眠れない。眠れない。眠れない。
なかなかどうして眠れない。
そんなときは、時間をムダにせぬよう、なにかしら自分に役立つことをやろうと思い立ち、きゅうきょ必要になったXPを復活させようということにした。
巷でも、これまたやっぱり話題となっている“XPとVistaのデュアルブート”というやつだ。
しかも俺様の場合は、単なる新しいもの好きと衝動に近いアップグレードなので、やっぱり、なんだかんだで必要となる以前のWindows OS。さっそく再インストール用のディスクを奥までズボッと挿入した。
OSの再インストールは、かれこれ何度もやってきてるから、もう俺様も慣れたもんだ。メモ帳を起動させるぐらい、その手順は完璧に頭に入ってる。
するってーとどうだろう。
XPしか起動しねぇ……
そう!!
なんでこんなにもインターネット上で賑わっているかというと、Vistaを入れたあとで、またXPをインストールすると、XPしか起動しなくなってしまうという事態に陥るのです。
俺様もその例に漏れることなく、奥の奥までズッポリと突っ込まれたわけなのだな。それがまた痛ぇのなんのってもうもうもう ── 裂けちゃった。
【俺様の症例:】
・Vistaを入れたあとに、XPをインストール。
・Vistaの“起動と回復”でVistaが既定のOSで、起動時間も選択画面の時間についても特にイジッてない。
・XPも既定。
・VistaはもともとXPの入ってたドライブにインストール。XPからのアップグレード。もともと入ってたOSがXPっていうDELLのパソコン。
・改めてインストールしたXPは、別の外付けハードディスク。
そんなわけで、挿れたてホヤホヤでウィルスソフトも入れてねぇXPでインターネットば検索しまくったっつの。
出てくる出てくる。この症例、けっこうあった。
同じ方の参考になればと、俺様も大変ためになったサイトを、たとえばいくつか載っけとこうか。
- VistaとXPのデュアルブートでやってはいけないこと - デジタルARENA
- 以前のバージョンの Windows オペレーティング システムをデュアルブート構成でインストールした後、Windows Vista が起動しなくなる -Microsoft
- Vistaマニアへようこそ!
しかしながら、98とか2000とか古いのだったり、コマンドプロンプトとかで設定するようなかなり面倒かつ複雑な手順の紹介で、たいして参考にならず。
コマンドプロンプトなんてあんなもん、だれが使えるかっつの。まあ、使えたけど、全然うまくいかねぇの。
一応OSの選択画面は出るようになったものの、そっから先に進まないのさ。やっては消しやっては消しで、何度やってもエラーが出るのさ。
それがこれ。
ファイル:\ntldr
状態:0xc000000f
情報:アプリケーションが見つからないか壊れているため、選択されたエントリをロード出来ませんでした
んなもんだから、こうなりゃ多少強引に力技でと思って再インストール用のCDからそのファイル貼ろうと思ってやったけど、結果は一緒。
もうどうしょもねぇし、またVistaもXPもどっちもインストールしなおしかよという諦めムードに覆い隠されそうになってきた。かといって、なまら苦労したVistaへのアップグレード …… あれはもうやってらんねぇ。
ドライバもアップデータもコピーして一応はとってあるけど、またあのバカバカしくまで思えてきちゃうような、時間ばっかムダにすぎてくような作業は勘弁されたし。
とにかく、どうにかこうにかして、こっから設定しなおすだけでXPとのデュアルブートを実現しようと。それが無理なら、いっそこのままXPはなしでいこうと。
しかも、あんまり俺様のような方は見当たらず、さらに探しまくりーの手探りでイジること、約5時間……
諦めるなかれ!! まさに Never Give Up ですよ!!
で、見つけたのが、下のサイト。
とはいえさ、ここのサイトは最初の検索のときから見つけてたわけ。でも、本来の記事自体は、マイクロソフトとかほかのサイトさんと同じことしか書いてなかったのさね。
でも、俺様の問題を解決してくれたのは、そこのサイトに寄せられてる多くのコメントなの!!
やっぱ信じる心と根気をもって、ちゃんと最後まで折れないっていうことの大切さ。それを痛感した。
そんなわけで、俺様と同じ症状でお悩みの方は、上のいくつかのサイトを読んでみるといい。
で、コマンドプロンプトとかDOSとか、そんなのわかんねぇし面倒くせぇし、とりあえず余計なことしたくないって人で、その設定を施す際は、『VistaBootPRO』っていうフリーソフトを使うといいと思われる。
簡単かつ迅速。
海外のソフトで全部英語だけど、とりあえずデュアルブートにしようとか、そこまでいきついたんであれば、ある程度知識のある人だってことと思うんで、見ればなんとなくわかる。
まあ、デュアルブート成功した今となっては、俺様の単なる勘違いだったってことがわかる。
一応書いておくと、俺様が解決にいたったのは、中道左派で行こう Windows VistaとXPのデュアルブートを設定するのなかの“投稿者 バカおやじ : 2007年04月03日 21:07”さんが寄せてくれていたコメントのおかげ。
キーは、“NTLDRはFパーティションでは無く Cパーティションに必要なのです”ってとこ。
俺様も、いろんなところを見てきて“XPの入ってるパーティションのドライブの頭にNTLDRを入れておく必要があるんだ”と思ってたのよ。それが違ってたことよ。
だから、俺様の場合は、『VistaBootPRO』の設定で“Boot Drive:”っていう項目があるんだけど、そこをXPがインストールしてあるドライブから、無条件で“C:”に変更した。それだけで解決した。
コマンドプロンプトでの設定でも、きっとそのへんの理解ミスでうまくいかなかったんだろうと思うけど、XPとVistaでは、そのハードディスクっていうか、ドライブ名の認識違いも発生してるから、余計に難しいし、面倒くさい。
なので、VistaとXPのデュアルブートでは『VistaBootPRO』を使うことがオススメ。
ってなわけで、気づけば“本日は晴天だけども、なにが起きようとも絶対起きれねぇじゃん。どうしようか”っつーことで、とっさの俺様が考案した目覚まし仕掛け。
右側に見えるドアは、玄関のそれ。
うちの人が帰ってきたら、玄関のドアが足にガツンとなって起きれるだろうって寸法。当初は、より確実性を重視して、頭をドアのところに持ってこうかとも思ったんだけど、それじゃもし万が一ってこともあるし、やめた。たまたまションベン我慢してて、玄関からダッシュで飛び込んでくるかもしれん。まだまだ死ねねぇ。俺様は孫に「ジジイ」と呼ばれるまで長生きするんじゃけぇ。
ちなみに、かけてるのは、以前、vodafoneショップでもらった景品で、寝袋チックなもの。あの素材がチャックで輪になっとる。部屋のベッドの布団を、まさか玄関で広げるわけにはいかんので。
超原始的かつタフな目覚まし。
うちの人が帰ってくる時間だと、もうすでに遅刻なんだけど、起きれないよりはマシだろうということで。
日ごろの創意工夫が大事。命けずって生きてんだからな。
しかしながら、今日のこれで、またさらに1、2秒縮まっただろうなと思う。確実に。
- April 12, 2007 1:53 PM
- [ ゲロ古 ]