とりあえず日記を書いとこう。
いい加減、書いとこう。
映画の感想の草稿が、まだ20本以上もたまってるのはひとまず忘れる。
熱を出してたころからずっと、書きたいことはそれなりにたくさんあった。
思うことは、日々、いろいろとある。いつもの見慣れた風景にも、通い慣れた場所にも、マンネリなほど関わり合った人とさらに似たような触れ合いを持っても、感じることは幾ばく。
バクバク。
なにごとも、自分のなかだけにためこむのはよろしくない。
カンバスィ~ン!!
カンバセッション!!
で、そのときせっかく写真も撮ったので、まず手始めに、以前よりめっさ気になっては遠くから小指をしゃぶっているだけだった憧れの寝具『トゥルースリーパー プレミアム』について記しておく。
イイぃぃぃいいい ──────── !!
届いたのは、もう熱を計るのもやめた一週間ぐらい前のことだった。
いや、ひょっとしたらひょっとして、嘘かもしれない。
嘘じゃないかもしれない。
その前に “ 早く『トゥルースリーパー』届かないかなぁ~ ” ぐらいのこと書いて、かるく自慢しとこうと思ってたのも床の間。
“ 一週間ぐらいの商品到着となります ” とかメールに書いておきながら、たしか4日ぐらいで到着しやがってね。
しかも、原油価格の沸騰で、最近ではめっきり数も減ってきている運送会社のなかで、もっとも時間厳守、指定日時、それらの守れない佐川急便さん。
それがさ?
“ 午前中配達 ” をお願いしてたわけだけど、気づけば不在票 IN。
“ 8時4分ごろ ” とかバカみたいな時間にお届けに来てくれやがってたのよ。
んなもん、おまえ……んなもんでしょうが。
たぶんウメくんより早くインターホン押してたよね。ごめんね、じいちゃん。
んなわけで、翌日の午前中に商品到着。いつものもやしみたいなおじいちゃん。
早速ラグビー選手がごとく部屋へ。
しばらくどこに置いたもんか計算しつつ、ここで激写。
意外にデケぇの。箱。
俺様がM字開脚したぐらいはあったな。あれ。
これ。
デカデカと、そしてシンプルに『 SHOP JAPAN 』とある。
『ショップ・ジャパン』さんの箱は、毎度のことながらけっこう邪魔だ。かさばってしょうがねぇんだよ。
わりとお世話になってる『ショップ・ジャパン』さん。
“ スレンダートン・フィギュラ ” とか “ アブラウンジ ” とか、“ フィットネス・ストライダー ” だったか?
とか、なんかいろいろ使わせてもらったことが以前にある。
“ 30日・60日の返品保証 ” とか言われりゃ、そりゃ使ってみて損はないでしょう。
ビリーも一度試しにやってみれば、兵隊さんたちの厳しさがわかる。
で、これ。
さっきの写真では “ デカッ!? ” と翻弄されがちでありますが、横にしてみれば、意外や意外、細っ!
ということで。
個人的には、こっちの見映えのほうがイケてる “ トゥルースリーパー ” の箱。
まさか、この箱の下のほうに出てる数字で住所とかわかっちゃうなんてことないよな? シリアルナンバーとかじゃないよね?
まあ、バレたところで、返り討ちにしてくれる。
男なら3回自転車で轢いてやる。女なら、4回 “ ごめんなさい ” って言うまで潮吹かせたい。
やがて、開梱。
もう狂いそうだったな。マジで。
なんか外箱から想像してはいたんだけども、“ ちっちゃ! ” という按配。
具合悪くなった。
思わず箱んなかの納品書、確認しちゃったもんな。
<セミダブルで頼んだんだよな? ホントにこれ、だいじょぶか?>
あまりに驚いたので、袋を開けるより先に、取扱説明書を朗読。
「……ほほぉ~、なるほど」
トゥルースリーパーは、配送の際、また持ち運びの際の手間を省くために、小さく折りたたんで圧縮したカタチで皆さまのお手元にお送りしています。
『トゥルースリーパー しあわせごこち』の冊子より抜粋
でも、ご心配なく。数時間ほど広げておけば元どおりのカタチに戻ります。
しかし、あまりにも信じがたい。
マジでちっせぇの。これ。
本気で心配になるから。これ。
自分の愚かさに改めて気づかされ、そしてネット通販の恐ろしさも痛感するひとときである。
しかし人間とは、自分のミスや受け入れがたい事実というものは、ほぼすべての場合において自分以外のせいにしようとするのである。
かわいそうなほどの確認作業。
箱から引っ張りだして、圧縮ビニールそのまんまの状態でセミダブルのベッドの上に広げてみる。
そう、自分のミスじゃないことは、一目瞭然なのである。この差は歴然。
明らかにシングルサイズでしょ?
むしろ、枕と同じ幅しかねぇんだもの。シングル以下。
ただただ夢を見るだけで、おまえすら抱けやしねぇ。
このまんま広がったところで、セミダブルまで包んでくれるとは思えねぇのだよ。
しかしだ。
説明書に数時間ほっとけって書いてあるし、どうやらそれ以外に解決策はないみたいなので、やるっきゃねぇからやってみた。
まずはパッキパキに圧縮されてるトゥルースリーパーを、ピッタピタのビニールから取り出してみる。
そしたら、あらびっくり。
圧縮されてる上に、中で二つ折りになってやがったの ──── たしかに “ ! ” をお届けしてくれた。
広げてみれば、無事セミダブルサイズ。
ただ、それをひっぺがすのがひと苦労。
ベリベリベリって音がする。多い日のをパンティーからはがしてるみたいな感じか?
あ、いや、あれはリャン面テープだから関係ねぇのか。
音はマジックテープのそれ、はがすときの苦労は、つらら舐めったとき不意にベロがひっついちゃったときの感じ。
まま、ホンット、カチンコチンコに圧縮されてるもんだから、真ん中にズビーッとついた折り目がちゃんと元に戻るのか気になるところ。
──── 嵐の『風の向こうへ』と『 Love So Sweet 』とを気まぐれに歌いつつ、ぼんやり集中しながら、トゥルースリーパーを放置したままあれこれ作業すること数時間後。
はいこれ!!
本当に心配いらないらしかった。取扱説明書は嘘をついていない。
たぶんこれで、2、3時間ぐらい。ある程度、元どおり。
真ん中の折り目のところと、奥の端っこのほうがまだペシャンコ状態のまま也にけり。
それでもセミダブルサイズのベッドを、隙間なくしっかりカバー。サイズもベッドマットにぴったりの模様。
今まで使ってたいろんな体液のこびりついたニトリのマットは、いかんともしがたいぐらい微妙に縦幅がデカかったのだな。だから、ひとたびベッドカバーをはずすと、外人さんの小陰唇ぐらいだらしない感じだったわけ。または、ピッチピチのTシャツからはみだしてるぜい肉。
やがてまた数時間 ──── せっかくだから、転がってたエロゲーでシコッてみた。
それがこれ。
はい、がっつり元どおり。
どうです、この厚み!?
ジューシーで肉厚でしょ~?
って言っても、学校の体育の授業で使ったマット運動のマットより、ちょっと厚いぐらいじゃないか?
もっと厚いタイプのも売ってるらしい。個人的には、厚けりゃ厚いほどいいと思われる。
感触としては、どっか≪ニトリ≫さんとかそのへんで売ってる低反発マットレスの。
直に生で触ると、うむ、たしかに “ 吸い込まれるような感じ ” だ。表面は、よく小学校とかの床を装飾してるマットタイルみたいな感じ。
たとえて言うなら、ビールのような舌触り。飲むやつ。お酒のビール。
なんか気持ち、湿った発砲スチロールか? それをウレタンって呼ぶのか?
つまりは、低反発。
とりあえず、直に触るのはオススメしない。
そこで登場するのが、こちらの “ インナーカバー ” っつったかな?
なんか説明書には “ デュアルフェイスラップ ” とか書いてある。
要は、トゥルースリーパーにかぶせるカバーだな。
片面がメッシュ地になってて “ 夏用 ” らしく、もう片方がキルトみたいになってる。“ 両面仕様 ” をちょっとカッコよく横文字にしただけでしょ。
とりあえず今は、こちらで使用中。
つっても、この上に直接寝てるわけじゃ~ないので、ようわからん。直接寝てみようかな。
ちなみに、ネットケーブルは、屋根裏を伝って断熱材のなかをくぐり抜けておる。無線LANは遅ぇからな。なんだかんだで。やっぱ有線でしょう!!
インターネットの回線速度は、つないでるケーブルの種類でもけっこう変わるんだぜ?
そうね ────
完全な状態に復元されるまでには、きっと5時間ぐらいかかると思われる。
なにやら小難しい言葉で気泡ナントカとかいう技術らしいので、通気性のいい場所に放置しておくといいかもしれない。
折り目もちゃんと消えてくれる。
俺様の “ トゥルースリーパー プレミアム ” 、完成の巻。
そして現在、このトゥルースリーパー プレミアムで寝てみること、数日。
ん~……
いいね。これ。
『ショップ・ジャパン』さんの早朝だか真夜中だか、真昼だかにやってる “ トゥルースリーパー ” の CM のなかでインタビューを受けてるメジャーリーガーの田口壮さんが “ 寝るのが楽しみになりますよ ” って言ってるけど、もともと楽しみだからそこまではいかないまでも、こりゃ快眠だ。
ただ、俺様の場合、どうも肩幅が異常に広いせいか、横向きに寝ようとすると、トゥルースリーパーでもさすがにまだそっち側の肩に体重がかかって痛い。
でも、今まで使ってきたどのマットレスよりも、痛くない。それは確実に実感済み。
まあ、これより先に枕も違うのに変えたからっていうのもあるかもしらんけど、バカみたいに寝すぎても腰があまり痛まなくなった。これも実感済み。
痛むのは、チャリンコで思いっきり転んだあのときからのもので、一度病院に行って診てもらったほうがいい系統のことである。それは間違いない。
体重による負荷の分散だけども、んまあ、最初に寝転がってみたときは、そうそうわかるもんでもなかったというのが実際のところ。
CMのなかで “ 最初寝てみたときは感動した ” って言ってる人もいたけど、ぶっちゃけ、そこまでの実感はなかった。むしろ、あんたは今までどんだけ硬いとこで寝てたんだと訊きたい。
でも、実際に寝てみると、明らかに “ 違う ” っていうのはわかった。
下にあるベッドのマットレスの具合も大きく影響するんだろうけど、少なくとも、≪ニトリ≫さんのマットとは全然違う。
ケツ、いや、もっと焦点を絞ると、尾てい骨と肩にかかる負担は、かなり減る。
寝てるときはよくわからんからし、寝返りの数が減るっていうのも自分じゃしょうがないとしても、起きたときの感覚がいい。
いや、たぶんね?
若い人って、そうそう寝具の違いがわかるもんじゃないと思うのよ。体の組織自体が柔軟だから。
でも、30歳でこんだけ感じるんなら、特に腰痛持ちとかの人にはいんじゃねぇの?
じいちゃん、ばあちゃんなら、もっと感動するような気がする。CMのなかでおばあちゃんが言ってる言葉も、自分が実際に寝てみて初めて “ あぁ~、わかるわ ” って共感できた。
なんかデザイナーズホテルだか民宿だかで、正式にトゥルースリーパーを客室の寝具に採用したって言ってたけど、これならむしろ、病院とかのほうが採用すべきだと思うな。俺様としては。
病院のベッドほど安眠も快眠もできなくて、寝心地の悪いベッドはねぇ。
とまあ、なんだかんだで一番びっくりこいたのは、睡眠時間が減ったことかな。
快眠や安眠といえば、ゆっくりたっぷり寝れることと思うだろうが、たぶん違う。
短時間でもしっかりと寝たっていう実感があるかどうかっていうことだと、俺様のこれまでの長時間睡眠からくる経験に基づく見解。
基礎体力は、落ちてない。たぶん。いや、わからんけど。きっと落ちてない。
それは関係ないとしても、起きたときすっきりしてる気がするのだよ。寝たっていうより、“ あぁ~、起きたぁ~ ” っていう感じ。
かといって、気分的にまだ寝たい感じで、そのまま寝ようとすれば、そのまま気持ちよく寝れてしまうのだな。
これにはマジでビビッた。
あのCM見て “ これだ!! ” って感じた人は、一度試してみるといいと思う。
たしか30日だか60日だかの返品保証もあるみたいだから、ダメなら返しゃいい。お金もちゃんと返ってくる。
そうだな。
だれかへのプレゼント、特に父の日とか母の日とか、腰痛持ちとか肩凝りの知り合いとか、まあ、やっぱ親とかおじいちゃん、おばあちゃんとかだな。で、悩みに悩んだ挙げ句、どうしてもいいのが決まらないときは、とりあえずこのトゥルースリーパー贈っておいて間違いないと思う。
やっぱ高いもんだけども、必ず喜んでもらえること、親孝行になること請け合い。もし気に入ってもらえなかったら、自分で使ってみればいいんだしな。
今年のウメくんへの誕生日かクリスマスかのプレゼントは、これで決まりかな。こりゃ。
寝倒して結局は返品しちゃおうっていう予定だったけど、今まで使ってた≪ニトリ≫のマットレスは、即日捨てた。
その日はさすがになんまら眠かったっていうのもそれあれど、もともと寝つきも悪いし、寝具が変わると意外にこれ眠れないデリケートな俺様なんだけども、トゥルースリーパーの日、たぶん10分もかかんないで落ちたと思われ。
そのくせ、11時間で起きた。
ん~、これはいい。
だから、みんなにも自信を持って俺様がオススメする。
ほっといたら、昏睡状態の病人のように眠りこくるロングスリーパーの俺様が、だ。
60日間返品保証!万が一ご納得いただけなかったら、返金いたします!
★一年中快適!通気性が向上!トゥルースリーパー プレミアム(セミダブル)
……ほら。
ほら、そこのおまえ。
親はもう悲しませたくないと感じちゃってるそこのおまえ。
ここらでちょっとぐらい、親孝行しとけよ。
マジで。
ただし!!!!
トゥルースリーパーの上で、セックスしたいとは、どうしても思えないのが痛い……
たぶん、セックスには不向きではなかろうか。
この上で潮吹かれたら、ずぅ~っと、いつまで経っても乾かなそうだ。
まま、いくらトゥルースリーパーが “ 雲の上で寝てるみたい ” とか言ったところで、メイク・ラヴより気持ちいいわけじゃ~ないさ。
快楽なら、病院のベッドのほうが断然得られるだろうてな。
もうちょっと皆々様に喜ばれるような、役立つようなことを書けないもんか、俺様は……
ん~……
いや、まあ、いいんだよ。これ。うん、マジで。
- September 18, 2008 9:59 AM
- [ 俺様の部屋 ]