人に優しい詩を書きたい。でもそれには、そういう想いが必要だ。

 正直、涙が出そうだった。
 でも正直、涙なんて出そうもなかった。
 それはなぜなら、めっちゃ優しい感じだったから。


 でぇ~もさぁ~ ── 人間、年とってくっとさぁ~。
 なんだかんだで人の優しさに触れたときが一番涙でそうになんじゃねぇかなぁ~って思うのよ。


 たぶん、人に同情しながら生きてくことに疲れてんじゃねぇかなってよ。
 高校とか中学んときってのはさ、きっとかわいそうとかで泣いてたと思うわけ。映画で言えば、まあ王道として『タイタニック』?
 最後にジャックが「愛してる。君は生きて幸せになってくれ」みたいな感じで沈んでくとことかさ。
 自己犠牲っつの?
 それってつまり、要は、自己憐憫が強いってことだと思うわけ。同情ってさ、自分にもそれだけの思いを抱いてるってことの裏返しなんじゃね?
 それで自分の愛を示すっつーか、自分を示すっつーかさ。


 人のことをちゃんと愛せる人って、きっと自分のこともちゃんと愛せてる人だと思うのさ。
 自分のことも愛せないやつが人のことまで愛せるなんて思えねぇ。それこそただの投影で、そこにすがりつきたいとか、むしろその人のことなんて実際にはどうでもよくて、そんな自分に酔ってるだけなじゃないかと思う。


 人に自分のこと伝えるとき、「どうせ自分なんて……」なんて、これタブーだな。
 んまあ、それは人によっちゃ悪いほうに響くかもしれんけどさ。


「ナルナル? ナルなの? ねぇ、ナルなの? って、実はけっこうナルなんでしょ?」


 ちょ~っとそれ、違うんじゃね?


 もうちょっと深く吟味してからそういうことは言ったほうがいいと思うぞ、俺様としてはさ?


 しかしまあ、“自己愛”ってことで広くとらえりゃ一緒かもしれんが、まあ聞こえが悪いってのも大いに関係してるってのも否定はできないけど、とりあえず陶酔はしないんじゃないかな?


 愛も、やっぱしどんどん多様化していってるような雰囲気あるけど、人によってさまざまとらえ方が違ったっていいけどさ、人に尽くすだけが愛じゃないって。時に厳しくなれないんじゃ、ただの甘やかしだったり、甘えだったりするだけだと思うのよ。


 “然るべきときに然るべき態度で叱れる人が本当の愛”とかって誰だかの言葉があるらしい。
 そのとおりだと思う。


 怒れない。厳しくなれない。強く出れない。
 つまりそれは、嫌われたくないってだけのこと。
 それは“好き”ってのと違う。別モンだ。


 それがどうかね。
 年をとるとさ、悪く言えば“諦め”だったり“開きなおり”だったりするかもしらんけど、実際なんか日々、心が豊かになってく気がしないか?


 ある程度人が感じてる痛みを自分も味わってみてだ。いいことも悪いことも責任っつーものを抱えてみてだ。
 なんか全部イヤになったりするときもあったけど、けっこう悪くないとか思えてこないかい。


 んでさ?
 そんななかで、なぁ~んかさ。
 ふとさ。
 人の優しさに触れるのよ。
 すっげぇ嬉しくね?
 なんでだか、なぁ~んか泣けちゃわね?
 それがまた嬉しくね?
 “こんな些細なことでも自分って泣くんだ ── ちょっとびっくり”みたいなさ?
 そんなときってさぁ~ぁ?
 なんか普段はそうたいして使ってなかったスタンドの明かりとかつけてみたくなんね?
 いいじゃんいいじゃ~ん、そういうの。


 しかしなぁ~、こうも思うのだな、このごろはさ。
 年をとるのと同じだけプライドも重なってくもんでこれ、けっこう人のことを無意識のうちに見下してたりするんじゃねぇかなと。
 この人と一緒にいると落ち着くって感覚?


 でもそこ、今一度思い描きなおしてみて。


 どっかでその人のこと、自分より劣ってるとか思ってないか?


 んまあ、“劣ってる”ってのはちょっと語弊があるか。変な優越感? 見下してるわけじゃないけど、見上げられてる感っていうの?
 あ、一緒か。
 って、歪んでるか、俺様?


 “尊敬”っていう感情がもっとも恋愛に発展しやすいっていうけど、そういうことだと思うわけ。
 だから恋愛を邪魔する感情も、いつもそのプライドってやつ?


 年齢を重ねるごとに恋愛が難しくなるってって言うし、やっぱそりゃ人を見る目っていうのもそれまでの人生で培われて、それまた自分の色眼鏡なわけだからな。
 自分のプライドを超えるものと、自分のプライドを邪魔しないもの。
 それが、見上げられてるっていう感覚。
 けっこう人って、ほかの人のこと見上げるの好きなんじゃね?
 で、見上げられるってのも、謙遜するだけ嬉しいもんだ。


 自分のなかの大切な部分を人に話す……難しいやな。あぁ~、難しい。
 それは少なからず自分のプライドを崩すってことにもつながると思うわけ。


 んなもんだから強がって、いつの間にかエエカッコしぃになってたりしちゃってさ。人の優しさにも素直になれなくなってたりしてな。すべてのことをうまくやろうとか、スマートでなきゃいけないとかな。
 そんな自分は“みっともない”ってな。


 でもさでもさ?


 友達だとか恋人だとか親友だとか家族だとか、特別な人に特別な優しさなんて思わないの。そんなのないと思うの。
 みんなに優しくなりたい。そうありたい。


 僕も、こんな詩を書けるようになりたいんです。
[rakuten:ebisu:10087314:detail]

  • May 8, 2007 2:14 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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