で前に、期間限定だかでメニューにあった“韓国風プルコギ”だと、全然味が違ったな。
 なんか甘辛っつーのか? あと、海藻なのか、ドラゴンのヒゲみたいなのが乗ってたな。
 あれ好きだ。
 うぬ。それはそれは美味かった!!


 あ、そうそう。そうだ。
 なんで急にジンギスカンなんて食ったかっつーとだな。
 最近だとなんかテレビでCMもされてるみたいだけど、今≪ほっかほっか亭≫で“ラムマヨ丼”っつーのが出たのだ!!
 期間限定+北海道限定なんだそうだ。
 で、買いに行ったとき、たまたま見つけて食ってみたっつーわけだ。
 480円の新発売です。
 
 そのときはCMも見たことなかった状態だったし、ひさびさの“ジンギスカン”っていう響きに、とにかく気になった。
 「これもメチャうまかった」という噂を聞いてた“とり肉と根菜のきんぴら炒め弁当”っていう390円の安さにも揺れた。
 ほかのとカロリーで見比べてみても、この“ラムマヨ丼”が低かった。


 で、決定。


 そして、正解。


 これがうめぇの!!
 ひさびさのジンギスカンってのも相まって、とにかくうまかった。
 そういえば考えてみるとさ、けっこうジンギスカンって実家でしか食べないと思うわけ。一人暮らしとか始めて焼肉にすっかなって思ったら、やっぱカルビとか牛タンになっちゃうんじゃないのかなって。
 食べに行くっつーってもさ、ジンギスカンのお店ってなかなか行かなくね?


 不思議だねぇ~。
 っつーことでジンギスカンてさ、けっこう道産子にとっては“おふくろの味”ってジャンルに入るかもな。


 なんか買ったあとで、店内のチラシみたいのに“「えぇ~?」と思われるでしょうが、意外にマヨネーズがジンギスカンによく合う!!”ってことだったけど、そのへんはノー・コメント。
 よく合うとか意外とか言われても、実家ではけっこうそやって食べてたから。
 ってコレ、けっこう道産子の家庭じゃ日常的にやられてるジンギスカンの食べ方なんじゃね?


 そんなわけで、特に目新しいこともないかとは思うが、北海道民の方、≪ほっかほっか亭≫に足を運ばれた際は、カロリーが低い上に、ダイエット効果もあるらしい“ラムマヨ丼”、ぜひお試しあれ!!
 あと、実家で食べてた懐かしいジンギスカンの味を思い出したくなった人、オススメ。
 意外にうまいか、普通にうまいから。


 とはいえ、まあ捏造だろうがなんだろうが、焼肉ってことで結局同じだろうが、道民の食卓にジンギスカンが上がる頻度は変わらないな。
 んで、道産子がみんな痩せてるかったら、実際そうでもねぇぞ?


 あ、そうだ。
 俺様ずっと“ほっかほか亭”だと思ってた。
 ≪ほっかほっか亭≫って、なんか言いづらくね?
 もっと音に忠実にいこうよ。
 ってか、“ホカホカ”なのを強調すんなら、“ほっっかほか亭”のほうがいいんじゃね?

  • May 9, 2007 2:16 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

人に優しい詩を書きたい。でもそれには、そういう想いが必要だ。

 正直、涙が出そうだった。
 でも正直、涙なんて出そうもなかった。
 それはなぜなら、めっちゃ優しい感じだったから。


 でぇ~もさぁ~ ── 人間、年とってくっとさぁ~。
 なんだかんだで人の優しさに触れたときが一番涙でそうになんじゃねぇかなぁ~って思うのよ。


 たぶん、人に同情しながら生きてくことに疲れてんじゃねぇかなってよ。
 高校とか中学んときってのはさ、きっとかわいそうとかで泣いてたと思うわけ。映画で言えば、まあ王道として『タイタニック』?
 最後にジャックが「愛してる。君は生きて幸せになってくれ」みたいな感じで沈んでくとことかさ。
 自己犠牲っつの?
 それってつまり、要は、自己憐憫が強いってことだと思うわけ。同情ってさ、自分にもそれだけの思いを抱いてるってことの裏返しなんじゃね?
 それで自分の愛を示すっつーか、自分を示すっつーかさ。


 人のことをちゃんと愛せる人って、きっと自分のこともちゃんと愛せてる人だと思うのさ。
 自分のことも愛せないやつが人のことまで愛せるなんて思えねぇ。それこそただの投影で、そこにすがりつきたいとか、むしろその人のことなんて実際にはどうでもよくて、そんな自分に酔ってるだけなじゃないかと思う。


 人に自分のこと伝えるとき、「どうせ自分なんて……」なんて、これタブーだな。
 んまあ、それは人によっちゃ悪いほうに響くかもしれんけどさ。


「ナルナル? ナルなの? ねぇ、ナルなの? って、実はけっこうナルなんでしょ?」


 ちょ~っとそれ、違うんじゃね?


 もうちょっと深く吟味してからそういうことは言ったほうがいいと思うぞ、俺様としてはさ?


 しかしまあ、“自己愛”ってことで広くとらえりゃ一緒かもしれんが、まあ聞こえが悪いってのも大いに関係してるってのも否定はできないけど、とりあえず陶酔はしないんじゃないかな?


 愛も、やっぱしどんどん多様化していってるような雰囲気あるけど、人によってさまざまとらえ方が違ったっていいけどさ、人に尽くすだけが愛じゃないって。時に厳しくなれないんじゃ、ただの甘やかしだったり、甘えだったりするだけだと思うのよ。


 “然るべきときに然るべき態度で叱れる人が本当の愛”とかって誰だかの言葉があるらしい。
 そのとおりだと思う。


 怒れない。厳しくなれない。強く出れない。
 つまりそれは、嫌われたくないってだけのこと。
 それは“好き”ってのと違う。別モンだ。


 それがどうかね。
 年をとるとさ、悪く言えば“諦め”だったり“開きなおり”だったりするかもしらんけど、実際なんか日々、心が豊かになってく気がしないか?


 ある程度人が感じてる痛みを自分も味わってみてだ。いいことも悪いことも責任っつーものを抱えてみてだ。
 なんか全部イヤになったりするときもあったけど、けっこう悪くないとか思えてこないかい。


 んでさ?
 そんななかで、なぁ~んかさ。
 ふとさ。
 人の優しさに触れるのよ。
 すっげぇ嬉しくね?
 なんでだか、なぁ~んか泣けちゃわね?
 それがまた嬉しくね?
 “こんな些細なことでも自分って泣くんだ ── ちょっとびっくり”みたいなさ?
 そんなときってさぁ~ぁ?
 なんか普段はそうたいして使ってなかったスタンドの明かりとかつけてみたくなんね?
 いいじゃんいいじゃ~ん、そういうの。


 しかしなぁ~、こうも思うのだな、このごろはさ。
 年をとるのと同じだけプライドも重なってくもんでこれ、けっこう人のことを無意識のうちに見下してたりするんじゃねぇかなと。
 この人と一緒にいると落ち着くって感覚?


 でもそこ、今一度思い描きなおしてみて。


 どっかでその人のこと、自分より劣ってるとか思ってないか?


 んまあ、“劣ってる”ってのはちょっと語弊があるか。変な優越感? 見下してるわけじゃないけど、見上げられてる感っていうの?
 あ、一緒か。
 って、歪んでるか、俺様?


 “尊敬”っていう感情がもっとも恋愛に発展しやすいっていうけど、そういうことだと思うわけ。
 だから恋愛を邪魔する感情も、いつもそのプライドってやつ?


 年齢を重ねるごとに恋愛が難しくなるってって言うし、やっぱそりゃ人を見る目っていうのもそれまでの人生で培われて、それまた自分の色眼鏡なわけだからな。
 自分のプライドを超えるものと、自分のプライドを邪魔しないもの。
 それが、見上げられてるっていう感覚。
 けっこう人って、ほかの人のこと見上げるの好きなんじゃね?
 で、見上げられるってのも、謙遜するだけ嬉しいもんだ。


 自分のなかの大切な部分を人に話す……難しいやな。あぁ~、難しい。
 それは少なからず自分のプライドを崩すってことにもつながると思うわけ。


 んなもんだから強がって、いつの間にかエエカッコしぃになってたりしちゃってさ。人の優しさにも素直になれなくなってたりしてな。すべてのことをうまくやろうとか、スマートでなきゃいけないとかな。
 そんな自分は“みっともない”ってな。


 でもさでもさ?


 友達だとか恋人だとか親友だとか家族だとか、特別な人に特別な優しさなんて思わないの。そんなのないと思うの。
 みんなに優しくなりたい。そうありたい。


 僕も、こんな詩を書けるようになりたいんです。
[rakuten:ebisu:10087314:detail]

  • May 8, 2007 2:14 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

“Google AdSense”の固定幅は迷惑です。

 あらあら、なんか“Google AdSense”の幅デッカくしたら、やっぱ不具合出てたわね。
 ディスプレイの解像度を低く設定してっと、“AdSense”の幅はバッコリ固定なもんだから、それに画面ば占有されて左っ側のメニューが下に落っこちちまってた。
 うちじゃ普通に表示されてたもんだからって、どうもみんな一緒だっていまだ勝手に思いこんじまう。俺様もまだまだよのぉ~ぅ……
 まあ、テンプレートのパーツを固定幅に設定して横スクロール出るよりはマシかなとは思うけどもさ。


 横スクロールって、やっぱ好きになれねぇな。
 機能としてついてるとはいえ、まだまだマウスでの横スクロールはとっさに使えない。で、慣れてないもんだから、使おうと思ってもうまく動かせない。さらには俺様、そのスクロール・ボタンのクリックに“閉じる”を設定してるもんで、横スクロールさせようとしたら、その画面が消えるっていうこともしばしば。


 ソフトなら一応終了すっとき“保存しないで終了しますか?”とかメッセージ出してくれるからいいとしても、電脳波乗りを楽しんでて、片っ端からリンクたどってやっとこさ見つけたお宝サイトが消えたとあらばもうもうもうもう……
 4に入れようとしたらバックに入れちゃったみたいな? RにしようとしたらNみたいな? 勢いだけはスゴいぞみたいな?


「ブンブンブブン」
「緑の野菜」
「ブンブン」
「サイバイマン」


 みたいな?


 とりあえず、それに対しては特に意味ないけど、サイト作ってて横スクロールってのは、やっぱいまだに致命的だなと感じる。


 なので、また戻してみた。
 ほーら、きれいすっぱりだ。左のメニューも復活だよ。
 みんなも幅を固定で設定するときは気をつけろよ?
 自分ちではちゃんと見えてても、ほかの人も同じとは限らないぞ?


 あと、写真の解像度な。リストとかのマークでちっちゃい素材ならあるはずもないとは思うけど、テーブルの背景にデッカいの使ってるとかさ。
 自分のパソコンのディスプレイではちゃんと全部が表示されてても、ほかの人のパソコンだと、その写真の左上しか表示されてないってこともよくあるらしい。
 もしそれをやるのなら、どうしてもその画像をそのまま使いたいのなら、テーブルの大きさもその画像に合わせて“ピクセル単位”で設定しておこう。そうすれば、そのままの大きさで表示されるよ。って、その前に、あまりのデカさでテーブルの大きさを変更する必要性に気づくと思ふ。


 まあ、たくさんの失敗を重ねて、少しずつうまくなればいいのさ。最初はやっぱりみんな ── 最初っからうまいやつもいるけどな。


 あぁ、そういえば、“Google AdSense”ってクリックするだけでも報酬が発生するんだってね。知らんかったわ。
 オイオイ、『Google』さんよ、あんたら一体どこまで大きくなるんだよ。


 とはいえ、やっぱり検索でも何でも、日本じゃまだまだ『Yahoo!』さんが幅をきかせてるらしい。
 これって日本人の悪いクセ?


 “パイオニアが一番”? “流行最高”? “最先端はいつまで経っても結局は元祖”なの?
 一躍“時の人”みたいにドデカい流行になったら、やっぱりなんだかんだで後発でもっと素晴らしいの出てきても、最初の元祖の流行発信源に固執する?


 なんかもう日本の文化っつーか、日本人の精神文化っつーか、精神的な構造の特徴として、それあんじゃねぇかなと思う。
 “恥”とか“羞恥心”とか、もうそういうのなくね?
 “伝統”とか“文化”だってさ、結局は流行に負けてるっぽいし、人種とか民族の歴史たってそんなこと言えるほど歴史ねぇしな。


 なんだかんだで“歴史”っつったら、“中国四千年の歴史”でしょ?
 なんかもう日本人の文化って“固執”とか“しつこさ”なんじゃねぇかなって思うな、最近。ってか、今。明日には違うかもしらん。
 よく言えば“粘り強さ”だな。
 よし、やっぱこっちでまとめとこう。


 おっとー、話がデケぇ。
 デケデケでけぇよ、デカすぎだよ。


 って、そういえば思いだした。ってゆーか、忘れてた。わけじゃないけど、やってなかった。
 先日まで苦悩していた左側の“最新タイトル”のこと。
 なんで今、カテゴリーが表示されてないかっつーとだな、そりゃ分けてないからってだけのこと。
 やっぱ、ここ『はてな』さんのシステムの仕様なのか、どうあがいても“日記”とか“日記以外”とか、カテゴリーのそこの部分だけを非表示にするってのは無理っぽいんだな、これが。


 で、このたび、やっぱ面倒だからってのもさらに加わったわけだ。
 ホント、タイトルだけ表示してくれりゃいいのによぉ~。カテゴリーなんて、“カテゴリー”ってとこあんだから、一緒に表示させる必要ねっぺよぉ~。ムダよムダ。
 それにやっぱ、美しくないしさ。
 そうだっぺ?
 って言いたいこと言い放ってみたものの、実際には、そこまで確認したわけじゃ~ない。
 すまん、近藤さん。


 まあねまあね、ここ『はてな』さんにおんぶにだっこなくせにな。
 超便利な感じで実際そうでもなさそうな“はてなモジュール”ってやつに頼らなければ、それもまた可能そうな気もしないでもない。
 でもそこまで必要なカスタマイズでもない気も同時にする。
 ので、やめることにする。
 改めて確認してみて、できそうなら、そのやり方をここに載せてみようと思いまっつん。


 そんなわけで、もしここの日記を楽しみに読んでくれてる方、なにも欲張りしないから、ここに限らず“Google AdSense”を見かけたら、とりあえず1回クリックお願いします。


 昨日の分の日記は、一緒に載せたい写真をアップしとくの忘れたんで、あとから書く。
 小さなことからブツブツと。

  • May 7, 2007 2:10 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

Mr.Childrenの桜井さんが歌う“彩り”に、ふと思い知らされる。

 そんなわけで、ゴールデンウィークもほぼすべていつもどおりに出勤したわけだ。
 巷じゃ9連休だの5連休だの騒ぎたてておったもんだ。
 だがしかし、俺様としては特にうらやましがったりはしない。


 “よそはよそ、うちはうち”


 次長課長の河本さんじゃないほうの井上さんが言ってた。たしか『ごきげんよう』かなんかで出たとき、お母さんから言われた印象に残ってる言葉なんだそうだ。


 ── たしかに。
 こいつは俺様が選んだ道だ。んなもん、よそをうらやましがってたんじゃ~、わざわざ選んだ甲斐もないっつー話よのぅ。
 なんも就職して安定したお給料もらう暮らしに憧れるさな。ボーナスもらったらパーッと旅行にでも行って、パクられない程度にwinnyやなんかでエロ動画でも溜めこんでさ。
 って言ってもさ……


 そーゆーのしてぇーーーーーー。俺様もそういうことしてぇ~なぁ~。
 パスポートで旅行とかしちゃったりィ~、“Premiere Pro”とか“Final Cut Studio 2”とか高いソフト使ってるのにエロい動画とか編集してみたりィ~、ムダに天体望遠鏡とか買ってみたりしてみてぇ~……
 おっと、いけねぇ。ついつい本音が出てしまった。


 それはなぜかと問われたならばだ。
 ゴールデンウィークで、なおかつ国民の休日であるSundayにだ。
 突然の腹痛にやられたのよ。それも激痛さ。
 明日っからまた平常営業の日常に戻るんだっていう予兆的なストレスからなのか。って言っても、むしろいつも以上にちゃんとバイト出た気ィするぞ?


 なんか変なもん食ったか?
 いやいや、んなはずは……あっ。あぁ~、なるほど。ガムの食いすぎか?


 なんか最近のガムってさ?
 パッケージの裏側に“食べ過ぎるとおなかがゆるくなることがあります”とか書いてんのよ。それ?
 ゆるくなるのと痛くなるのって同じ? 違う? 似たり寄ったり? 症状的には微妙に一緒?
 そういうことにしておこうか。


 しかしこのゴールデンウィーク、体調に恵まれなかったなぁ~。
 ダルいし、ハライタだし、アタマイタ ── それは頭痛でいいか。
 って、それもまた突然だったっけな。しかもこれまた激痛。


 あ、そういや、前に観た『ロード・オブ・ドッグタウン(Lords of Dogtown)』って映画のなかで、すぐコケるボーイが1人いた。
 昔、世界的なスケボー・ブームを巻き起こした実在の青少年たちを描いた映画。実際には役者さんだけど、長編ドキュメンタリーって言ってもいいぐらいかな。ゲロカッコイイんだ、これがまた。
 で、そのボーイの話だけど、最初は、みんなすれ違いざまに大声だしてからかったりしてたわけだけど、あとからその少年、脳腫瘍だってことがわかったわけだ。それで平衡感覚がおかしかったっつーことだ。


 で、それ? おれそれ?
 オイオイ、脳腫瘍か、俺様?
 なんか『たけしの本当は怖い家庭の医学』とかでも“立ちくらみを侮ってはいけません”みたいなこと言ってなかった?


 俺様、立ちくらみすごいよ? お店でちょっとしゃがんで物色したあと立ち上がったぐらいでくらむけど?
 1日寝た次の日、一発目の煙草でクラッとするけど?
 あ、それは単にひさびさの有害物質ってだけだな。


 ってな?
 けっこうこうやって自分のこととなると大げさに言いたがるやついるよなぁ~。
 『バンディッツ』ってケイト・ブランシェットとブルース・ウィリスが出てる映画のもう1人、ビリー・ボブ・ソーントンの役どころの性格、わかる。あそこまで神経質ではないけど、わかりますよ。いや、もしかしたらあれぐらい神経質かもしれねぇな、俺様。


 日常的に飲んでる薬とかサプリメントがなくなったら、それだけでもうなんか不安になっちゃうのな。別にそれが直接病気とかに効果示してるってるわけでもないのに、それがなくなったっていうことからくる不安がまた追い込むって感じ?
 わかっちゃいるけど、やめられねぇってやつか。
 野菜がないと買いに行き、水がないと足しに行き、マルチビタミンのサプリメントがなくなったら、毎日飲んでるってわけでもないのにコンビニへ走る ── って、マルチビタミンなんぞ飲んでねぇ。


 いつもあるものがないっていう不安は、ホント不安にさせるわな。自分のなかの“あたり前”がなくなるっていう不安と、なくなったっていう不安と、そこから派生して自分に影響を及ぼすかもしれない不安と、そんな自分への不安。そして、いざその“あたり前”がなくなってみても、なんら変わらないんじゃないかっていう不安と、期待。
 ってか、たいがい完全になくなる前に買い足しに行っちゃってるよな、実際。


 そんなわけで、そんなゴールデンウィークを過ごすなかで、バイト帰りにふと写真を撮ってみた。
 ひさびさだ。ホントひさびさ。しかもチャリンコこいでるのに、わざわざ止まって撮影なんざ、いまだかつてなかったぐらいの体験だ。
 それがこれ。


hana Mr.Childrenの桜井さんが歌ってる“彩り”って、きっとこういうことなんだなって思った。
 その美しさを外から眺めるんじゃなくて、そんなかに入ってみること。そして、そこから見えるものを見て、感じることを素直に受け入れること。
 バイト帰りの道に、あたり前のようにそこに咲いてた花。
 あたり前のように色づいてる景色。
 そしてこの写真を撮って初めて、このなかで一枚だけ枯れたような色をした葉っぱがあるってことに気づいた。
 そんな景色 ── “彩り”に気づいていくんだなぁ~。
 あぁ~、世の中、バラ色と言い切れるのもまたいいかもしれんが、枯れゆく色もまた素敵だ。


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  • May 6, 2007 2:07 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

≪らーめん 矢吉≫さんで、キャベツ盛りのトッピングのねぎラーメン食った。

≪らーめん 矢吉≫ 看板 ≪らーめん 矢吉≫さんに行ってきた。
 夜だったけど、ライトアップされた看板が、なんともエキゾチックで素敵だった。


 以前から、話には聞いてた。
 行きつけの美容室の店員さん、髪はあまり切ってもらってないけど、お話相手で大変お世話になってるヨッシー。けっこうなラーメン通だ。


 よく女性の口から漏れ聞こえてくる“一人じゃちょっとねぇ~”ってことで、実際にはあまり入らないみたいだけど、いろんなお店を知ってるっぽい。Podcastingしてる『Oneのふたり言』のほうでは動画で紹介した“麺屋 chichi”さんも彼女に教えてもらったお店だ。
 というか、気になるお店はけっこう自分で調べるらしい。


 そういえば、彼女にはわりといろんなお店を教えてもらってる。美味しいそば屋さんも教えてもらったし……美味しいそば屋さんも教えてもらったし……憶えてねぇ。いや、憶えきれないぐらい教えてもらってるっつーことだ。


 んなわけで、ここ≪らーめん 矢吉≫さん。
 まあ、お店の名前のとおり、なんだか矢沢さんが好きなんだそうだ。矢沢さんだ。矢沢永吉さん。
 とはいうものの、出てくるラーメンは、特に矢沢さんとは関係ない。“SOMEBODY'S NIGHT ラーメン”とか“ラーメンよ永遠に(味噌)”とか“ラーメンよさらば(トッピングに<アリ>できます)”とか、んなもんはメニューにない。“チャイナタウン”なんてサブ店名なんてのもない……と思う。そのへんは店主さんに聞いてみないとわからん。


 いざ食った。
 食ったラーメン。


 “ねぎラーメン”+キャベツ盛りのトッピング”


≪らーめん 矢吉≫ ねぎラーメン それがこれ。
 俺様、輪切りのネギって嫌いなのよ。この写真にも映されてるように、このなんつーの? 細切りっつの?
 これが好き。このネギ大好き。
 ネギ好き大好き ── NSD。
 でもさぁ~、この切り方すっとさぁ~、辛くね?
 気のせい?
 切り方のせいじゃねぇのか?


 辛いのは嫌いだ。
 寿司はサビ抜き当たり前。からしも嫌い。それに連なってるわけでもないけど、だから、おでんも嫌い。冷やし中華も好きじゃ~ない。
 そのくせピリ辛ラーメンとかは食べたがる。キムチも好きだ。
 で、このラーメンのネギも、なまら辛ぇの。
 食ったけど。


 やっぱこれ、切り方なんじゃねぇの? なまら辛ぇよ? マジで。
 まあ、輪切りでもさ、たまぁ~に納豆に入れたやつ辛かったこともあったけど、やっぱ輪切りのやつだとほとんどねぇ。


 気のせいかもしれんけど、この細く切ったやつってよ。なんか輪切りにしたやつより、ネギから滴ってる汁が多いように思うんだが?
 あれが辛さの元なのか? あれって辛い汁なの?
 ひょっとして、あれが喉に効くのか?
 でもあれ、喉に貼ったら、そのうち腫れてきそうな感じするけどな。痛そう。


 なにはともあれ、美味かった。可もなく不可もなく。
 近くにそこしかなかったら、また行こうと思う。いや、営業時間内だったら、また行こう。


 あ、そうそう。
 たぶん……たぶんだけど、ここ≪らーめん 矢吉≫さんの店内でかかってる歌は、ひっきりなしにずっと“YAZAWA”さんのだと思われます。

  • May 5, 2007 2:04 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

キャベツ丸ごと野菜スープを作ってみたら、ゲロうまだったことにビビる。

yasai_su-pu 野菜スープ作ってみた。
 これがなかなかのデキ ── っつーか、ゲロうま。
 我ながらビビッた。


 先日行った美容室。
 髪切りも終わり、いつもどおり、いつもお世話になってる美容師さんとしゃべってた。
 専売特許ってわけでもないし、その娘さん自身、しゃべりはあまり得意ではないって前に言ってたような言ってなかったような気もするけど、やっぱ男よりは女の子なのでただのおしゃべりに話題も特に尽きないわけですが、そこのお店に置いてあった“おかずの本”をたまたま見だした。


 なんだったかなぁ~?
 “鍋に入れたらあとは放置”だったかなぁ~? “お鍋に入れるだけ!!”だったっけなぁ~?
 なんかそんなような“おかず本”だった。
 ほかにも“おかず365日”だったかってのと、“お弁当365日”だったかっての。それらはシリーズで出てるらしい。
 その美容師の女の子は、なにやら毎日お弁当を作ってるらしいってこともあり、このシリーズがいいとオススメしてくれた。
 が、俺様は作らねぇ。お弁当なんざそんなの作ってる時間あったら、たまりにたまった依頼作業を終わらせたい!! ってか、寝たい!!
 だったらこんな日記なんて書いてねぇで、やりゃ~いいんだっつー話だ。
 しかしそうもいかねぇ。
 俺様も一応はニッポン国民なわけで、それなりに Made In Japan を嬉しく思ってる。誇るまではいかずとも、そんなわけで、一応は非国民ではない。


 さて、改めてその本のページをめくろうじゃないか ── “お弁当”のほうじゃねぇ。


 これがまたメッチャ載ってんねやんか。


  • ロールキャベツ ── ゲロ好き。


 ……あと忘れた。
 で、そんななか、この野菜スープを発見したわけだ。


 “これ美味そうじゃーん!!”


 ってことで、“今日の晩ご飯はこれで決定だな”と、とりあえず場当たり的な口約束を置き土産にした帰り、やっぱ作って食ってみようってことになり、材料を買って帰った。


 が、案の定さ。
 作るわけもねぇ。その日帰ったところで、作れるわけがねぇ。
 作ろうっていう気はあったさ。ちゃんとあったさ。


 しかしだねぇ~……
 やる気が起きねんだな、これが。結局帰ると、そのままやらねばならぬことを始めて、そのままそっちに没頭しちゃうわけだ。で、そうこうしてるうちに時間が経ってだな、ご飯は次の日起きてから、たらふく食えればいんじゃね? ── そんなおざなりなお献立になっちゃうわけさ。


 男が作って食べるご飯つーのはよ?
 それを自分で作って食べる場合、作ってるうちに食べたくなるか、そのときの状況で作れるもので食べたいものを作るかしかないわけよ。
 料理は嫌いなほうじゃないけども、そこまで時間割いて作りたいっていうほど好きでもないんだな。残念ながら……ホント残念。


 しかし作ったさ。
 そして初の圧力鍋登場!! ── 神田川俊郎さんがオススメなんだか監修なんだか、とにかく神田川俊郎さんの写真のついた圧力鍋だ。
 これは、以前にうちの人がくれたもの。それより以前に“最近、圧力鍋欲しいべや”とこぼしていたのを憶えててくれたらしい。


 ほら、俺様ったら手羽元をこよなく愛するもんだから、めんみと酢と生姜でよく煮るじゃん? あと、カレーとかごくごくたまぁ~に作るじゃん。
 それでさ、圧力鍋だったらもっと早くできちゃうかなぁ~とか思ってて、けっこうよく愚痴のように垂れ流してたのよ。


 そしたらアータ、うちの人が持ってきてくれたの!! クリスマス・プレゼントだったかお年玉だったかは忘れたけど、その“神田川俊郎さんにまつわる圧力鍋”をさ、持ってきてくれたのよ!!
 みなさんも、こういう亭主を持つとホント幸せになれるよ?


 っつーことで、この“野菜スープ”なんですが、名前は特になし。
 材料も、“おかずの本”に載ってたやつプラスしてる。一応書いとこう。


  • キャベツ

  • ベーコン

  • 椎茸

  • たまねぎ


  • ペッパー

  • チキンコンソメ


 つまりは、名前も材料も“そのとき食べたかったものを入れたスープ”となる。
 そして、一応“スープ”と呼べそうな味になりそうな味付け。
 ただのコショウを、あえて“ペッパー”と書いたのは、単にちょっと調子こいただけ。


【作り方】


  1. 圧力お鍋セット。

  2. キャベツを4つに割る。

  3. キャベツのケツに生えてるカッテぇとこをはずす。

  4. ドリフで志村さんが食べるような形にできあがったキャベツを、できれば、そのままのスタイルで圧力お鍋にセット。このとき、どうしても圧力お鍋の深さからはみだす場合は、うまいことおさまるように下のカッテぇ部分をカット。上のやっこい部分で調整すると、完成時の美しさが欠如します。

  5. いい感じに水を入れる。

  6. 火ィつける。

  7. “あっ、せっかくの圧力お鍋が焦げつくじゃん!!”と思い、油を少々。さらに“おっ、ただの油は焦げつき防止だから、それだけじゃ意味がねぇ。ここはやっぱ……”ってことで、ごま油も少々 ── これは手順ミス。煮てんのに焦げるはずもない。

  8. 椎茸入れる。でも、最初に入れたほうがいいかもしれん。

  9. あとで入れるための、たまねぎを切る。なぜか2通りの切り方 ── 細かいやつと、スイカ型。

  10. 圧力お鍋がピーピー鳴りだす。すかさず弱火。

  11. たまねぎ投下 ── の予定が、なんだか圧力お鍋のフタが開かなかった。火を消してフタが開くのを待ってから、たまねぎ投入。

  12. なんとなくコンソメ投下。

  13. フタ閉める。

  14. ……グツグツ……

  15. “そろそろ完成してもよくね?”ってとこで火を消す。

  16. 圧力お鍋が冷えてフタを開けれるようになったら、塩コショウあたりでいい感じにする。

  17. 完成。


yasai_su-pu_mori で、これが盛った画。
 本来は、お鍋のなかで蓮のような美しさをかもしてたまんま盛りつけたかったんだけども、それは無理。んなデカい皿はないし、汁がまかれる。
 でもこやって見ると、わりと美味そうな感じだな。ビビッた。


 んま、実際ゲロうま。
 あ、あと、バジルとパセリを散らしてみた。


 あ、そういえば、別にこのお野菜スープは、特に圧力お鍋じゃなくてもいいのです。さらには、“神田川 俊郎”さんにもまつわってなくても結構です。
 普通のお鍋でも十二分に作れる。ってか、普通のお鍋のほうがいいかと思ふ。


 なにはともあれ、なんだか、“大人の女”の味がした。

  • May 4, 2007 2:02 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

俺様カレンダー、今年は少なくとも360と3日ぐらい。

 寝てた。
 寝てた。
 なまら寝てた。
 のべ26時間 ── たぶんそんぐらい。


 ここんとこの寝不足が、一気に暴発した感じ。
 たしか、どっかの夢のなかで“え? なに? 据え膳食わない気?”とかなんとか言われたような気がする。


 ……食わねぇ。
 そんな言い方ねぇだろう。膳据えて、さらにその物言いかよ。
 飯は器で食うもんじゃい。


 ってなわけで、俺様の1年は、全部合わせても364日ぐらいとなった。
 いや、もう現時点でもっと減ってると思われる。
 今後どんだけ減らしてくんだろうか。

  • May 3, 2007 2:00 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

世の中の人を見かけで判断する基準が、“だらしない”から“ダサい”に変わった。

 ああ、そういえば髪を切ったんだった。
 けっこう短くなった。
 ひさかたに写真でも撮って載っけてみようかとも思ったけど、わりと面倒なので断念。
 自分で自分を撮るってのはホント面倒だし、好きな作業じゃない。かといって、他人に撮られるのも嫌いだ。
 人が撮ると、なにかとブツクサ文句たれるし、あれやこれやと非難される。“イマイチ”だの“ちょっと角度が悪い”だの、それでいてそこに頼ってる自分がイヤになる。


 しかしねぇ~……だからって自分で撮るとぉ~、やっぱさ、ほら。
 いいの撮りたいじゃん? いい感じに見えるやつで保存したいじゃん?
 するってーと、そのうち気づけば何十枚と撮ってんだな。
 それを考えるとだな、たいして使い道もない写真に何十分も費やしてらんねぇって、ありもしねぇ先を先に見越したとらえ方になっちゃうんだな。


 人に言わせりゃ“暇だな”って言われそうなことなんだな、そういうのって。で、それを人に言われると、けっこうカチーンとくるわけよ。たしかに暇じゃなきゃ、んなことできねぇっちゃーそうかもしれんけど、そんなこといちいち言われなくたって自分でもわかってらー。それでいて、自分でもわかってるもんだから、“そんなに暇でもねぇ”とも言い返せない。


 かといって、そこで“おまえだって……”なんて言い返そうもんなら、そりゃただの棚卸だろっつー話だ。
 まあ、自分か暇かどうか、他人が暇かどうかなんざ、本人さえわかってればいいことだし、それを他人に指摘されたからったって、どうってこたぁ~ないんだけどもさ。
 簡単に平たく言っちゃうと、ただ“うぜぇ”っつーこったな。


 人様から自分の悪いとこの指摘を受けて、そこをその人様にも“あんただって”とか“あんたに言われたくない”なんて指摘返しみたいなことしてるうちは、自分の悪いとこなんてまったく改善されないって思う。
 それは子供のやることだとか、器が小せぇとか、そんなことじゃなくて、それは単に自分が指摘されたことを相手のなかに投影してるにすぎないと思うんだな。
 指摘されたその自分の悪いことが、さもその人も持ってるような錯覚に陥ってる。


 まあ、実際持ってたとしても、それを指摘したところで、自分の欠点にはなんの影響もないわけだ。
 むしろ、お互いに欠点を助長し合ってるだけっぽい。
 まるで意味がない。
 いらねぇ。そんな人間関係。


 とはいえ、自分にとってプラスになる人間関係のみを築いていこうなんて思ってたら、そんなもんはきっとハナッから築けねぇ。
 マイナスになるようなところにわざわざ飛び込もうとするのはちょっとどうかと思うけど、イーヴン・パーでもOKじゃん。±ゼロでいい。ゼロがいい。
 きっとそっちのほうが気が楽だ。


 向上心は大事だろうけど、それは人間関係に求めるもんじゃないだろうし、求めたところで、それを人が与えてくれるわけでもねぇ。そうすると、きっとむしろ他人に期待するばかりになっちまう。
 期待したってなにもくれねぇ。きっと、それが他人だ。
 っつーか、プラスになるかどうかなんて、それ自体が自分次第だろうなと思う。人間関係に偏らず、モノにしろ思考にしろ、あるいは、なんもないことにしろだ。
 まま、いいんだ。いんだ、んなことは。


 “欠点”なんて、結局は人から見た自分の一部分でしかないんだから。欠点なんてさ、その人にとっての欠点でしかないんだから。その人が自分を見たときにそう感じたものでしかないのよね、しょせん。本人がどう思ってるかなんて二の次よ、二の次。つまりは、その人にとってのイヤな部分ってこと。そして、社会的な欠点だったりとかさ。


 それに、それは自分にとっての欠点とも思ってないことだってあるわけだし、気づいてないことのほうが多いんだからさ。
 それよか、人の欠点ばっか見てたってさ、自分にはなんらプラスにならんもんでしょ、実際。
 人の振り見て我が振り直せなんてさ、そんな俯瞰した目線で人や物事なんて見てらんねっつの。自分すら見つめらんねって。
 “そんなもんでしょ”なんて、んなこと言えるほどまだまだ世の中のいろんなこと知ってねぇもんな、俺様。


 そうそう、簡単にひと言で言ってしまえばさ。
 “俺様”ったって、それを欠点と言う人もいれば、そうは言わない人もいるっつーことだ。


 さて、本題に戻ろうか。
 自分としてはわりと長めってのが好きになる傾向がある。いろいろ遊べるからだ。
 短いとこれ、ワックスつけようが熱風あてようが、やっぱり動きに限界がある。あまりに長いと、それを持続させるのに限界がある。


 俺様はスプレーが大嫌いなもんで、あれでカチコチにバキッと決めるってことをしない。だから、風の強い日には、家を出る前、いや、鏡の前から移動するまでで俺様セットはすぐに崩れる。
 とはいえ、どんなにセットしてみても、たいがい“寝ぐせ?”と言われる頭だ。
 まあねまあね、否定できない毛先のニュアンスはかもしてるけどもさ。
 
 そういやさ、毎日まいにち同じ髪型の人がいる。
 何回会っても、いっつも同じ髪型しかしてこないって人がいた。
 で、訊いてみた ── 毎日まいにち同じ髪型で飽きないの?
 その人曰く、“まったく同じっていうわけじゃないよ? 分け目とかは微妙に変えてるの”
 あそう……わかんねぇ。


 まあ、これもその人にとっちゃ“欠点”というか“悪いとこの指摘”と映ったのか、その後少しだけムキになってた。おもしろかった。
 ただ訊いただけだ。そんな気は毛頭ねぇ。
 でまあ、その人が言ったのはこうだ。
「アレンジとかほかの髪型って言ったって、どうやって変えたらわかんないもん。じゃあ、やってよ」
 おっとー、きたきた。これだよ、これ。
 最終的には、矛先が変わる ── これ、俺様にとっての最大級。


 なんでなんだ?
 別に説教たれる気も、欠点として言ったわけでもないのに、なぜかフテる。怒る。嘆く。そして投げだす。
 別になんかを押しつけようとか、提案してるってわけでもねぇ。聞かれてないから聞かないとか、質問がないから答えないとか、んな子供じみた言い訳すらねぇ。
 俺様と話してると、なぜか自分が責められてるように感じるんだそうだ。
 ウケる ── ウケねぇ。ウケてねぇ。


 いやぁ~、まあ。
 しかし、飽きないのか?
 他人どうこうじゃない ── 自分がさ。
 微妙に分け目ば1センチとか5ミリとか変えようが、セットのしかたは一緒だろうと思う。右に8ミリ変えるときと、左に3センチ変えるときで、ドライヤーを上から当てるとか下から巻き上げるように当てるとか、ワックスをつけたりつけなかったりするわけでもなかろう?
 まあ、んなこたぁ~元よりどうでもいいことで、たいして気にならないことなのか? ってゆーか、気にしてない?


 でも俺様、思うのよねぇ~。
 やっぱ人間の第一印象って、けっこう“髪型”なんじゃねぇのかなって。
 これどうしても、そこにいる万人が理解できるニックネームで一番わかりやすいのって、悲しいかな“ハゲ”だと思うわけ。
 まあ、ハゲがたくさんいれば、“どのハゲ?”ってことになるかとは思うけど、それは否応なくあるんじゃないかと。


 俺様、自他ともに認める“白髪”なんだけど、やっぱりだいたいそこを言われる。ひさびさに会っても、初対面でちょっと時間が経っても、俺様の場合、ほぼ“白髪から入ってくる”って言っても否定できないだろう。
 なので、人と人とが面と向かったとき、一番目に入るのがきっと髪の毛なんだろうな。


 自分で眉毛をイジるようになってからというもの、髪の毛はもちろんそうだけど、やっぱその大前提として“毛”ってのが最低限かつ初歩的な身だしなみというか、自分自身へのお手入れなのかなと思うようになった。
 人に敬遠されたきゃ、髪の毛をボッサボサにすれば一発だ。間違いない。2、3日シャワーも浴びないで、天然ポマードみたいに艶やかな髪の毛で、さらにはフケも2、3つけとけば、もう言うことないだろう。


 たぶん、自分をきれいに見せるも汚く見せるも、髪の毛って、かなり重要なポジションにあると思うわけよ。
 化粧品でも眉毛でもファッションでも、自分を飾るものはいろいろあれど、流行でなにを一番真似るかっつったら、やっぱ“ヘアースタイル”なんじゃねぇかな。
 真似しやすいってのもあるし、顔とかスタイルはもうどうにもならんってのもあるかもしれんけど、人間の視覚的な認識の要素としてそういう部分あんじゃねぇかなぁ~。


 あ、そういえば先日、バイトの人からこんなことを聞いた。


「恋人どうしに“笑い”はいらないんだって」


 そうなんだって……そうなの? え? そうなの?
 笑いは必要ないの?
 なんだか“一緒にいるだけで幸せ”だとか“キスしたり抱きしめ合ったりすることが幸せ”だとか感じるようになるんだか、そうなれるのが本当の恋人どうしなんだかで、“笑いは必要ない”って言われたらしい。
 で、俺様はそう言われたのをそう言われた。


 “笑い” ── なんーーーーまら必要じゃないの?
 まあね、たしかにそう感じれるのはまた幸せなんだろうし、そう感じれるのも幸せの1つだとは思うけどさ。
 一緒に笑えない人となんて一緒にいたくない。


 そういうのってただ単に、俗に言う“倦怠期”ってやつに着せる隠れ蓑なんじゃね? そやって気づかないフリしようとしてんじゃねーのって思う。
 そんなふうに感じてそれがすべてだなんて、そんなのただの理想論じゃねぇか? 理想も理想、むしろ、いないも一緒じゃないかと思う。


 まあ、そりゃさ、いっつもかっつもバラエティのテレビ見てるぐらい笑いつづける恋人どうしなんてのもどうかと思うけどさ。
 っつーかまあ、そこだけ拾うと、こんなふうにいろいろ難癖つけようとする天野ジャックがいたりするので、きっとその人も“笑い? いや、それだけじゃないんだぞ?”っていう大人の恋心を示したかったんだろうなと思うことにしようと思う。


 とまあ、そんな感じで、よく“楽しいだけが恋じゃない”とか“人間、中身よ”って言うように、きっと“髪型だけじゃないでしょ”って俺様に教えてくれたのかな。
 って、もいいや。


 要は何が言いたいかっつーと、最近の見た目の良し悪しの判断基準が変わってきたっつーことだ。


 “だらしない”から“ダサい”に。

  • May 2, 2007 1:59 AM
  • 松田拓弥
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