EDIROLさん、やってくれましたな。
FA-66もついに3月30日付けで、今をときめくWindows Vistaに対応!!
いやぁ~、ナイスです。実にナイス。
もうかれこれVista買ってからどれぐらい経ってたんでしょうか……1ヶ月ぐらいか。
ここまでくるとさ、なんかこう、なんも問題なくすべてが順調に動くXPのほうがいいのかぐらいに思いはじめてた。
買って初日にすぐ、これからVistaにするという方へ少なからず参考になればと動画で撮影しながらアップグレードしてみたけど、FA-66というEDIROLさんのオーディオ・インターフェイスだけが未対応という始末。
ほかのソフトとかWEBカメラとかのドライバぐらいなら、特にそんな使わないし、そのままとりあえずアップグレードしといて対応するまで待てただろうさ。
しかし、オーディオ・インターフェイスは、致命的。それを犠牲にするってことは、切り傷で絆創膏は貼るけど消毒はしないみたいな感じだ。
だがしかし ──
ついに俺様も待望のVista国民と相なれた!!
いいじゃな~い。やっぱカッコイイじゃな~い。
Aeroがいいやな。
なんかVistaと言えば、透明感みたいな感じしてたけど、でも実際見ればやっぱそこがいいのかね。人間って透明感に弱いのかしら。透明感のある人って、何が、どこがってこともないけど、なんとなく限りない魅力を感じるもんなぁ~。
インターフェイスは限りない進化を遂げたと思う。
まあ、Macのパクりって印象だったけど、それもやっぱそう感じるかな。
でも、やっぱ後発だけに、Vistaはその上をいった感があるなぁ~。
とはいえ、やっぱしまだまだVista未対応のものが多い……多すぎる。
さっそく外付けしてたハードディスク1つが使えない。せっかくeSATAのを買ったのに、結局USBで接続してる。Hi-Speedとはいえ、遅ぇ。赤子が居眠りしちまうぐらい遅ぇ。
あとはBluetoothのヘッドセットも使えない。受信用のUSBアダプタが未対応らしい。でもたぶん、これは“未”じゃなくて、“非”なような気がしてならない。かなりまいるぜ。まあ、最近じゃケータイぐらいでしか使わなくなったから、そうデカい落胆ではないけどもさ。
それでも使えない機器が増えるってのは、やっぱなんか悲しいな。ずっと伸ばしてて切った髪を眺めてる感じ。
とはいえ、正式には対応してないったって、とりあえずは動くみたいなのもあるから無問題。
あ、そうそう。
なんかXPのときにパッケージで買ったソフトのCDとかDVDな、ほとんど役に立たなくなったわ。
ほとんどのソフトがサイトからダウンロードしたやつでインストールって感じ。Vistaに対応させるアップロードのダウンロードだけでもけっこう手間かかる。そうとう面倒くせぇ。
『Norton Internet Security 2007』なんざ、買ってきたパッケージのCDからインストールしようとしたら、なんか“互換性に問題がありますよ”みたいなエラー出て拒否られるのよ。インストールもそこでストップするし、それ以降もインストールできないよ?
たしか“問題の解決策”だかってやつで【Symantec】さんのサイトに行けみたいなこと言われるんだわ。
最初、“オイオイ、またやりなおしかよ”って焦ったけど、【Symantec】さんのサイト内、あっちこっち探しまわってたらあった。マジ助かったっす。
そこからダウンロードしたやつでインストールしないといけないので、そこ要注意。
ってか、問いたい。
Windows Vistaが“Norton”関係サポートしてないってどういうことよ、それ?
しかもVistaのヘルプのところにがっつり名指しで出るってどうよ?
話じゃ、世界No.1シェアのウィルス対策ソフトなんだべさ?
そんなに自分らのなんか新しく出した『OneCare』だかっての使ってほしいのか?
でも“Anti-Virus Comparative No.13”っていう調査じゃ、“推奨せず”ってとこにしっかりランクインしてんじゃん。
結局のところは無事インストールできたし、インターフェイスもカッチョよく表示されてるし、しっかり稼動してくれてるから問題ないんだけどさ。
しかし、今ちょっと読んでみて、かなり気になった ── これ。
- G DATA Security:『AntiVirusKit(AVK)』
- 2007年版 最多受賞:世界中のテスト機関・パソコン専門誌で行われた性能テストにおいて、GDATA 製品の2007年バージョンはヨーロッパで25冠。日本で3冠を受賞。これだけの賞を2007年バージョンにおいて受賞している製品は他にはありません。
……たしかに。
そんなに受賞してるソフトなんざ、ほかのどんなジャンルのソフトだってもらってねぇんじゃない?
このソフト、ちょっとスゴすぎなんじゃねぇのって。
今年の『Internet Security』の有効期限切れたら、次のやつ買って試してみようかなぁ~。
なにごとも経験であり、冒険あっての豊かな人生さ。
そだ。
あと、ちょっと疑問。
なんかディスプレイのまん中、掌ちょうど1つ分ぐらいの幅で中央の縦部分だけ、映りにゆがみっていうか、にじみっていうか、ぼやけっていうか、そういうのがある。ムラかな。
DELLのディスプレイは昔っからクソだって言われてたらしいけど、こういうこと? これ?
でも今はもうかなり改善されて、Macのサブディスプレイとして使ってるって人も少ないと聞いたことあるんだけど?
しかしながら、Internet Explorer 7の表示を見てる限りでは、半角のアルファベットにも同じようなにじみが出てる。使ってるフォントの関係もあるんだろうけど、たいがいがぼやけて表示されてる。
厳密に言えば、一番顕著なのはきっと“Tahoma”で、それは普通の日本語フォントと並んでると、ものすごい違いが出てる。“Verdana”もそうだと思われる。半角英数字の部分だけ、ぼや~っとしたように表示されるらしい。
あ、こういうもん?
まあ、欧文フォントと和文フォントだからしょうがないのかもしれんけど、ちょっとムラになりすぎじゃない?
って、もしかしておれだけ?
しかし“Firefox”とか“Opera”だと、特に問題なく表示されてる。“Opera”は危ういけど、“Firefox”では、間違いなくきちんとした表示になってる。
やっぱおかしくね?
この期に及んで、またInternet Explorer独自のなんだかって搭載させてんのか?
やめろよ、もう。
独自のやつ使ってるくせにバグ多すぎだっつの。応用するってのは、まず基本ができてからだろってばよ。まずはちゃんと表示させるようにしてから独自の機能つけてくれ。しかも拡張として。
使い方とか表示のされ方は、特にXPのときと変わってない。インターネット・オプションだって、インターフェイスだけ変わったぐらいじゃん。タブも一緒。項目すらほとんど一緒。
コントロールパネルもちょっと細かくなったぐらいで、あとは大差なし。
Vistaになって、全体的になんかゴチャゴチャ説明とかの部分でちょっと親切すぎるかなぁ~って感はあるけど、初めてのパソコンって人にはわかりやすいような気もしないでもない。すっげぇ細かい。よく言えば、抽斗が増えた。悪く言えば、うぜぇ。
でも、しばらくして必要なくなったものは、コンポーネントの削除とかアンインストールできそうな感じに1つ1つバラバラに作ってくれてそうな感じがいい。あの“ウェルカム・センター”なんて最初だけで充分だ。
あと、なんだかスコアっていう、なにやらWindowsのほうでこちらのパソコンの性能を評価してくれて、それを数字で表してくれる点数だって、いらなくね? ってかそんなん、余計なお世話じゃねぇの?
ほかにももっといろいろイジりだせば、いらねぇゴミばかりのような気がするVista。初めてパソコンに触る人を意識した作りですごい親切なのはわかるけど、たぶんそういう人って、なんかわからなくても、どやってその解決策を調べたらいいかもわからないんじゃないかって気がするけど。そういう人って、自分で調べるよりまず知ってる人に聞くんじゃね?
人はパソコン大好きだろうけど、頼るってことはしないのよ。
ってまあ、なにが一番かかと問われたならば、設定の変更とかソフトとかのインストールのとき、いちいち許可を求めてくるってあれが煩わしいことこの上ない。1つのものに対して、2回も許可しないといけない。“この処理を続行するか”と“許可”と。さらには“安全じゃない”とかまで言ってくることもある。
どうにかして止める方法はないもんか……マウスのバッテリーの減りが早くなるぜよ。
うぁ~っと!! 危ねぇ、忘れるとこだった!!
Windows Vistaへの移行にともなって、きっと道産子たちのあいだで、もっとも悩みの種になっていただろうデメリット── インターネットバンキング。
さらに具体的に言えば、きっとここ。
“北洋ダイレクト”
違う?
できたよ。
明日。
たしか3日。書いてるのは3日だから。
3日後ぉ~の日記ぐらぁ~い大目に見てよ。
これでもう移行しぶる口実として“ネットバンキング”は通用しなくなったぜ?
UFJさんはわりと早くに対応した。北海道銀行は知らん。eBANKはきっともう対応してるはず。あとは知らん。
でもなんか今はまだ“動作確認中”ってことでお知らせんとこに掲載されてたけど、とりあえず動いたからいんじゃない?
しかし、インターネットで銀行の取引できるって、あれはホント便利だからなぁ~。悩むわな。
でもカッコよさとか最先端に触れたいとか、まだXPで充分だって人は、Vistaはオススメはしないかなぁ~。
親切だったり綺麗だったりってのはあるけど、なんかあれで慣れちゃうってのはどうかと思うのよねぇ~。やっぱ、環境によっては、なんだかんだで重いとも思うし。
昔から使ってるパソコンで、ホントに古いとかなら、Vistaは入れないほうがいいでしょう。それならXPが、安定性でもそれなりのカッコよさでも最適なんじゃないかなと思われる。
個人的な実感だと、Vistaは、まだそんなにイジッてないからとはいえ、Windowsの起動ならXPに比べてもかなり速いと思う。操作性もいい感じ。
“なんだ、意外にけっこう快適じゃん”
それが現時点での俺様的Vistaのキャッチコピー。
でも、もしこれが昔のパソコンなら、たとえ1つ前のパソコンだったとしても、ちょっとヤバいかもって一瞬感じた。昔のやつなら、まず動かないんじゃないかって笑いそうになった。
ホント、Microsoftのほうで提唱してる“推奨環境”もダテじゃねぇな。
そのうちアップグレードの際の動画も公開したいなと思っていますが、とその前に今俺様ができること、2回のインストールに学んだ教訓として、できればクリーンインストールできる新規でのVista購入がオススメ。
なんかアップグレードだと、前のOSの情報が“old”っていうファイルの扱いになって残るらしいし、ハードディスクのスキャンのときには、そのXPのファイルも全部スキャンするので、そうとう時間のロスがムダに大きくなるかなと ── 見た感じそのファイル自体、めっちゃデカそうだし。
あ、もしアップグレードするんであれば、いったんハードディスクをフォーマット、以前のOSを再インストールしてきれいにした状態で、Vistaにアップグレードしたほうがよろしいかなと思ふ。
いろいろファイルとかソフトとかが入ったままの状態でやると、入れ替え途中の待ち時間にかなりの差が生じるんじゃないかと思うのです。最初のアップグレードのとき、なまら時間かかったの。
でも今回はそんなにかからず、XPの再インストール分も含めて、OSの入れ替えだけなら、2、3時間じゃないかなと予想されます。非常にあてにならないかと思いますが、ハードディスクに以前のOSのみっていう状態でのアップグレードなら、たいしてかかりませぬ。疑問に思う方は、実際に試してみるとよろしいですよ。きっと途中でやめますから。
あと、説明書にも書いてるけど、インストールするハードディスク、あるいはパーティションがすでに決まってる場合は、“カスタム”で!!
それもけっこう重要なのかなと思うのです。初回はそれをしなかったので。
まあでも、なんだかんだ言っても、Vista、いんじゃね?
恐ろしいほどにいい方向へと様変わりしたなぁ~。代わり映えってやつか。変貌ってやつか、整形美人てやつか。
俺様としては、Vistaけっこうオススメですなぁ~。機能美っていう点の欠如は、個人的には感じるけど、ただ美しいものが好きなだけの俺様は、これでよろし。そのカッコよさにもうメロリンQですわ。
憧れのフリップ 3Dに感動し、Windows Aeroにやられ、タスクバーのサムネールにはまいった。Aeroもサムネイル化も、実際には特に必要ないんだけどさ。
なにはともあれ、Vistaは、グラフィックの処理速度、CPUの処理速度が命みたいな気がする。命が2つに増えてもうた。
俺様のパソコンでは、Vista脳に言わせると、ゲーム・グラフィックだか3Dグラフィックだか、そっち関連に弱いんだそうだ。たしかに動画の編集をはじめると、急に“無理させてごめんな、ハニー”って感じるようになるからな。
でもやっぱ、パソコンの結局はCPUなのかねぇ~。
とはいえ、そんなシステムのことなんざまったく知識のない俺様なんで、今んとこまだ全体としての、パーツとしての美しさぐらいしか、現時点でVistaに移行するメリットは実感できてないけど、これからでしょ。
俺様はXPの初期段階は知らないからなんとも言えないけど、今となっちゃなにかと評価の高いXPもさ、最初はこんな感じだったらしいじゃん?
初期のころなんて“使えねぇ”とまで言われてたらしいじゃん。
でもVistaは最初っからけっこう使えてるよ?
いんじゃね?
Vista。
んじゃまぁ~、とりあえずチェスでも試してみっかな。
- April 2, 2007 1:02 AM
- [ ゲロ古 ]