そろそろセキュリティー・ソフトの有効期限が切れるらしい。
パソコンをつけるたびに“更新しますか?”ってメッセージが出る。いとうっとうしい。
しかし今、迷ってる。
今までは、ずっとノートン・インターネットセキュリティーを使ってきた。
重たいとか遅くなるとか言われつつも、浮気せずに一途に使いつづけてきた。
2007においては、やっぱなんかほったらかしで楽そうだし、総合力でバランスがいいと言われるトレンドマイクロのウィルスバスターにしようかなとも思ったけど、ファイヤーウォールがクソだということで思いとどまる。
だがしかし、ここへきて“Kaspersky(カスペルスキー)”というソフトが大変気になりだしてきた。
NISは、もちろん性能で選んだ結果。
それでもさらに上ゆくソフトが出てきたという。
簡単に列挙しておこう。
- AV-Comparatives 2007年2月の調査にて、カスペルスキーは最高レベルとなる「ADVANCED+」を獲得。世界最高水準のウイルス検知率が証明されています。
- ウイルスをはじめとした新たな脅威に対しての対応速度を競った結果、カスペルスキーは平均1時間26分と、世界中のセキュリティ製品の中でNo.1の対応スピードを記録しました。
- カスペルスキー研究所では、世界最高レベルのウイルスアナリスト達が、24時間365日ウイルスをチェック。約1時間に1回のウイルス定義ファイルの配信。
と、いつもお世話になってる≪ベスート電器≫のチラシにも書いてあったことがある。
なにやら欧米の国防機関、大企業なんかもこのカスペルスキーを導入してるらしい。
たしかに、ほぼ1時間に1回のウィルス定義ファイルの更新はすげぇ。頭2つ3つは抜きん出てると思う。
で、その“ADVANCED+”ってのは、宣伝に出てるなかではあったとて、セキュリティーソフトを扱うブランドでも唯一。
アンチウィルスとしてはぶっこ抜きトップを誇る“NOD32”ですら、“ADVANCED”止まり。そして、“NOD32”は、総合セキュリティーソフトという位置付けではないがために却下。
セキュリティーは大事とはいえ、最強にするためにウィルスソフトを2つも3つも入れるのはナンセンス。しかも個人だ。
なので、とりあえず今はNIS2008の試用版をインストールして、様子を見てみてる。
また重くなるのか、それとも、検索エンジンやなんかを新しくしたらしいので、多少でも軽くなったのか。
テスト中。
今のところ、特にスピード的に変わり映えしたようには感じられてない。
むしろ、進行状況がわからなくなったので、なんとなく遅く感じる。というより、いつ終わるかわからないというイライラが募る。
で、それに見切りをつけたあたりで、今度は“カスペルスキー”さんの試用版をインストールしてテストしてみようと思ふ。
ただ、こちらで気になる点は、“システムの完全スキャン”が速いということ。
でも、それは逆。
こちらはどうやら、一度スキャンしたものを記憶しておいて、2回目以降は、それ以外をスキャンするというシステム仕様らしいのだな。
そりゃウィルススキャンは速いに越したことはない。
でも、1回やったものはスキップっつーのもどうかとは思う。
自分がやったものは見逃しなしって思い込むのと大差ない。
それだけ自分の仕事に自信を持ってるってのは認めるけど、その自信が落とし穴になることも多い。
それじゃあチェックの意味がないような気がしてならない。
でも、安い……それは魅力。
ノートン・インターネット・セキュリティーは、毎回毎回わりと高額。
ウィルスバスターに惹かれたのも、なんか最近になって値上がりしたらしいけど、毎回買う必要がないってうちの人に聞いた。それは大きい。
ノートン・インターネットセキュリティーは、なんか毎回新しく買ってるのとたいして変わんないだもの……
それに、ウィルスバスターでも導入された“1本で3台までOK”とか、そんなしょうもねぇ安心なんていらねぇから、その分安くしてほしかった。
で、カスペルスキーさんも、ノートン・インターネットセキュリティーに比べれば、安い。
ノートン・インターネットセキュリティーは、世界シェアNo.1らしいが、高い。
ウィルスバスターは、日本シェアならたぶんNo.1だろう。そして安い。
カスペルスキーは、性能ならNo.1を誇るらしく、それでいて多少安い。
セキュリティーソフトこそ、“性能”で選ぶべきだ。
カスペルスキーさんに期待したい。
- September 20, 2007 11:21 PM
- [ ゲロ古 ]