現在なまら進行形

『江頭2:50のピーピーピーするぞ! 始末書覚悟の逆修正バージョン』DVDで高熱と嘔吐。

 いやはや、北京オリンピック最終日を前にして患った大風邪 ──── いまだ治らず。
 熱が引かず。
 咳が出る。
 胆がからむ。
 喉が痛む。それはもうほとんど治った。

 肝心要は、咳と熱。
 この二つにやられっぱなしなのである。
 バイトも、どうにもこうにも熱が下がらないので、休んでもいい感じの日は休ませていただいた。
 一日中寝ておった。ホント、一日中。DAKARA を飲みまくり、ただ水を飲みまくり、豆乳を飲み、青汁を飲み、カレーライスを食べました。
 それでも、ザメ。

 寝ようとしてベッドに入っても、咳が出るたび汗も出る。目が覚める。眠れないけど、寝ようとする。
 原因不明に意識の覚醒と惰性の荒波が押し寄せてきて、うねるような体温の上昇。
 にっちもさっちもいかなくなって水分補給。
 煙草を吸って冷静さを取り戻してみる。
 冷静になりすぎて、気分がダークな感じに埋没していく。
 そんなリピー・アフトゥ・ミー。

 バイトに出たら出たで、仕事中もずっとマスクなため、人知れず酸素不足。
 健常者には空調がいい感じなため、恐ろしい喉の渇き。水分補給。
 2リットルのボトルに満潮の水を飲み干したのはひさびさ。まだ足りないと感じたあの日あのとき、あの場所での俺様。
 そして、尋常じゃない汗の量。
 “ 冷房 ” あるいは “ ドライ ” に設定されているエアコンの部屋で、一人だけじわ~っと汗を吹きだしてる俺様。まるで霧雨を浴びてるよう。
 エアコンはいいが、“ ドライ ” はやめていただきたい。暑いんなら、冷やすだけにしろ。乾燥した部屋んなかでず~っとたいして動きもしねぇで働いてっから、能力がどんどん低下してくんだよ。
 咥えて、その汗が冷えては流れ、冷えては流れ、ひいては男どうしのフェラチオなのである。悪循環。

 だから、そんな発熱出勤の初日に教訓を得て、俺様はついに冷蔵庫を開けた。

 坐薬。

 アゲイン。

 坐薬は冷やしておかないと、なんか組合員さんたちが好きそうなとろ~り感が出てくるので、いかん。
 行った。行ったよ。発熱しながら買いに行ったよ。そして冷蔵庫にしまっておいたよ。バイト先へ行くために。

 うんうん、坐薬はなんも恥ずかしいことじゃないのだよ。
 softbank の悶絶カワイイ店員さんだって、風邪をひいて熱が出たら挿入するんだよ。あんなにもカワイイ人だって、アナル・ヴァージン捧げちゃうのよ。あんなにも機能美なにゅるりんロケットさんに!!
 嗚呼、そのときのロケットになりたい……

 わけじゃない。
 やめとけ。
 だれが見てくれてるかわからんのだ。まだ見ぬ自分の可能性を自らつぶすようなマネはひかよろう。

 個人的に、こちらの商品の漢字は “ 坐薬 ” っていうほうが好きなのだ。ただそれだけだ。


 だが、しかし ──── しかしだ。

 さすがに坐薬アゲイン3日目ともなるとだな。
 優しく挿入したあと、キュッと菊座を締めるだけの作業といえども、たぁ~だヤな気持ちになるだけなのだよ。
 あっという間と思いきや、じわじわと広がっていく違和感と不快感。
 そして、飽きる!!
 熱を下げておきたいっていうだけといえども、ただ坐薬さすだけでは芸がないよな?

 だから俺様、やってみた。

「 ...Oh, Yeeeeees...nmmmmm...Oh, Yeah...Ohhhhhhhhhhhhh... 」

 海外風の艶やかな声と四つん這いの姿勢をもって、その場をちょっとだけ演出してみたわけだ。
 絵的に見るも耐えないものだっただろうと自分でも思う。あまりに気色悪い。
 個人的にはおもしろかったけども、俺様としては、著しく美しさに欠ける。汚い。

 でもね。
 いやいやこれ、四つん這いのほうがスムーズに入るらしい。たぶん。
 なぜかは知らんが、正常位よりバックのほうが女性とて妊娠しやすいんだそうだ。
 下腹部が締まるのだろうか。それとも、緩むのか。余計な筋肉が開放されて、ムダな力が入らないのか。子宮口が広がるんだろうか? 変に体が折れない分、ずっぽりと奥まで届くからなんだろうか?

 バぁ ──────── ットゥ!!!!!!!!!

 次の瞬間、便所へ猛ダッシュ。
 四つん這いの姿勢がそのままクラウチングとなって、絶好のスタートをきることができた。ウサイン・ボルトの次に速かった。

 吐いた……吐いたね。いやぁ~、思いっきり吐いたよ。
 あれは、風邪の体調の悪さや坐薬の副作用からくるものだけでは、決してなかったはずだ。


 とまあ、そんなこんなで、いまだ治らない北京オリンピック風邪なわけだけども、そんな折、あの DVD が届いたのだよ!!
 あの……あの伝説の DVD がさ!!

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Beijing OLYMPICS, and i love you...

 あ~あ、オリンピック終わっちゃったぁ~……
 早すぎ。惜しい。
 残念極まりない。
 “ なんか淋しくなるなぁ~ ”ってこういうことを言うのかねぇ~……

 次の日の競技スケジュールとにらめっこしながら、テレビ観るためだけに毎日まいにち早起きして、観れないやつは録画してさ。
 なんか張り合いがないっつーか、自分参加型のこと以外ではなんら刺激のない日々にまたどっぷりと浸かっていくのかなぁ~と思うとさ、そんな自分自身が切ないなと。
 応援しかできない自分もまたもどかしいかなと。

 ただねぇ~……
 最後の最後で大風邪っすよ。
 なので、ただいま 38.2 度の高熱にボコボコとうかされながらしたためております。

 それはなぜなら、どぉ~しても、これだけは書きたかったからである!!

 とはいえ、それはもうタイトルのとおりなのであるよ。
 まま、人生で初めてオリンピック全部を観たわけだから、細かいこともいろいろ書きたいことはあるさ。選手の差別化、おいおいバカにしてんのかという環境状況、なんだかとってもずさんな感じ。
 でも、そんなのは、高熱だしてるときにわざわざ無理してまで書きたいことじゃ~ない。実際どうでもよくはないけども、実際どうでもいいんすよ。そんなの。
 しょうもない。

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  • August 25, 2008 8:10 AM
  • 松田拓弥
  • [ SPORT ]

伊調馨さん、伊調千春さん、北島康介さん、福原愛さん、オリンピックの嵐が止まらない。

 毎日まいにち、テレビに釘付け。
 オリンピックってこんなにおもしろかったっけ?
 北京だから? 北京五輪だからなの?
 こんなにテレビ見てるなんざ、小学校以来ではなかろうか?

 一日中テレビの前のソファの上にいる。
 生中継を見て、ハイライトも見て、しょうもない話になったらチャンネルをパッパパッパ切り替えて、今度は録画も観る。

 時に咆え、時に泣き、時に咆え、時に泣く。

 しかし、早くも後半戦に突入である。
 実に惜しい。ずっとやってほしい、この世の祭典。
 まま、それだと “ 4年に1度 ” っていう時間的な付加価値が下がってしまうのかもしらんけど、やっててほしい。
 というより、もっともっとスポーツをテレビで流しててほしいのだよ。

 お笑いとかトーク番組も嫌いじゃないけど、やっぱスポーツっしょ。スポーツっしょ?
 知らないスポーツもたくさんあって、世界中でその競技に熱を上げてる人たちもいて、だけどおれは知らなくて。
 でも、ルールもまったく知らない競技でも、観てればなぜだか白熱する。試合のなかでなんとなくルールが見えてきて、それでもおれには応援することしかできなくて、それでもそれが楽しくて。

 スポーツって、やっぱよくね?
 人生において、スポーツっていうものに熱を上げたことのない人と、そうじゃない人との心のヒートアップ度は、心身ともに月とスッポン。
 これは、そうじゃない人と接してれば、すぐわかる。

 自分がスポーツやったことない人ってのは、人のスポーツの応援もできない。
 どっかで冷めてんだな。
 それが伝わってくる。

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  • August 19, 2008 7:06 AM
  • 松田拓弥
  • [ SPORT ]

『男のウデジMAN』 / Skoop On Somebody おもろいやんけぇ~

 いやぁ~、ヤッバいこれ……
 いやぁ~、マジでヤッバいこれ……

 おもしろすぎる!!

 あんたら、なんやねん!!
 こういう人たちがいるから、やっぱ日本人の頭のなかで “ 関西の人=おもしろい ” っていう絶対的な方程式が完成されてしまうわけでしょ?
 ミュージシャンでしょ?
 めっちゃ歌うまいでしょ?
 なのになんで、なん~でこんなにおもしろいのよ。いちいち。

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第54回江戸川乱歩賞受賞作『誘拐児』/ 翔田寛氏著と『訣別の森』/ 末浦広海氏著を購入

 いやはや、この時期の室温40度超えと相まって毎年恒例となっております江戸川乱歩賞受賞作の購入。
 しかしながら今年は、エルニーニョが気まぐれにエルニーナスとの交尾中なのか、室温もかなり穏やか。
 外はそれなりの暑さ。むしろ、ちょっと涼しいぐらい。夜にはちょっと肌寒い。
 素敵。

 というより、今ぐらいの季節のミッドナイトが一年を通して一番過ごしやすい。
 街灯に群がるクサレ害虫どもが雨上がりに騒がなければ。


 とまあ、そんな納涼はさておき、ここは北国。
 町ゆく人みな、“ んだんだ、んだべや ” とか心温まる会話をひとりぼっちでも交わしてそうだというイメージを持たれつづける北海道。
 んなわけねぇだろ。
 札幌の人間は標準語だ。
 俺様とて、“ 全然訛ってないよね ” とよく褒められる。

 ──── うむ、そこには触れるな。

 本州のほうでは、連日のように36度とか38度とか騒いでおるようじゃが、こちら北海道は札幌にあると、クソ暑いとまではいまだ特に感じたことなし。この夏。
 っつーか、巷ではただいま夏なんだよね? そういう暦の読まれ方してんだよね? そういうシーズンなんでしょ? チューブやサザンオールスターズが日本に夏を告げる季節なんだよね?
 シーズン・イン・ザ・サンですか?

 今夏? おま夏? おまんこナーツ?


 とまあ、そんな脳凌もさておき、このたびやっと本が買えたのだよ、マスキートー女史。
 聞いてくれよ。

──── 見てくれ、オラの稲!!
by 廣川 T

 すっげぇ身内話。
 それは小学校のときの学芸会にて、俺様がなぜか殿様の役で出演した劇中で友人が放った台詞。
 ティーチャーではない。

 当初、俺様は声のみによる出演だった。
 しかし、それがまたたく間にまくれにまくれて、ついぞオンステージ。
 ちょっと小高い平均台の上に乗り、その両脇にはすすき、そこから紙で作ったちょんまげのヅラをつけた俺様が、たっぷり3分はあるだろうぐらいの長ゼリフを中途半端な抑揚をつけて吐きだす。
 そんな想い出。なんとなく有名。
 それもこれも、すべてあのクサレ天パのせいである。

 そう。
 ホント、ここまでくるのには、本当にファンタジックなおとぎ話があったのじゃ。

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  • August 12, 2008 5:06 PM
  • 松田拓弥
  • [ BOOKS ]

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