- まつりのあと -

 俺様、選挙へ行く。

 今回もまた、選挙人の紙を持ち込んで読んだ。
 すぐにオッサンが来て、“記入台に持ち込まないでください”と注意された。オッサンたちが座ってた席まであけてくれたもんだから、座らないわけにもいかない。
 いざ投票……今回は、“顔”で投票。
 とはいうものの、どうも北海道のこの地区は、いつも決まった人しか出てこない。増えても1人か2人程度。
 石崎岳って人は、なぁ~んか毎回見る。議員しかやれることないんだろうか……それもまたすごいが、それもまた悲しい。
 もう見飽きた。ポスターも貼りすぎ。当選したことないんだろうかと思うほど、ポスターでしか見たことがない。ちょっと哀れな気もしないでもない。
 でもこの人に入れた。
 申し訳ないが、ほかの立候補者のお二方は、どうも亀に見えて仕方なかった。
 若いほうは、若い亀。年取ったほうは、年取った亀。
 それ以外には見えてこなかった。
 若い人は、あるいは見た感じの感覚として“ニョッキ”って感じもした。ニョロニョロでもいい。あるいは、バーバパパとかバーバママとか、とりあえずバーバ系だな。さらには、ああいう見た目のグミっぽいキャンディーとか。
 年取ったほうの人は、亀以外なんだろう……履いて脱いだあとの靴下か??
 いやいや、それはさすがに申し訳ないか……じゃあ、干してるあいだの靴下にしとこう。
 これって、名誉毀損になるんだろうか……もうやめとこう。

 投票完了。
 で、党を書くほうの選挙では、民主党。
 まったくもって意味がわからん。
 議員と党が違うわけだ。
 というより、このシステムがよくわからん。
 なぜ党に入れるのだ??
 党なんざぁ~、どうだっていいんだよ。効率とかの建前で、要は自分の党の議席稼ぎとしか思えん。
 その党が台頭したからって、政策がその党のものそのまま使えるわけじゃねぇ~だろうに……むしろ、ムリな話だろう。
 使えねぇ~政策のほうが多いんじゃないか??
 “無所属”っていう言葉を見ると、どうしてもその人に入れたくなる。
 子育てだの何だの書いてる党があったけど、そりゃ子作りの問題だろうて……安心して子育てできるなんてもんは、安心して子作りできなきゃな。
 そのためには国が企業の尻たたかにゃ改善されんと思うがのぅ~。
 子育てノイローゼのケアが重要。
 って、それはムリな相談ぽいし。
 子供ほしいときだけ自分の手元に置いといて、仕事したいときには保育所に預けて、帰ってきて仕事がうまくいかないときには殴ったりとかして、しまいにゃ殺すんじゃ~、子供のほうが大変だろうさ。
 しかしまあ、みんながみんなそうでもないだろうし、託児所がないとか会社側も子供がいるっていうだけでイヤな顔するとか、子持ちは雇わないとか、そういう子育てを助けるための仕組みがまだまだ不十分だってんで作らないっていう家庭も多そうだしな。
 まあ、そこで子育てのための策も大変だろうけど、それから産まれてくる子供のための政策のほうが大事だと思うけどな。
 まあ、なんだかんだ言ったところで、その紙の民主党の欄にあったたったひと言で民主党に決めたんだけどね。

 “大切なのは、全力で改革を進めることじゃない。改革のための声に全力で耳を傾けること”

 いや、そんなこと書いてない。ちょっと自分でいいこと思いついたから書いてみただけ。
 この選挙って、郵政民営化への民意を問うためのものって言ってたのに、ほかの政党さんだとか立候補さんたちは、全然関係ないとこ攻めてるし……小泉さんとかその党を蹴落とすためだけの選挙みたいだな、なんか。
 選挙の主旨自体がすり替わってるような気がしてならない。
 大人のしつけをちゃんとしよう。
 今僕のうしろで、ご飯をクッチャラハピハピ音を立てながら食べてるオッチャンがいる……とても許せないので、注意した。
 そしたらら、“はぇ、すいません”とご機嫌とりの媚びる人みたいに嫌味ったらしく首だけで謝ってきた。
 美しいことだけが世界じゃないが、より美しい世界を目指してるのも事実。
 いいことだけが理想じゃないが、理想はいいことであってほしい。

 ほほう、こんな感じで話がどんどんすり替わってくんだな、政界って。

 んでもって、最高裁判官の信任。
 例によって例のごとく、全員“×”。
 よく知りもしないで全員“×”はおかしいが、そう判断するだけの情報も少ないので、信用できるとも言い切れないから全員“×”。

 まあ、なんとなく感じたのは、学歴なんてどうでもいいってことだな。
 必ず経歴ってのは、学歴から書いてあんだよ。

 ってことで、選挙の帰りは、なんとなく近所の祭りに寄ってみた。
 しかしこう、なんで祭りってイベントには、ここぞとばかりにヤンキーみたいのが集まってくんだ??
 あるいは、そんなような格好したのがウジャウジャと……
 しかも、そういうのほどなぜか祭りのなかには入らないで、入口付近にたむろしてる。
 めかしこむのはいいさ。だれに会うかもわからないし……僕もわざわざ1回うちに帰って一応ヒゲだけは剃った口だ。まったくもって必要なかった口でもあるけど。
 僕が知ってる人はだれ1人いなかったわけで……
 でもメガネを鼻にかけて、上目遣いに人の顔をチラ見するのはどうかと……コーンロールみたいな子供もいたし、サングラスを1つはちゃんとかけて、もう1つを髪の毛にしてる人もいた。眉毛以上に整ったヒゲをたくわえた坊主頭のゴツい兄ちゃんたちがつるんでた。
 まあ、祭りは小、中、高校生の社交場だわな。
 人込みのなかで前を行く女の子が振り返るたびに、“あぁ~、ミッツーいたー!!”とか黄色い声をあげていた。男の子にも女の子にも出逢いの場だろうな。
 そんな微笑ましい場所に、チンピラはダメだ。
 まず、あのドギツい香水が迷惑。わたあめと油と肉のにおいに混ざってのあの香水は、ホント屁以上にくさい。
 お父さんお母さんも見まわりするなら、ああいうのつまみ出せばいいのにと思う。
 自由だし、だれにも迷惑もかけてないけど、いるだけで迷惑だ。小さい子たちがビクビクしてる。
 祭りには、チンピラ反対!!
 とりあえず、香水はたしなむ程度に浴びてほしい。
 “じゃあ行かなきゃいい”というご意見は受け付けません。
 今後恋人でもできたあかつきには、行かないわけにいかないからなぁ~……
 大人になった恋人どうしのニャンニャンなイベントでもあるわけだ。
 浴衣姿が見れたり、普段とはまた違う笑顔が洩れたり、大人が子供に戻るひとときだったり、祭りの後の浴衣な恋人の横顔と涼しい風が相まって……
 まあ、いろいろある。
 しかしながら、お祭りのあの楽しげな空気は、僕にはちょっとまぶしすぎた。夜空の月が身近に見えた。

  • September 11, 2005 4:13 AM
  • 松田拓弥
  • [ ゲロ古 ]

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