俺様は、ただ純粋に、シャワートイレが欲しいのです。
いやね?
別にうんこまみれで困ってるとか、魅惑のビデを人知れず体験したいとか、そんないかがわしい動機じゃないのです。
純粋に、シャワートイレが欲しいだけです。
うちの便座はあったかい。
まあ、それだけでも、冬はとてもありがたい。
しかし、夏は、それだけで汗が背中から、あごから滴るのさ。人として自然な行為を自分に施してるだけなのに、それだけで滝のような汗を流す男が1人。
別にだれにも見られちゃいないからいいんだけども、なんかとても恥ずかしい己のワンシーン。
きっとフィルムにおさめれば、とてもバカで『40歳の童貞男』ばりないい画になるんだろうし、おまけにそんな格好でメガネかけて読書でもしてようものなら、そのアンバランスさがとっても素敵なことでしょう。さらにはその本が洋書だなんてことになれば、もう言葉も出ない出来だろうさ。
でもそんなのいらねんだな。
便器。
便座。
便所のシャワーなお座布団。
それが欲しい。
そこで迷うのが、このタイトル。
【INAXかTOTO】か。
── 洋装な雰囲気をかもしだす噴水を味わえる便座ブランドはどちらか?
思えばあれは小学生……
実家が引っ越した実家で、初めてシャワートイレを発見した。
こっそり僕は試してみた。
次の瞬間、僕はダッシュで飛び出した。
居間の親に泣きながら叫んだ。
「出てきたのー!!」
勢いはMAX。
親が便所のドアを開けるやいなや、その大門メガネも一発で水びたしさ。勢いに負けてズバコーンと開いたドアから、勢いMAXのシャワーが居間のドアまでしぶきを上げて飛びまくってた。
ハリウッド映画の消防隊員さんさながらに、父親が便所のドアと格闘し、やっと止めたころには、そのちょっと広くなったスペースの縁から玄関に水が流れていた。
今となっちゃ大爆笑な光景だろうさ。
しかしながら、まだ幼かった俺様は、そんな父をカッコイイとさえ思った。
まあ、それからというもの、シャワートイレには一切触らなかったわけですが、やっぱしいいもんだということがわかった。
限りある資源を無駄使いしなくてすむ。とってもエコだ。
あれを作るのにどれだけの石油、その他いろんな資源が必要かって言ったら、それはそれで別の話にしておこう。
“TOTO”さんは、もうそれだけでトイレにまつわるエトセトラだってイメージに直結する。むしろ、“トイレット”の略だと思ってた。それぐらい、俺様のなかでは便所的だ。
“INAX”さんは、知らぬところで使いまくってたらしい。そんな縁の下の力持ち的な一流ブランドっぽい。運送会社でも、毎日まいにちバカみたいに荷物を運んでる。
どっちがいいのか?
わかんね。
とりあえず、使えりゃいい。
ビデはいらねぇ。うちの人も男だし、あっても使う機会がない。
でもそれなりに機能はあったほうがいいかなと思う。便所中の暇つぶしだ。
それで安けりゃなおよろしい。
なんかないのか?
どっちがいいんだ?
機能的になんか違うのか?
“INAX”と“TOTO”じゃ、シャワーの出方も噴水タイプと一本タイプとか。乾燥も、温風と冷風をその日の気分でチョイスできるとかあんのか?
それだったら、そっちのほうがいい。乾燥より、んなもんは扇風機がわりだ。
設置ってどうなの?
簡単にできんの?
そういえば、“キラミック”ってどっちだ?
“INAX”か?
抗菌なんて別にたいした変わりはねぇと思うけど、ないよりはあったほうがマシか。精神衛生上でもやっぱ違うだろうて。
できれば、レビューをいただきたい。
願わくば、便座とかが取り外せるタイプだと掃除がしやすいので嬉しいです。
ネットでいろいろ検索してみてもさ、結局アフィリエイトの紹介文でどっかからパクッてきたやつだったり、メーカーサイトさんの文章だけだったりするわけよ。
なので、実際に使ってみてる方、オススメあったらご教授されたし。
女性の方の感想も大歓迎です。女性に優しきゃ、男にはもっと優しいはずなので。
INAXか、TOTOか……あいだをとってSANYOか。
- April 8, 2007 1:09 PM
- [ ゲロ古 ]