とりあえず、笑った。
いい加減、ソースの見なおししないとなぁ~とか思ってた矢先、実際どんなもんかと思って、なんとなくおうかがいを立ててみた。
そしたらまあ…… 100点満点中の “ -8点 ” ときたもんだ!!
マイナス ハッテン!!!!
──── やっぱ、笑った。
一応それをお仕事にしてる身として、自分のサイトがいただけない状態だったらな。やっぱな。
なんだ……アレだろ?
もう吐きそうだぜ。
ひっさびさに腹抱えて笑ったよ。
ボクちゃん。
サイトを自分で作ってる人なら、必ずだれもが1度はお世話になったことあるはず。
ちょっとばかり知識がついてきて、別に参考書とか開かなくても、どうのこうの頭のなかで考えなくてもブラウザで表示さしたら見た目に問題ない具合に表示される。
“ おっ? おれ、すごくね? 天才? ” とか “ アタシって、けっこうデキる女? 意外にウェブデザイナーって、すごくなくなくなくなくなぁ~い? ” とか調子乗ってくるころだな。
で、そこで出会うのが、こちらの『 Another HTML-lint gateway 』というツールというのか、先生というのか、そういうの。
HTML文書の文法をチェックし、採点します
そう、この HTML というクサレなものには、学生のころ頭を悩ました英語のそれみたく、 “ 文法 ” っつーのが存在、あるいは介在するわけなんだな。
これがまたエグいのよ……だから “ クサレ ” なの。
ブラウザでの見た目にはわかんない。
けど、 “ 間違い ” って言われるの。
テストで先生はマルつけたくせに、テストの答え合わせでは “ 模範解答 ” っていうのが存在するニュアンス。
あれ、頭こね?
そう、それが、そのもとになってるのが “ DTD ” っていう一文。
だれが言ったか、HTML でページ作るとき、その先頭にちゃんと書かなきゃいけないよってやつ。
おっとー、違ったかな。これは “ !DOCTYPE ” っていうんだったかな。
まあ、規格っていったか、整形なのか、仕様書っていうのかな。
” 一応、こういうのにのっとって、これ書きますからね “ っていう宣言文みたいなもんだったはず。んでさらには、自分で設定できるもんだから、一応 “ 一応 ” になる。
違った?
まま、細かいことは抜きにしなよ。
なので、しょっぱなに自分で宣言するもんだから、作るほうも、それにのっとって作っていかなきゃいけないわけ。
ところがバッコン、実際にはそこまで知らないで作ってるのが、ボクたち、ワタシたちなのよ。
とりあえず初めて買った参考書だろうが、それなりに “ DTD ” のことは触れててくれるんだけども、実際そんなページは “ ああ、これつけろってことね? つければいいんでしょ? ” っていう程度にしか見ない。
だから、つける。
けど、意味はわかんない。わかってない。わかりたくもない。わかるまでもない。
が、しかし、やがて、逆にそういう知識のほうが深いやつに “ っておまえ、マイナスじゃん” とか頼んでもないのに指摘され、 “ 見れりゃいいんだよ ” とか開きなおるわけよ。さらには、日本最強の “ Yahoo! だってマイナスじゃん ” とか仲間を増やす。
まあねまあね、100点の文法で完璧に作られたサイトが本当にいいサイトかっていったら、実際そうでもないのもたしかだ。
ちなみに現行『 Yahoo! Japan 』さんは “ -37点 ” の模様。
ちょっと知ってるやつって、まあ、どっちもどっちだけど、どっちもどっちだなと。
粗探ししたがるよなぁ~……うぜぇ。
「いいものを、ただ “ いい ” 」と素直に言えない。
必ず「いいけど……」と……そう、必ず “ けど ” なのよ。そして、それもまたさらに “ 別にいいんだけどさ ” と。
もう死ねばいいよ。
あ、そうだ!!
「いんじゃない?」
この言葉……なんかすげぇわかんねぇ。
自分からなにかのそれに対する意見を求めたときの答えで用いられるこのひと言。
たぶん、ほぼ8割の人がこれを使うと思うの。
どう?
日本人の口ぐせか、これ?
そのときの言い方な。
その言葉を発する人の口調って、たいがい投げやりじゃね? いや、投げやりな感じじゃね?
テッキトーな雰囲気かもしださない?
“ ホントにいいと思ってる? ” って訊きたくなんない?
──── じゃあ、訊けばいいじゃん。
さて、自身の気持ちを取り戻そうか。
実際には、とりあえずパソコンオタクじゃなくても一般的に広く知られるようになってきた愛称の “ HTML ” ってやつにも何種類かあって、規制のかるいものからガッチガチなものまで制定されてるんだな、これが。
それがまためんどくせぇ原因の一つ。
HTML は、なんか前に 4.01 で終わるとかいう話だったけど、なにやら “ 5.0 ” が定まるっちゅう噂。
いや、確定でしょ?
めんどくせぇなぁ~……
まま、最近の流れでは “ みんな、XHTML でいこうよ!! ” みたいな具合なのか、新しいサイトのほとんどが XHTML だけど、あれは結局のところ “ XML ” ってことなんでしょ?
XML のなかの HTML ってことだよね? だから DTD の前に “ xml 宣言 ” も書かないといけないんでしょ?
違うの?
種類を自分のためにも書いておくと、こうなるっぽい。さっきの話を引用しよう。
Transitional : いんじゃない?
Strict : これじゃなきゃダメ。
もう一つ “ Frameset ” ってのがあるらしいけど、もう使ってる人なんていないでしょ?
XHTML と HTML でもまた、書き方が変わってくるわけだ。
タグは全部小文字で書けだの、img も / つけて閉じろだの、なんだのかんだのと小うるさいのが XHTML のほう。HTML のほうは、p とか li のタグを閉じ忘れても、 “ いんじゃね? ” って見逃してもらえる。
でもまあ、個人的には XHTML のほうが好きだな。
余計に一文をつけ加えないといけないとか、それやると、php でエラー返されるとかあってもな。
もう XML 始めたひ……拡張性ありすぎて混乱しそうだけど、逆になんでもできそうでおもしろそうだなよな、あれ。
と、そうすっとここでまた新たに出てくるのが “ CSS ” という魔法のシート。
俺様は、実際これが好きなだけ。
いまどき Table 構成は論外。
Table で作ったら、ちゃんと表示されるのはあたり前なの。テーブルで組んでるにも関わらずレイアウト崩れるようなら、もうやめれ。
テーブルで組むの、もうやめれ。
たぶんもっとわかんなくなるから。
とかいいながら、ぶっちゃけ、単に俺様がテーブルで組んだことがないからってだけの話。
最初に買った本で “ これからは CSS だ!! ” みたいなこと書いてあったから、CSS でしか作ったことがないの。
テーブルで作ってるサイトを見たほうが、逆に “ ?……?……? ” ってなる。
“ valign ” って、なに?
CSS は、わかるわかんないの問題じゃなくて、単純にあれは “ 記憶力 ” の問題。
class と id さえ覚えときゃ、まず間違いない。あとは効率とかの問題だから。
んだば今度は、DTD で宣言に基づいて書いていくとだなぁ~……
その宣言によって、“ なにとなには、それで挟んじゃいけないの!! ” とか言われるの!!
これがエグいの!!
あぁ~、もういちいち書くのめんどくせぇからやぁ~めた。
全部『 Another HTML-lint gateway 』さんに出てるから、2割ぐらい読んでみるといいよ。
マジで鼻毛伸びんぜ?
進化してんだか退化してんだか、まあ、俺様が感じる限りでは “ 特化 ” してきてるって感じ。
かの『アドビ』さんのソフトがそうなように。
つまり、自分で自分の首を絞めれるわけよ。
自分で調子こいて厳しいのにすればするほど、文法を知ってる人に小言でつつかれるようになるってわけだ。
そしてその結果が、こちら『松田拓弥.オルガズム』だと “ -8点 ” という惨憺たる数字を返されてしまったというわけ。
学校じゃ絶対にとれない点数っすよ。
全問不正解な上に、自分の名前の漢字でも間違えない限り、絶対不可能でしょう。マイナスって。
保健体育のテストで、学校じゃ教えてくれないような答え書いたり、数学で文系な答え方してみたり、美術のテストで渡されたキャンバスを紙飛行機にして先生に提出してみたりしないと。
あ、いや、とりあえず期末テストの日に寝坊して、その日の全教科欠席っていう手があったな ──── 俺様、その常習。あれは確実にマイナス点とれるわよ。
なので、自分でサイト作ってる人、やってみるといいよ。
今じゃなんか、CSS までチェックしてくれたりするツールも公開されてるみたいだし、W3C のチェックツール使って合格したら、 “ 合格だよ ” っていうバナーくれたりするよ。
ちょっぴり自慢だね。
W3C が認めてくれりゃ、もうほかに怖いものなしっすよ。
さて、んじゃまあ、そろそろ本気だして俺様もリニューアルも含めてチェックしよっかな。
っつーか、こんなこと……
今日は本のこと書こうと思ってたのに……
桜井、てめぇ ──────── !!!!!!!!
- May 27, 2009 2:27 AM
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