果たしてその“時間”というやつは、本当に存在してるのか?
たしかに、朝・昼・夜と、世界中の景色は変化する。
朝になったら夜にしか見られないものが沈んでいき、昼にはバカな紫外線が降り注ぎーの、夜には月や星がまためぐる。
しかしながら、それは地球がまわってるからってことじゃねぇのか?
時間とは特に関係なさそうな気がする。
年もそう。
老化はすれど、それはただ単に細胞が衰えてるってだけのことじゃねぇか?
特に時間とは関係なさそうだ。
“時間”ていう、そういう区切りがあったほうが、人間にとってわかりやすいってだけのことじゃねぇか。
時間を気にせず、なんか知らんがそういう感じに生きてる人は、だいたい若く見えたりする。
時間に背中押されるようにして生きてる人は、なんかすごい老けて見える。
サラリーマンは、鼻の横のしわが早く出てきてるような気がする。
で、意外に主婦の方も、日々時間を気にしながら生活してるようなので、老けるのが早くなってるように感じる。旦那さんは何時に帰ってきそうだからご飯支度しなきゃとか、子供も何時に帰ってくるから迎えに行かなきゃとか、お料理教室も何時だから出かける準備しなきゃとか。
まあ、そういう概念的なことだからこそ、人間が憧れるんだろうとも思う。
時間なんてねぇときっぱり割り切ってしまえば、そやって今自分が感じてる愛を計るのに、あとほかの要素のなにで見れるかなと不安になるんだろうさ。
深さったって、表現するには難しすぎるし、大きさなんて人によって感じ方はさまざまだ。
そうなってくるとォ~、やっぱし時間ってことになるんだろうな。
“永遠”ってとこに憧れるんだろうさ。
俺様思ふ。
人が求めてやまない目に見えないものの尺度として、人が憧れのもとに作ったもの。
それが“時間”だと。
- March 17, 2007 12:39 AM
- [ ゲロ古 ]