ついに職場で新入荷した。
待ってたよ~、ちんぽこ長ぁ~くして待ってましたよ~。
その新しい人は、年齢不詳。
まあ、それなりに若くも見えるし、老けても見える。
極めて爬虫類に近いそのフェイスマスク。
そして、香水のオイニーが強烈……空恐ろしい。
作業してる部屋はそんなに狭いわけじゃない。
でも、外から戻ると、その若マダムのニオイで鼻腔がひりつく。ピクンピクンに反応する。
こないだなんぞは、思わずむせ返ってしまった。
香りはフローラル。たぶん花。
彼女の臭囲約20メートルぐらいは、とってもファンタジアな芳香に包まれている。
だがしかし、半径1メートル以内に足を踏み入れると、また違ったニオイがするのだな、これが……
粘土。
この大地を無限のベールに包んでくれている土の匂い。
そして、なぜか特別感の漂うあの脂の臭い。
この二つのカップリングは、本当に半端じゃない。
香水も強烈な上に、粘土の臭いもない混ぜなのだ。
イメージしやすく文章的に表現するなら、これぐらいいくだろうな。
“脂っぽい花” ─── その花びらから脂がグリースのように滴らせているような花。それでいて、色は白。
まさに、環境汚染である。
しかしなぜだろう?
本当にそれがいい匂いだと思ってつけている香水なんだろうか?
“香水がキツい=気持ち悪い”というのは粋な人たちのあいだじゃ、当然至極の事実イメージなのではないのか?
マンコだって、多少におったほうがいい。むしろ、魅力。そっちのほうが色気さえ感じる。
マンコに香水とかつける人もいるらしいけど、それはむしろ萎える。気ィ張りすぎだろうさ。
でも、あそこまで強烈だと、自身も胸悪くなりそうだと思うのだが……不思議でならない。
慣れって怖い。
そういえば昔、部屋自体の臭気がキツい上、香水もきっとふんだんにかけまくってるだろう女がいた。
調理師だという。
そして、その人から“美味しい米”という有名ブランドのお米もらったからって、それを俺様ももらった。
ウキウキだ。ワクワクだ。
米の旨いマズいの区別がまったくつかない俺様ではありますが、“魚沼産のコシヒカリ”と聞きゃ~アータ、さすがにわかる。テレビでもよく見る。
帰って早速炊いてみた。
が、しかし、なんとも!!
その米にまで部屋とか香水の匂いが乗り移っていたのだな。
臭くて食えたもんじゃなかった……
米を口に入れるたびに、フローラルでクローディアスなフレグランスが香るのだよ……正直、食べ物っていう気がしなかった。
ありゃキツい。
いい匂いと、旨そうな匂いっつーのは別もんだ。
俺様は香水が嫌いだ。
香りは好きだ。なかでも、残り香っつーのが一番いい。
でもあれは、匂ってくるのがいいのだよ。
匂わせるのはナンセンスだ。
それは、恋花の香りだけでいい。
- September 24, 2007 2:15 AM
- [ ゲロ古 ]