クソったれな愛を語ろう。
いつも本気で恋をして、いつも本気で失恋をして。
愛と恋とを語れるほどは、僕は愛を知っちゃいない。
いくつもの恋を重ねてきてみて、いくつもの気持ちや傷を舐め合って、そんななかで、どれだけの愛があっただろう?
強いて言うなら、歌えるのが愛だとしたら、そっとしまっておけるのが恋ってやつ。
んまあ、こんなふうに考えて、とらえて、受け止めるのは、なかなかこれもクソったれだ。
受け止めたなら重くなって、手放したなら軽くなって、なにもなけりゃ忘れてしまって
そんなことを繰り返し、繰り返し、繰り返してみて、そんなことを繰り返しても、たどり着かない愛のバイブル。
もしかしたら、語れる愛こそ、それと呼べない僕がいて。
- September 13, 2004 1:16 AM
- [ 恋の洟 ]