恋愛に向かない人。

「おれってヤバい?」
「はぁ? どういう意味で?」
「いや、なんかこう……漠然と」
「はぁ? 漠然て ── 知らんよ」
「あそ」
「ああ………別にヤバくはないんじゃない?」


 しかーし!!
 そのあとこう続いた。


「でも、恋愛には向いてないと思ふ」


 Why?
 ホントWhyだっぺ。


 なんかビチグソみたいになんかいろいろ言われたけど、かいつまんで書くと、どうやらこう。


“よっぽど自分が暇にならない限り人に会わなそう”


 いや、ダラダラした話をもっとも集約してそうだった言葉の抜粋。


 それ、得た。的。


 “的を得た”? “的を射た”?
 どっちが正しいのよ、実際のところ……


 たぶん、俺様思うに、使う人のニュアンスとしては、かゆいところにズバッと“孫の手届いた!!”ぐらいな感じだろう。ビシッとしっくり。流れ弾が実はバビッと狙い撃ちされたって感じ。
 実際によく使われる例としては、やっぱ“的を得た答え”とかだろうな。でも“質問”でもあるか? それはあまり例を見ないかな。
 んじゃやっぱ、“的を射た”が正しそうな気ィしない?


 でもさぁ~?
 それ使うときって、基本的に自分が言った言葉に対してじゃないと思うわけ。
 人が言ったことに対して、“あ、それよ、それ!!”ってなったときに出てくるんじゃないのかなと……
 なので、“的を射た”が正しいなら、“的を射られた”のほうが正しそうな気がするのよ。


 いや待てよ?
 的を射られたところで、“おまえが俺様の的を射た”の省略形でそれも正しいんだな。
 “言わない”ってのは嘘じゃないからな。言葉が足りないってだけのこった。


 でも、それって俺様が勝手に<うわっ、それきたわ>って感じる場合も多いわけだから、“俺様がついに的を得た”ってことでもいいわけだ。『ドラクエ』風に“拓弥はついに的を得た”みたいな感じとか。


 まいいや。
 どっちだって伝わりゃいいのよ、言葉なんざ。
 前に『オーラの泉』で美輪さん言ってた。


意思疎通には言葉ありき


 つまり、意思疎通は言葉でする……まんまじゃん。
 でも、それこそ的を得た言葉だと思ふのよ。
 人間、言葉で意思を伝えるわけだよ。当然のことだけど、情報の取捨選択とか多様な理想論でついそれを忘れがちになる。


 “言葉なんて必要ない”なんて、その気持ちを表現する言葉がわからない人の逃げ道でしかない。
 思ってるだけで伝わるほど、人間まだまだ進化してねぇ。
 別に言葉を知らないわけじゃない。
 それをどう言葉にして表現したらいいか、自分のなかにある気持ちをどの言葉に結びつければいいのか、そして結びつくのか、そこらへんだろうなと ─── それか、そやって考えること自体が単に面倒くさいだけか。実際にはたぶんそれが一番大きいんだろうな。
 まあ、その気持ちに対して“どの言葉が一番的確なのか”に自信が持てないから、だから言わないのか。


 ……あ、また剃れた。
 どっちでもいいさ。
 “的”なんざ得ようが射ようが言おうが、行っても炒っても煎ってもいい。
 ちゃんと伝わりゃ、それでいい。
 そんな、ちゃんとなんて伝わらなくたっていい。


 そうだ。
 “俺様は恋愛に向かない”んだそうだ。


 思いっきり反論したけど、たぶん実際かなりひどいこと言ってたと思うから書くのはやめとこう。


 ………


 いやぁ~、やっぱり書いとこう。
 ソフトな言い方でまとめれば、“ただそれぞれにそう感じるスパンが違うってだけで、実際にはみんなそうだろ?”ってことだ。


 かなり都合いいかもしれんけど、別に会いたくないって言ってるわけじゃ~ない。
 ある人は“今日も明日も、その次の日もそのまた次の日も会いたい”っていう毎日がその期間っていうだけなわけだ。それがまたある人は週末だけで週に1回会えればいいとか、さらにまたある人は、2ヶ月も3ヶ月も会えなくたってそれはそれでいいとか言ったりするってだけの話じゃなかろうか?


 しかしながら、きっとその人が言ってた内容は、もっとほかの部分を指してたような気もしないでもない。
 俺様が要約した感じでは、“無期限”ってことにもとれなくはない。無期だ。
 そこに“スパン”なんてものは存在してない。定期的じゃない。


 思うのは、逆に週に1回とか週末だけとか、そういうふうに定期的な感じにするほうがよろしくないような気がしてならねぇ。
 まあ、理由があってのそうなんだろうけど、そうなってくると、たぶん人間それがあたり前になる。いつの間にか、その日以外は会わないんだなっていう意識になってしまう。


 自分が会いたいって感じたときに会えればいい。
 それでそのとき、その相手の人も同じ気持ちになってくれりゃ、なお良しってただそれだけの話だろうと思うんだな。
 で、それはお互いに言えることっていうのが前提になるわけだ。


 だから結局、みんな“都合のいい人”を恋人したいんじゃないのかな。
 なんだか都合のよくない人は“友達のままにしとこう”とか。まず自分にとって都合悪い人に恋心なんて芽生えないだろうて。


 誰もかれもが探してるのって、結局、“自分に都合のいい人”でしかない。
 だから恋ってなかなか難しいんだと思う。


 恋しない人ってのは、そんだけそういう人が見つからない……つまり、わがままってことかな。誰もが都合よくないってことになるわけだ。
 でも難しいのが前提なのだよ。
 だから恋には“一流”ってのはあっても、“超一流”なんてもんはないんだな。


 なんか話が剃れてあまりに長いので、その後の展開ここらへんはまた今度にしよう。


 常に“テーマ”は1つじゃない。

  • May 26, 2007 2:38 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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