ついに来た……
光。
……うちに来た。
とりあえず、ある程度重そうなソフトをダウンロードしてみることに可決決定された。
……バビッた。かるく唖然とした。
いつもなら、いいとこ200Kぐらいしか出ないはずが、しょっぱなからハイスピードでダウンロード開始。12MのADSLとの桁の違いを見せつけられてる感じ。
んで、ダウンロードソフトってやつは、接続速度が表示されるんだけども、それが出る前からすでに20%完了。約2Mってな表示が出たころには、もう80パー。CPUより速ぇ~んじゃねぇ~かって思った。
ぐぉ~~~~~~~っと叫びそうになった99%で、でもなぜかそこで速度が激減……叫び損ねた。
でもだいたい5秒ぐらい。 約70Mのソフトがだ。
いや、8秒か??
まあいい。んなもん丁寧に「おはようございます」って挨拶できるぐらいでしかない。
もうチビりそう。
工事中、来てくれたお兄さんといろいろ話してみた。
「学生さんですか?」
「いや、違います。もう27ですから」
「あ、社会人ですか?」
「ん~、まあ、かるく社会人です」
んな感じ。
で、お兄さんもさすがに暑そうだったから、コーラをあげてしまった。ウメちゃんが買ってきてくれたのに……
しかも2本なかったから、外で作業してくれてたおじさんにはあげられず……
なんとも中途半端。
で、そのお兄さんとの会話のなかで、これから光、Bフレッツを導入しようかと検討されてる方のために、ちょっとした参考書。
NTTの人が言ってるんだから、きっと間違いないと思ふ。僕からの質問とかは割愛。
「いやぁ~、実際100Mなんて出ないですよ?
……パソコンの性能とかにもよるんですけど、テストするじゃないですか。これももう古いんですけど、プロバイダさんとかなにも介さない状態で、早くて70Mですからねぇ~。で、プロバイダさん通すとさらに落ちるんですよ。
……あ、BIGLOBEさんですかぁ~。まあ、速いほうですね。
……だいたい半分ぐらいまで落ちちゃいますね。早い人で30Mぐらいですかねぇ~。
……あ、73Mぐらい出てますねぇ~。でもなにも通さない状態ですから。
……前にたまたまアクセスポイントからすごく近くて、メチャメチャ早い人いたんですけど、その人も“なんだたいした変わらないんだ”って言われちゃいましたしね」
……ということらしい。
アクセスポイントから近くて普通に速い人は、光にしてもさほど変わらないんだと。
で、プロバイダさんを通すとさらに落ちるんだってさ。サイトでは一応100Mって書いてあっても、実際にはそんなに出るところはないらしいんだな、これが。
まあ、なにはともあれ、何度言いなおしても“ADSL”を“ISDN”と呼んじゃうそんなお兄さんが大好きだ。
「あ、今のプロバイダさんってどこなんですか?」
「ODNです」
なんか知らないようだった。なんかゴニョゴニョ言ってたけど、聞き取れなかった。
「……で、今ってどれぐらいで契約されてるんですか?」
「ADSLの12Mですねぇ~」
「ああ、それじゃあ違いはわかると思います。ISDNとはやっぱり違いますよ」
「やっぱりそうですよねぇ~。ADSLで12Mですから、MAX出てもそれ以上いくってことはないですからね。1Mとか2M出てればすごいと思いますからね」
「そうですねぇ~。ISDNだったらそれぐらいですよねぇ~」
「でも、光ってホントにアクセスポイントからの距離って速度に関係ないんですか??」
「そうですねぇ~。そのパソコンの性能とかにもよるんですけどね。光でも多少はあると思いますけど、でもそんなに気になるスピードじゃないですよ?」
「そうなんですか」
「ISDNって、アクセスポイントからの距離が速度に関係してきちゃうんですよ。だからアクセスポイントから近い人だと、普通にメチャメチャ速いですからね」
「ええ、そうなんですよねぇ~。でもADSLで頼んだとき、どうせなら光でって聞いてみたんですけど、アクセスポイントから遠いから意味ないって電話で言われたんですけど、そのへんはどうなんでしょう??」
「マジっすか? プロバイダさんの人が言っちゃったんですか?」
「ええ」
「ISDNならわかるんですけど、光は距離はそんなに関係ないと思いますけどねぇ~」
「まあ、12Mよりは速くなるのは確実でしょうね」
設定にもっと手こずるかと思いきや、ものの5分で終わってしまった。
ちょっと俺様って、実はメカに強ぇ~??
そんなことを思ってしまった。
ソフト様様だな。
簡単に接続とかルーターの設定ができるCD-ROMがついてくる。それさえありゃ~朝飯前の便所前だ。
工事も1時間もかからないうちに終わったし、結局ケーブル選びとかのほうが時間かかった。
そしてウメちゃん帰宅。
LANケーブルが届かないらしく、ウメちゃん大移動の巻。
でもまずは、部屋の片付けから始めなきゃならなかった。
なんだかんだと牽制し合いながらも、僕が捨ててもいいものをいちいち確認する担当を頼まれてもいないのにやり始め、そんな途中、写真が出てきたりして、盛り上がりかけたところで僕が釘を刺す。突き刺す。ぶっ刺す。
「やれ」
「えぇ~」
しかしながらブーブー文句垂れつつも、彼はやる。しかしながら、大ざっぱもいいとこだ。
「必殺、寄せただけ」
「おまえ、やれっつの」
「それ捨てましゅ」
「ムカつく」
「あ……」
「あ??」
「……なんか今、いるやつも捨てたなぁ~。これの先捨てた」
「こっち??」
「いや、こっち」
「なにそれ」
「いいや、捨てよう」
ってなわけで、大ざっぱに小ざっぱりしたところで、やっとウメちゃんも光を体験。
「おぉ~、速ぇ~な」
あぁ~、しっかし速ぇ~。
ホント、ガッペ速ぇ~……
チビッた。
- September 2, 2005 2:51 AM
- [ ゲロ古 ]