我輩、本日またもや≪らっきょ大サーカス≫へ足を運んでしまったでござる……
最近ちょっとハマりすぎてるという自覚もちらほらする。
これはけっこう問題ありだ。
とはいえ、この日記の内容を見る限り、僕は単なる店員のお姉さん目当てで足繁く通ってるような印象があると思われる。
まあ、それも否めない。それでいて心許ない。
そんな自分が心許ない。
いや、そぉ~じゃない。
本当にうまいから行ってるのであって、カレーが届くのを待つあいだ、煙草を吸いながら笑顔で接客するそんなお姉さんの姿を眺めては癒されてるわけじゃ~ない。
うまいのだよ。
それはなぜなら、この俺様がにんじん食えたというわけだ。
それにしても生まれてこの方、同じお店に1週間のうちで何度も行くなんてのはなかった。しかも1人でなんてなおさらだ。
外食するなんてウメちゃんとでも一緒じゃない限り行かない。
まず、我輩は外に出ない男としてなら、間違いなく札幌選抜の最終選考ぐらいまでは残れそうな気がする。
日光嫌い。暑いの嫌い。寒いの嫌い。人混み嫌い。クサいの嫌い。うるさいの嫌い……外界の要素満載。
いや、違う。
……この展開、『GO』をパクッたわけじゃない。
今回は、新メニューに挑戦してみた。
“おこげナントカカントカ”というおこげのスープカリー。
というのも、前回に行ったとき、隣の隣の隣の隣のさらに隣に座ってた男の人がこれを頼んでたのを見たわけだ。
目の前でスープカリーの器にスープをかけてる。すると、ブジュブジュブジュ~っと何やら艶めかしくも香ばしい音がする。
それを見、それを聞いてしまったわけだ。
しかしそのとき、我輩は思った。
<なぜ丼1つ??>
そして今回、その謎が解けた。
「ご飯はいかがなさいましょう?」
「へ?? ご飯ですか??」
「ええ」
「ご飯なしなんですか?」
「あ、いえ、おこげはこのおこげがご飯のかわりになってるんですよぉ」
「ほう!! そうなんですか」
「ええ。それでおこげとは別にご飯も注文できるんですが、どうします?」
「いや、だいじょぶです」
「はい、かしこまりました。では、もし足りなかったら言ってくださいね?」
「はい、かしこまりました」
こうしてこのたび俺様は、ジュブジュブジュブぅ~という香ばしい光景を目の当たりにしたのであった。
しかしどうやらこのおこげとやらは、どうも俺様のお口には合わなかったらしい……どうも油っこく感じてしまった。
やはり俺様はチキンカレーが一番好きらしい。
今度は野菜スープカレーに挑戦であるやもしれんが……
しかしィ~……
今日は“5”さんが、僕が行くとお店の入口まで来て出迎えてくれた。
猛烈に感動した。
さすがにこれだけ1週間のうちに通うと、憶えてもらえるらしい……
いやはや実は、お店の前に自転車を止めてるときに目が合ったっていうだけかと思えて仕方ないが……自分がそう信じたいだけなのだ。
とはいうものの、やはり恋心というやつは不思議なもんで、きっかけはいつも、この思い込みと勘違いってやつなんだろうと思ふ。
電気信号とか化学反応とか、そんなつまんないことは言わない。
もっと人間らしくて思いやりのある表現だ……思い込みと勘違い。
想い込みと、感知外。
……う~ん、素敵だ。
男性諸君、やはり顔と印象を売り込むのであれば、たとえ大雨の日でもそこへと足を運ぶが良し!!
お気に入りの店員さんがいるのなら、38度ぐらいまでの熱なら出向くべし!!
しかしながら俺様は、もうしばらく欠席だ。
これ以上行くと、カレーと同様、飽きてしまうという恐れも最近芽生えてきたからである。
う~ん、感慨深い……
とはいえ、飽きるなんて言っちゃいけない。
それは人に飽きるではなく、距離に飽きるであります。
使わないと衰える脚のように。
恋もやっぱり体力勝負!!
健康第一!!
なにごとも結局そこに行き着くらしい……
俺様、頑健!!
殿様、しむけん!!
- August 3, 2005 6:32 AM
- [ ゲロ古 ]