わかった。
普通に笑う。
これってどうやら、かなり難しいことらしい。
で、僕はそんなとき、なんとなく自分で感じたとき、自然と涙が出るらしい。
なんとなくテレビを見てた。
“シャングリラ”というのは、もう何十年も前に誰かの小説のなかで登場した楽園という感じで表現された。
で、そのモデルとなった村が、ここにいたって本当に
“シャングリラ”という名前に変えた。
チベット。
で、東さんがそこを目指すという。
『幻の桃源郷シャングリラ』って、そういうようなタイトルの番組で、そのへんの地で生活する人を見て、そう思った。
<あ、この人たち、普通に笑ってるなぁ~>
なんとも不思議な感覚だった。
なぜだろう??
“普通に笑ってる”なんて、笑うことに“普通に”なんていう形容詞を用いるのは、なんか変な感じだったのだろうか??
いや、形容詞でいいんだろうか??
まあいいや。
どこでどう、どこがどう、引きつったり苦笑だったり失笑だったりと、笑うにしたっていろいろあるんだろうが、“普通に”っていうのはおかしな話だ。
でも、そう思った。
でもって、ホントに桃源郷っていう感じの風景が見れた。感動だ。
あの山の朝陽、おれも生きてるうちに1度はちゃんと自分の目で見てみたい。そう思った。そう思わせる朝陽だった。
おれも行ってみたい。
あとまだわかったことがある。
水のきれいな場所に住む人は、肌もきれい。
なにが一番きれいだって、それは水だ。
- February 26, 2005 8:02 AM
- [ ゲロ古 ]