恋愛とは、条件分岐によるドキドキわくわくアドベンチャーであり、浮気や不倫は、女のそれのほうが “ 重い ” 

 結局のところ、恋愛の行く末も “ 条件 ” の分岐による産物にすぎない。
 だからどんどん複雑になってく。
 最終的には迷路の路頭。
  “ 愛なんてお金と一緒なんだよ ” なんて言い切ったほうがどんなにかラクだな。

 自分のなかには、少なからずそれまで生きてきたことである程度の条件っつーのができる。
 ブサイク専門だろうがデブ専だろうが、んなこと言ってんじゃねぇよ?
 それもまた自分のなかの条件の一つなんだからな。
 それを、それでいて、それらをある程度クリアしてればOKサインが出る。

 だから世の中には、浮気や不倫っつーもんが成立する。
 してる。

 いつの間にか心に隙間ができる。
 それを埋めてくれない相手、それを作った相手なら、埋めてくれる人、そんなの作らないであろう人のほうがいいん。
 同じようにそうやって今の相手と一緒にいるようになったんだからな。
  “ 好きなタイプ ” なんてのは、いわゆる二つ以上の条件だ。人間の性格なんていいところもあればイヤなところもあるし、それよか実際には、それと向き合う自分の性格のほうが重要だってのを見失ってることが多いしな。
 それ + 期待。
 と同時に、変化もする。自分と、そして自分を取り巻く環境と同じく一緒に変わってくもんだ。
 恋愛感情は、そこにある。

  “ 恋愛は、そんな理屈じゃない ” とか “ 頭で考えることじゃない ” なんていうのもわかる。
 俺様も恋愛に理屈を持ち込むと、一生解決しないっていう感じ。答えがほしけりゃ、自分だけ納得させられる理由だけ用意しておけば、それでOKなんだな。
  “ 好きだから ” 
 それだけで充分すぎるときのほうが多い。
 それがきっと “ 恋愛と結婚は別 ” っていうよく聞く考え方につながってってんだろうなと思ふ。

 しかしまあ、きっとその条件自体が無意識っつーか、肌とか体とか、全然関係ないことだったり、なにげないことで感覚的なもんだろうからな。
 恋愛の延長線上に結婚っつーのがあるわけで、そんでもって、そう信じたいとか思いたいっていう自分も手伝うわけだ。
 その条件に対してくだした自分の判断を後押ししてくれるもんが欲しいわけだ。裏づけっつーかな。
 って、それこそが条件だよな。

 今この人と一緒にいて……そっからいろんな条件が分岐するわけだ。
  “ 一緒にいて落ち着く ” とか “ 安心する ” とか、 “ 笑いのツボが同じとか似てる ” とか。
 で、今度はこうだ。
 この人とこれからもずっと一緒にいたら……

 最近じゃ “ ファッション・センス ” なんてものまでそこに含まれるらしい。それがまたけっこう重要らしいのだな。
  “ あんな格好の人と一緒にいれない ” とか “ 恥ずかしい ” とか、 “ ダサい ” とかってひと言であっさり切り捨てる人もいた。
 まあ、女が多いな、やっぱ。
 自分が気にしてることは、やっぱ相手のそれも気になるっつーことだ。服装をまるで気にしない女の人は、逆に自分のほうがひどい格好してたりするわけだ。
 だから、その日の服装のコーディネイトは恋人とかワイフにしてもらってる男も言わないだけで少なくないんじゃないか?
 っつーか、恋人ができたとか、恋人が変わったら服装もがらりと変化するなんて人もけっこういる。

 とはいえ、それもまたなんだかんだで、なんとなく感じることだったりする。なんとなくイヤとか、なんとなく好きとか。
 まま、それぐらい変化しないほうがおかしいのかな。
 恋人だもんな。惚れるってことだもんな。
 一人の人間に惚れられるってことは、すげぇこった。




 ところで、浮気では、男と女とで “ 罪の重さ ” が違うらしい。
 まあ、たぶんそういうのって、たかだか良し悪しの問題にしたいんだろうな。
  “ 男なんて浮気する生き物なんだから仕方ない ” なんて、昔から語り継がれてることを、実際にはミジンコも思ってもないくせに、いやいや、そう思いたくないけど、自分を納得させるために悟りを開いたみたいな女。
  “ 遊びだったんだ。本気なのはおまえだけだ ” なんて、その場しのぎでマーシーばりに苦しい言い訳にすがる男。

 でも、実際あると思ふ。
 ただちょっと違う。
  “ どっちのほうがより悪い ” ってことじゃなく、 “ どっちのほうが重い ” だな。

 女の浮気のほうが重い。
 いや、重くなる。
 あくまでその事実じゃなく、その先にあること。
 きっと男と女じゃ、保身のあり方が違う。安心感とか安堵、居場所とも言えるかな。
 男はどっか別のところにあるはずの絶対的なそれのもとに行動を起こせて、女は、それのために行動を起こす。

  “ きっとこいつは浮気しても、なんだかんだでまた受け入れてくれるだろう ” っていう安心感があるから、男は恐ろしい勘違いで浮気できる。
 だから “ Mr. Happy ” なんてチンポのスラングできんだよ。
 女を体の芯から突き動かすのは、嫉妬。
 浮気されたからし返すってのが多い。なんとなくしてたかな。それで相手の男になんか言われようもんなら、「自分だってしてるでしょ」って言い返せるわけだ。たぶんそこまで考えてのこと。いや、衝動か。 
 まあ、どっちでもいいけど、だいたい自分に対する言い訳を考えてから行動する。

 つまりはこうだ。
  “ 今の恋人からこの人に鞍替えするだけの価値があるかどうか ” ってのを、一瞬でもどっかの天秤にかけてからなんだな。
 どっかに一拍あるわけだ。
 このイッパ……いやいや、 “ 一拍 ” があるかないかで大きな違いが生じるわけだ。

 誘われたけど、二人きりでご飯食べに行くのはアリ?
 なんかいい雰囲気になっちゃったけど、このままいてもいいの? 帰ったほうがいい?
 したいけど、今この人とキスしてもいいの?
 このままセックスまでしちゃって、本当にいいの?
 たいがいそれを乗り越えての浮気っつーこと。
 女の場合、 “ したいからする ” っていうだけじゃない。

 でだ。
 その後。
 それを乗り越えてる。ぶっちゃけ、たとえいっときにしろ、惚れてるに等しいぐらいの感情が芽生えてるわけだ。
 ということは、どんどん本気になってく可能性は、果てしなくデカい。
 というより、ほぼ確実。

 不倫の場合はどうだろうな。
 まず、 “ 旦那にはバレない ” なんていう根拠はリスクが大きすぎるのでやめておいたほうがいいな。そんなのはもう、ないに等しい。
 もし今、たったそれだけの理由で不倫してるなら、俺様は “ クリちゃん脳 ” という予防策を忠告す。
 その前に、こうなったっていうことは、すでに心に隙間ができるような状態になってしまってるからっていう前提あってのことかもしらんけど、旦那さんがワイフの浮気とか不倫にまで気にしなくなってるかっていうのは、否。
 たしかにワイフへの関心や興味はなくしてるかもしれないけども、そこはたかだか男のプライドだから。

 不倫へと歩きだしたっていうことは、その前に、特にこれといって大きな不満があるわけでもない旦那との生活が犠牲になったとしても、その相手を選んだっつーことなんだな。
 女の場合、この “ 選ぶ ” って重要。どうよ?
 あ、そうそう。
 たぶん、 “ 旦那には絶対バレない ” なんて自信はあっても、きっとどっかでは “ バレたらバレたで、それはそれでいい ” っていう気持ちもどっかの一拍で受け入れたはずなんだわ。
 っつーか、その時点でもう結婚生活より不倫相手のほうに重きが移ってるわけ。
 女の人はなにかと “ 両立 ” ってのが得意らしいけど、恋愛においてはそうでもねぇ。
 気持ちを均等にっていうのは不可能でしょ。

 んでまあ、男はたぶんもう、書くにも値しないぐらい単純だな。
 専業主婦との場合であれば、最終的には “ おれと別れて生活費は? ” みたいなことで決着つけられるだろうなんて甘い考えのもとに、さらに軽々しく浮気できるだろうな。 “ 自分が食わしてやってんだから ” っていう歪んだ認識は、どこかしらに必ずあるな。
 ワイフあって、ワイフに助けられて自分の生活が成り立ってるっていうことをすぐ忘れんだよ。
 女の人より、むしろ男に “ 既婚か未婚 ” で呼び方変えるべきだと思ふな、個人的には。

 不倫の最中、相手への気遣いっつーか、思いやる気持ちってのも違う。

 男は、なんだかんだで家族だのワイフのことを口にする。家族のことをどんなにか大切に思ってるか。それが自分と相手との未来に描いてる家族像に無理くり結びつけようとするが如く。
 そしてそれは、同時に、それと同じだけ、いやいや、それ以上に “ おまえのことも想ってるんだよ ” みたいなアピールもふまえてな。
 Sucks.

 その点、女は不倫相手のことを気遣う。
 自分はその人だけの存在になりきれてない曖昧さとか、不倫でごめんなさいないとか、自分にはなにも求める資格がないとか、不倫てのが重くのしかかって負い目にすらなるわけだ。
 それも手伝ってか、申し訳ない気持ちが向いてるのは、常に不倫相手のほう。
 それでもこのまま不倫の関係をつづけててもいいのかっていう疑問も、同時に抱いてる。
 それは自分の未来のためであり、幸せのためでもある。今の結婚生活を犠牲にできるか? それだけの価値はあるか? そこに自分の居場所、安心、心の隙間が埋まるだけの期待が持てるか?
 そして、不倫相手と二人にとってのそれにつながるかっていうことだな。
 その “ 二人 ” に、もう旦那さんのことなんて入ってないわけだ。

 プレゼントは、男は2つ買い、女は1つだけ買うわけだな。
 それだけの価値を見出して、かつ、それだけの期待と気持ちをもって、その行動を起こした。
 女のそれは、事後報告的な男の浮気や不倫と違う。
 女のそれは、しっかと未来を見据えたことなんだな。
 女の不倫が、そのままか、それ以下で終わったなんてほうがたぶんめずらしいでしょう。あるいは、いつまでもダラダラと続いたまんまが終わらないとかな。
 でもってさらには、女のほうが浮気とか不倫してる夫婦がうまくいってるなんてことがあろうかい。
 女の浮気や不倫は、いったんそこに足を踏み込んでしまうと、なかなかこれが抜けだせねぇ。もしかしたら堰切ったように爆発したり、タガがはずれてしまうかもしれないなんていう危険まで孕んでる。孕んでる。孕んでるよ。
 だから女の浮気のほうが、 “ 重くなる ” っつーこった。




 とまあ、そんなわけで、恋愛というやつは、人それぞれにあるさまざまな条件によるドキドキわくわくアドベンチャーなんだな。
 心に隙間ができる条件があれば、それを埋められる条件があり、万人に共通する条件もあれば、人それぞれに十人十一色な条件もあるわけだ。

 とは言ってもなぁ~……
 もう女だってヤリたいときにヤッて、欲しいときに欲しいだけ男漁る世の中だしなぁ~。
 セックスに定義なんて持ち出さねぇよな、いちいち。
 そのへんもまた条件かな。
 ヤリはしないまでも、天秤にかけた結果、しゃぶるぐらいなんてこたぁ~ないんだろうな。利害が一致すりゃ、大股開いて膝抱えるぐらい造作もねぇかな。
 セックスで満たされる隙間なんつーのも確実にデカいわけだ。最近じゃ少なくねぇだろう。

 とは言っても、きっとそれは昔からだったんだろうな、実際。ただ最近になって、役所の不祥事み
たいに、それが明るみになってきたっていうだけのこったな。
 でも人妻ばっかと付き合ってるなんて男いたら、そりゃもうそれなりの自信持っていいんじゃねぇか?
 最初っから別れるつもりでするわけじゃねぇ結婚を犠牲にしてでも惚れてくれるんだからな。結婚なんざ一世一代の決断のうちの1つだろうて。
 それをまたラフスケッチの段階から始めてくれようっていうんだもんな。
 とはいうものの、そんな感じだからな。
 同じマンションの別室で踊らされてるだけかもしらんよな。
 今までの恋愛は不倫が多いなんていう人は、もう根っからの恋愛体質か、根っからのペテン師かだな。
 
 ワオ。
 俺様、結婚未経験。一応。




 まま、いずれにせよだ。
 恋愛というやつは、より好条件のほうに鞍替えしてくってだけのことだな。

 きっと条件なんてのはあってないようなんもんで、だけど、それのない恋愛なんてのもねぇ。
 自分の気持ちに負けてしまうと、その恋愛全部が壊れちまう。

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