俺様のバイト先にも、やはりなんだかんだ言いながら、それなりに女という人種が存在する。
なので、そこは男として理解と親睦を深めるため、コミュニケーションを必要とする。
しかし、俺様の言うコミュニケーションというのは、オッサンどもの“飲みニケーション”以下らしい……
今日はどうやら、一人がおなかを痛めていたらしい。
「ああ、帰んの?」
「うん……今日なんかおなか痛いんだよね」
「ああ、おまえ生理か」
ここで一発ぶったたかれた。
まあ当然仕事中なので、ほかにもたくさん人いたから、やっぱり女性として恥ずかしかったんだろうと思ふ。
「って、もう生理? まだ早くね?」
ここでさらにもう一発、またもや本気でぶったたかれた。
そしてこう告げた。
「違うって。そうじゃないの」
「はぁ?」
……違うんなら、なぜぶったたかれなきゃいけないのか?
で、その女性、たとえばリンダ(仮名)が立ち上がった。
「あぁ~、じゃあウンコしに行くんだ」
ぶったたかれなかったけど、平手よりもっとキツい仕打ち、無視してリンダは去っていった。
ただ仕事をしに部屋を出て行ったらしかった。
嗚呼、なんと……俺様の予測力もすたれたもんだ。ショックです。
そしてもう一人の女性陣、仮にルーシー・ベイとしておこうか。
ルーシーは、大変よく動く。ジーンズが基本スタイルにも関わらず、よくすぐそばでしゃがみこむ。
「あ、ベイさん、パンツはみ出してるよ」
しかしルーシーは、可愛い顔してけっこうキツい。それでいて、なかなかの変人だ。
俺様のそういったセクハラともとれるような言葉は、そんなたいしてそこまで親しくもないのに、当然のことのように無視をする。
ジーンズでウンコ座りっていう姿勢は嫌いじゃない。
前に、カッコいいジーパンを履いてたので、それをなにげに褒めたら、丁寧に地図まで書いてくれて、店の場所まで教えてくれた。
新札幌ぐらい、しかも≪Duo2≫ぐらい俺様だってわかる。
とまあ、なんだかんだでほかの人も辞めてかないあたり、俺様もなかなか円満なんだなと思ふ。
そんなわけで、俺様のバイト先、特に俺様がいる場所には、なかなかの変人が多いため、日々なにかとイベント的な出来事が起きる。
楽しくはない。
でも、なぁ~んにもないつまんない職場よりはマシだと思う。
会社には遊びに行くんじゃなくて、仕事をしに行くんだと言う。
でも、つまんないのなら、仕事すらできなくなると思う。
アフター17は、その大半を会社の愚痴に費やすようになったり、仕事中すら愚痴ってるやつが多い。
しかしながら、会社内をぶらぶらしてると、“仲がいい”と言われてる人たちの間柄は、会社とか仕事とか、同僚とかだれかの悪口で盛り上がってるにすぎない。
人間は、特に女どうし、さらにはオッサンどうしだと、人の陰口で盛り上がってはいけない。
変な仲間意識が芽生える。
楽しそうとは思えない。
- September 4, 2007 2:23 AM
- [ ゲロ古 ]